ue

 背振山  三つ葉ツツジのトンネルをくぐりに              2013−5/7
椎原峠登山口 〜0:50〜 林道 〜1:30〜 矢筈峠舗装路 〜0:20〜 
 背振山ガレ場(昼飯・昼寝) 〜0:50〜 椎原峠分岐 〜0:40〜 林道 〜0:20〜
椎原峠登山口
 大型連休(NHK風に)も終わり山も静かになったのではないかと、背振山へ三つ葉ツツジを見に行く。
 8時過ぎに家を出て食料を調達し9時チョイ過ぎに椎原峠登山口に到着。駐車スペースには先客の車が2台。やっぱり連休後なので車は少ない。静かな山行が楽しめそうである。
 軽く準備運動をして登山開始。


この標識の横を通り矢筈峠へ向かう。杉の植林帯を抜け自然林の登山路を登っていくと最初の沢へ。

ここで小休止。今年2度目の山行である。無理をするのは体に良くないのだ。緑のシャワーを浴びながら高度を上げ最初の林道へ着く。

ここから矢筈峠まではおおよそ60分となってはいるが、こんな短時間で登るのはもったいない。あっちでパチリ、こっちでパチリとやりながら登っていく。


この最後の急登を登り切ると舗装路の矢筈峠。


ここまでおおよそ一時間半。と、ようやく平坦路に着いてホッとして歩いていたら三つ葉ツツジの写真を撮っているおじさんと出会ってしまった。このおじさん「シャクナゲの咲いとう所教えちゃろう」「誰にも言うたらイカンよ」と、このあたりではまず見ることの出来ないシャクナゲの咲いている所を教えてくれたのだが、その場所が藪の中。稜線から藪こぎして降りたところの木立の中に一株だけひっそりと花を付けていた。

「ありがとう」と言って一応パチリとしたのだが、又稜線まで上るのに一苦労。これだけでくたびれてしまった。この後ようやくいつもの昼食の場所「ガレ場」へ到着。

稜線上にぽっかりと開けた場所で昼食&昼寝には最適なのだ。


ガレ場に咲いていた三つ葉ツツジ この株だけは色が濃くてとりわけ綺麗なのだ

 先客が2グループ。騒がしさを避けてシートを広げ食後の珈琲を楽しんでウトウトしていたら、賑やかなグループがやってきてすぐ側で昼食を始められてしまった。広い場所なんだからチョットは気を利かせてくれても良さそうなものだが・・・。聞くとはなしに話を聞いていたら「○○さんのご主人一人で山に行きんしゃーらしいよ。性格暗いっちゃろうね・・・」 ほっといてくれ。一人の山行を楽しむ人間も居るんだ。「梢をわたる風の音や小鳥の鳴き声に耳を傾ける風流さは無いのか」と言いたくなったがそこはグッと我慢。

 賑やかなグループが下山するのを待ってこちらも下山準備。ここから椎原峠分岐までの道のりに三つ葉ツツジのトンネルが有るのだ。前回来た時も満開のツツジと花が付いていないツツジとがあって綺麗なトンネルとは言えなかったのだが、今回はどんなだろうと期待半分で歩いたのだが。やっぱり「だが」であった。


こんな感じで登山路に覆い被さるように咲いてはいるのだが、花芽のない株もあって「トンネル」と言うにはチョット寂しいが、やっぱりこの季節ピンクの花は綺麗である。

なだらかな尾根道を降りていって椎原峠分岐へ。この後沢沿いに近ず離れずの道を下ってメタセコイヤの林へ。この降りるコースは樹木が生い茂って薄暗くあまり好きなコースではないのだが、今回途中の植林帯が伐採されていて珍しく明るいコースとなっていた。

この伐採地の向こうはメタセコイヤの林なのだ。ここから元の登山口まではおよそ20分。心地よい疲れを残して無事下山。




新緑の紅葉



黒文字の花



ラショウモンカズラ



三つ葉ツツジ











銀竜草



メタセコイヤの林



TOP
アウトドア