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  井原山      雪上散歩?        曇り           2012−2/10
井原山キトク橋登山口 〜3:15〜井原山山頂 〜2:10〜 キトク橋登山口

 天気予報では今日よりも明日の方が良いみたいだったのだが、朝の太陽を見て急遽井原山登山を決定。
 昨日工房の周りでは積もりはしなかったがかなりの雪が降ったのでさぞかし山ではかなりの積雪があったに違いないと思ったのだ。シミュレーションではホックリと積もった新雪をボフッ、ググッと音をたてながら歩いていく姿を思い描いたのであるが・・・。

 朝急に山行きを決めたので登山口に着いたのは10時少し前。キトク橋コースで登るのはほぼ1年ぶりである。登山口は以前よりきれいに整備されていて今まで空き地に3〜4台と後は路上駐車だったのに、広い駐車場が出来ていた。

実のところこの登山口に着くまでにも雪がアイスバーン状になっているかもと心配していたのだがその気配無し。登り初めてもしばらくの間はちらほらと残雪が残るのみで少々期待はずれの登山となった。それでも、アンの滝につく頃はようやく積雪も5センチを超えるようになり登山路も白く覆われて冬山らしくなってきた。



滝の横にはツララも出来て冬の山を演出していてくれている。これで雪がもっと深けりゃ言うこと無いのだが贅沢は言うまい。この後最後のベンチのある休憩ポイントで2人のおじさんと出会った。登っている人に追いついたのかと思いきや何と、洗い谷コースから山頂に行きそこから下山中とのことであった。時間は11時チョイ過ぎ。洗い谷は雪が深くてコースを見つけるのに難儀したとのことだった。山頂は?と聞くとボチボチの積雪とのこと。ま、あまり期待せずに登りなさいと言うことだろう。それにしても元気なおじさんたちであった。
 
 山頂につづく稜線の中程まで来るとだんだんと雪も深くなって冬山らしい景色になってきた。雪を踏む足音もグッククッ、グッククッと、それらしい音になる。



ここを抜け最後の急登を越すと山頂だ。誰もいない。時計を見ると1時15分。登山口に車は何台も駐まっていたが殆ど縦走組の人たちのだったんだろう。静かな昼食となった。



山頂標識の裏に付けてあった温度計を見ると−3℃。おにぎりを食した後珈琲を飲んでいたら雷山から縦走してきた青年が一人。「井原山の方が雪は多いですよ」とのこと。ほんのわずかの距離なのに積雪量が違うのに気象予報の難しささを認識したのだった。しばらくすると風も出てきたので下山準備にかかる。
 雪山を満喫とまではいかないが、それなりに楽しめた山行であった。