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井原山  元旦登山     時々吹雪き                   1/1 
  井原山古場岳登山口(10:20) 〜0:20〜 鉄塔 〜0:50〜 井原山山頂(11:35)

山頂(12:20) 〜0:20〜 鉄塔 〜0:40〜 登山口(13:00)

 初日の出登山の予定だったのだが、結局9時半過ぎに自宅を出て古場岳登山口に10時過ぎに到着。途中白糸集落辺りから積雪があり安全運転で到着が遅くなってしまった。
 
 登り始めは日差しもあり、日頃の行いが良いと天気も味方してくれるのかと喜んでいたのだが、鉄塔手前の杉林の中辺りから急変し、吹雪いて来た。横なぐりの雪の中、ポクポクと歩きながら考えたのだ。このまま登って道路の積雪が増えたら無事帰れるだろうか?。車は四駆とは言え、ノーマルタイヤの3分山である。もうじき変え時なのだ。おまけに山頂で吹雪の中 飯を食うのか?寒いだろうな〜。が、話のネタにはなるな。と言うわけでそのまま登頂することに。
 
 この鉄塔の横を巻いて登っていくのだが開けた所で風が強い。少々めげそうになるが、話のネタに、と言い聞かせそのまま登っていく。ここから先は山頂付近まで灌木帯の中を歩くので木々に遮られ風はそれ程強くはない。それに積雪も数センチ。山頂まであと少しと言うところで風も弱くなり所々に青空も見えてきた。体が少し汗ばんできた頃に山頂到着。
   
 山頂標識に取り付けてある温度計を見ると、−8℃かなり低い。これ位の気温九重では経験有るが、地元の低山では初めてだ。おまけに日中の気温なのだ。やっぱり天気予報で言ってた大寒波と言うヤツか。
 風が当たりにくい窪地を探して昼食準備。
 
これだけ気温が低いとお湯がなかなか沸騰しない。ガスが気化しにくいのだ。少量の水を温めコッヘルの蓋に入れその中にボンベを浸ける。これを数度繰り返しボンベを暖めないと火力が出ないのである。お湯を沸かすのも大変だ。メニューはうどんに天ぷら、それに薄切りの餅を加えてコッヘルごと抱えて手を温めながら胃に流し込む。冬の登山で一番幸せな時間である。食べ終わる頃にはぬる〜いうどんになってしまった。
 
日差しを浴びて明るい下界

食事の後パチリパチリとしていたらまたもや吹雪いてきた。下山前に熱い珈琲をと思っていたのだが早々に撤収。帰りは1時間ほどで登山口へ。
 
車の窓ガラスにこびりついた雪を落として無事帰宅。次は晴れた日の登山にしよう。

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