地震発生時の行動

■ 地震発生時(震度5弱以上の地震が発生した時)の「緊急時行動要領書」より抜粋

<個人としての行動>

@ まず、自分の身を守る。
A 揺れが収まったら火の始末(ストーブなど)。
B 家族の安全を確認。
C 火元の確認。ガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを切る。
D 黄色いハンカチを道路から見える場所に掲げる(家族の安全を確認できた場合)。
E 隣近所へ声をかける。近所に火は出ていないか確認。
F 火が出ていたら大声で知らせる。119番通報する。
G みんなで消火・救出活動。
H ラジオや同報無線放送などで正しい情報を確認する。
I 一次避難地へ避難する。
J 組長の点呼を受ける。点呼終了後は解散する。解散後は余震に注意。
K 自宅が危険な状態と判断される場合は葛ヶ丘中央公園下段の災害対策本部前に避難する。

----

<組長としての行動>

@ 組長(又は代理者)は黄色いハンカチが出ていない世帯の番地と組及び周辺の被害発生状況を記録用紙に記録する。
A 組長(又は代理者)は組長ベストを着用して一次避難地へ行き、避難者を避難状況報告書(安否確認表)に記録する。組長が避難地に行けない場合は代理者が記録する。(避難者・外出者・不明者を把握する。速さより正確さを重視)。
B 組長(又は代理者)は記録用紙を災害対策本部 総務・情報班長に提出する。

----

<各丁目防災隊としての行動>

@ 隣近所で助け合う(要援護者の安全確保・避難支援等)。
A 出火防止を呼びかける。
B 火が出ていたら119番通報して初期消火を行う。消防署と連絡が付かないか、出動困難と見られるときは防災隊消火救出班が出動する。(点呼より消火活動・緊急性のある救出救護活動を優先)
C 防災隊消火救出班は消火活動を行なう。状況を防災隊長に逐次連絡し、対応を依頼する。
D 組長の点呼を受けた各丁目防災隊員は防災倉庫前へ。丁目防災隊を立ち上げる。
E 防災隊消火救出班は救出救助活動を行なう(まず黄色いハンカチが出ていない家)。状況を防災隊長に逐次連絡し、対応を依頼する。
F 防災隊避難誘導班は要援護者の避難を援助し、被災状況を逐次、隊長に報告する。

----

<自主防災会災害対策本部としての行動>

@ 災害対策本部隊員は災害対策本部へ行くことを組長(又は代理者)へ伝え、葛ヶ丘中央公園下段に集合する。
A 災害対策本部隊員は全員で自主防災会災害対策本部を立ち上げる。
B 広域避難所運営班は広域避難所(葛ヶ丘の場合は東中学校)へ徒歩、自転車またはバイクで出動する。
C 総務・情報班長は組長から提出された記録用紙に基づき集計を行ない、丁目の避難状況・被害発生状況を副本部長に報告する。
D 災害対策本部の副本部長は各丁目防災隊長からの報告を受け、地区内の避難状況・被害発生状況を集計し、市災害対策支部(広域避難地 東中学校に設置される)にデジタル無線にて報告する。
E 災害対策本部の副本部長は各丁目の被害発生状況により丁目間の応援を指示する。

----

<復旧活動、避難生活>

1次避難後、消火・緊急性のある救出救護活動後の班別活動、復旧活動、避難生活については別の要領書による。