「団地・ダンメン・ピクトさん」は大盛況のうちに終了いたしました。
足を運んでいただいた皆さんありがとうございました。
いつかどこかでまたやります。




まちには、よく見かけるけど気にとめられていないもの、価値がないと思われているもの、見ないことにされているものが数多く存在する。そんなものでもよくよく観察すれば「劇団四季」よりファンタスティックだったり、「ユニバーサルスタジオ」よりエキサイティングだったり、「冬のソナタ」よりもドラマティックだったりする。


 まちにはいろんな楽しみがある。映画、演劇、ショッピング、グルメなどなど。しかし、まちのどこにでもある、一見なんてことないありふれたものにも、それらに匹敵する楽しみを見出せるならまちはもっと楽しく感じられるだろう。そんな、まち観察→再認識→再発見の楽しみを教えてくれる3つのホームページがある。

・解体された町屋の切断面をリサーチした
 「キョート*ダンメンロシュツ」
・団地を執拗に取り上げた
 「住宅都市整理公団
・標識に見られる記号化された人物ピクトサインを観察する
 「日本ピクトさん学会

 1980年代、赤瀬川原平氏は「トマソン」という言葉でまちを観察する面白さを示してくれた。そして2004年次世代トマソンを担う、まち観察系3大ホームページが一堂に会するイベント。

 それが「団地・ダンメン・ピクトさん」

 マニアの間では絶大な支持を得ている3つのホームページのウェブマスターがそろって登壇。Common Cafeの100インチ大画面を駆使したスライドショーを行い、自らのコンテンツにかける思いを熱く語ります。以前からお互いをリスペクトしてきた3人の対談では、はたしてどんな話が展開されるのか!

 また当日、本イベント限定プレミアグッズ(オリジナルTシャツ限定12着)を販売します。

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このイベントのあと

ある人は団地の前でつい足を止めてしまうようになるだろう。

ある人は町屋カフェ巡りよりもダンメン探しが趣味になるだろう。

ある人はピクトさんが気になって気になってしょうがなくなるだろう。

そんな風に皆がそれぞれ気になることを持つようになればまちはより興味深く、よりいとおしく見えてくるだろう。まちを愛することの第一歩はまちを見つめることなのだから。