回覧文書(5月18日付)
葛ケ丘自主防災会 兼子悦知
防災対策のご案内
区民の皆様へ、日頃は防災活動へのご理解ご協力をありがとうございます。
4月24日に行われました掛川市の防災会長会議で、市の防災計画や取り組んでいる事業が説明されました。主なものを紹介いたします。木造住宅の耐震化や家具の転倒防止などについて、ご家庭の住環境について考えていただければと思います。また、消防署からは、火災報知器の設置や点検についての案内がありました。
記
1.掛川市地震から命を守る各種事業の紹介
内容
@ 木造住宅の耐震診断の補助金事業
(無料耐震診断、補強計画の作成、耐震補強工事への最大90万円の補助)
A 家具転倒防止事業(65歳以上のみ等の5カ所まで無料、一般家庭は半額補助)
B 住宅用防災施設の設置補助金(防災ベッドは最大20万円補助、耐震シェルターは最大25万円補助)
C 耐震ブレーカー設置事業(震災時の電気火災を防ぐ目的のものです。最大1万5千円の補助(費用の3分の2以内))
D 雨水貯留設備設置事業(最大5千円の補助)
上記以外にも防災ベッドフレーム設置事業、非木造住宅耐震診断補助事業、ガケ地近接住宅移転事業、ブロック塀等耐震化改修事業、アスベスト除去事業、などがあります。詳細は掛川市役所危機管理課へお問い合わせ下さい。
(Tel 危機管理課、21−1131)
2.住宅用火災報知器について
消防署から火災報知器について、設置場所は寝室と2階が寝室の時は階段にも
設置が必要、また定期的に動作をチェックして、10年を目安に本体の交換を
お願いしますとのことでした。
3.葛ヶ丘区自主防災会からのお知らせ
・避難所運営担い手講座が実施されます。(市の危機管理課主催)
7月7日13:00〜、8日12:30まで(「あすなろ」で一泊)。
ご希望あれば6月3日までに副会長(兼子)までお知らせ下さい。
・6月3日防災講座について(避難誘導班と防災役員が対象)
時間 9:30から11:00 (地区清掃終了後)
場所 葛ヶ丘大会議室 と 中央公園(雨天時は大会議室で行う)
・土砂災害防災訓練が実施されます。(葛ヶ丘も該当区域に属します。当該地区世帯には別途案内します。)
実施日 6月17日(日)午前8:30〜10:30
・自主防災会作成の緊急時行動要領書など、インターネットで閲覧できるホー
ムページ上に載せてあります。また、会議や訓練予定も分かる範囲でお知ら
せしています。ご利用下さい。
必要に応じて、回覧または、隊員の方への案内を出しますので、インターネ
ットの閲覧できなくてもご心配なさらないようにお願いします。
要領書を紙で必要な方は副会長(兼子tel 24-7074)、または各地区長さんまで
お知らせ下さい。
葛ヶ丘防災お知らせ http://www.ne.jp/asahi/yoshikn02/namo/bousai/
葛ヶ丘自治会お知らせと防災 http://www.ne.jp/asahi/yoshikn02/namo/
・緊急の災害時に備えて、水や食料の備蓄にも心がけて下さい。
・避難時に備えて、テントやトイレ問題にも関心をお持ち下さい。
・いざという時にはご近所の方々の助け合いも必要になります。時には組の中でも話題にしていただけたらと思います。
以下の内容は昨年度も回覧していただきましたが、新年度となりましたので、再び回覧させていただきます。
<地震発生時の行動について>
・「緊急時行動」で災害があったとき、各ご家庭で適切な行動がとれますようにお話し合いをお願いします。(家庭での避難計画の作成、平成27年3月、各家庭配布されました「掛川市防災ガイドブック」を利用して下さい)
■地震発生時(震度5弱以上の地震が発生した時)の葛ヶ丘区の「緊急時行動要領書」より抜粋しました。
■<個人としての行動>
@まず、自分の身を守る。
A揺れが収まったら火の始末(ストーブなど)。
B家族の安全を確認。
C火元の確認。ガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを切る。
D黄色いハンカチを道路から見える場所に掲げる(家族の安全を確認できた場合)。
E隣近所へ声をかける。近所に火は出ていないか確認。
F火が出ていたら大声で知らせる。119番通報する。
Gみんなで消火・救出活動。
Hラジオや同報無線放送などで正しい情報を確認する。
I一次避難地へ避難する。
J組長の点呼を受ける。点呼終了後は解散する。解散後は余震に注意。
K自宅が危険な状態と判断される場合は葛ヶ丘中央公園下段の災害対策本部前に避難する。
■<組長としての行動>
@組長(又は代理者)は黄色いハンカチが出ていない世帯の番地と組及び周辺の被害発生状況を記録用紙に記録する。(※組長業務説明会で配布の用紙をお使い下さい)
A組長(又は代理者)は組長ベストを着用して一次避難地へ行き、避難者を避難状況報告書(安否確認表)に記録する。組長が避難地に行けない場合は代理者が記録する。(避難者・外出者・不明者を把握する。速さより正確さを重視)。
B組長(又は代理者)は記録用紙を災害対策本部 総務・情報班長に提出する。
■<各丁目防災隊としての行動>
@隣近所で助け合う(要援護者の安全確保・避難支援等)。
A出火防止を呼びかける。
B火が出ていたら119番通報して初期消火を行う。消防署と連絡が付かないか、出動困難と見られるときは防災隊消火救出班が出動する。(点呼より消火活動・緊急性のある救出救護活動を優先)
C防災隊消火救出班は消火活動を行なう。状況を防災隊長に逐次連絡し、対応を依頼する。
D組長の点呼を受けた各丁目防災隊員は防災倉庫前へ。丁目防災隊を立ち上げる。
E防災隊消火救出班は救出救助活動を行なう(まず黄色いハンカチが出ていない家)。状況を防災隊長に逐次連絡し、対応を依頼する。
F防災隊避難誘導班は要援護者の避難を援助し、被災状況を逐次、隊長に報告する。
■<自主防災会災害対策本部としての行動>
@災害対策本部隊員は災害対策本部へ行くことを組長(又は代理者)へ伝え、葛ヶ丘中央公園下段に集合する。
A災害対策本部隊員は全員で自主防災会災害対策本部を立ち上げる。
B広域避難所運営班は広域避難所(葛ヶ丘の場合は東中学校)へ徒歩、自転車またはバイクで出動する。
C総務・情報班長は組長から提出された記録用紙に基づき集計を行ない、丁目の避難状況・被害発生状況を副本部長に報告する。
D災害対策本部の副本部長は各丁目防災隊長からの報告を受け、地区内の避難状況・被害発生状況を集計し、市災害対策支部(広域避難地 東中学校に設置される)にデジタル無線にて報告する。
E災害対策本部の副本部長は各丁目の被害発生状況により丁目間の応援を指示する。
■<復旧活動、避難生活>
1次避難後、消火・緊急性のある救出救護活動後の班別活動、復旧活動、避難生活については別の要領書による。
<連絡>
・黄色いハンカチが破損、紛失、または転入されたため手元にないという方は、組長さんまでお申し出下さい。