白口岳 沢水登山口(8:20) 〜0:40〜 涸れ沢 〜0;30〜 大岩(水場) 〜0:50〜 見晴らしの大岩 〜0:15〜 涸れ沢分岐 〜1:10〜 稲星肩(稲星分岐) 〜0:20〜 白口岳(昼食) 
〜0:55〜鉾立峠 〜0:10〜 佐渡窪 〜0:15〜 鍋割坂 〜0:45〜 くたみ分かれ 
〜0:25〜 沢水登山口 
 九重登山は2年程中止していたのだが、新聞の紅葉の写真を見て作業で忙しかったのだが、山行きを決行。
 朝5時過ぎに自宅を出て、コンビニでおにぎりを調達し、8時に沢水登山口に到着。もう既に紅葉が始まっている。
 
 車は一台も無し。どうやらこのコースから登るのは誰も居ないようだ。軽く屈伸運動をして、登山開始。
植林帯を抜け歩き涸れ沢を渡って自然林へ入る。しばらく歩くと立木の幹に登山路倒壊の注意札が。この注意札によると稲星山に直登するようになっているが、これは間違いだと後で判明する。
 第一の休憩場所に決めている大岩のある水場に着く途中で、十数頭のイノシシの群れに遭遇する。遭遇と言っても30m程先の登山路をドッドッドッドッと駆け抜けて行っただけだが、少々びびってしまった。
 
少々解りにくいがこのショットの中に3頭のイノシシがいる
 第2の休憩場所と決めている涸れ沢の大岩で大休止アンドパチリタイムである。振り返ると雲海の向こうにお釈迦様が見える。

荒れた涸れ沢の登山路
これから先倒壊した沢の登山路をロープを頼りに上り詰め、鳴子山の壁面を斜めにトラバースし、稲星山の肩にたどり着く。登山口近くの注意札は間違いで鳴子山直登が出来ないだけで、この稲星山肩へのコースは問題なかったのだ。ここから白口岳山頂へはおおよそ20分程で到着。緩い斜面を登っているとようやく初めての登山者と遭遇する。九重でこんなに静かな山行が出来るとは思いもしなかった。これは高速道路料金が土日千円となったため、登山者が土日に集中しているためかも知れない。これは山にとって良い事なんだろうか。疑問である。
 ここまでの行程時間は4時間弱。久しぶりの本格的な登山にしては上出来か。途中何度か引き返そうと思ったが、登って良かった。眼下には佐渡窪の錦絵が見える。

白口岳から見た佐渡窪

山頂の標識をパチリとしておにぎりタイム。いつもだとこの後お昼寝タイムとなるのだが、今回は残りの行程時間を考えて、早々に下山開始。鉾立峠へ急斜面を直下行しそれから10分程で佐渡窪へ到着。ここは坊がツルをこぢんまりしたような地形となっていて四方の山が秋の色に染まっている。時間が許すのならずっと此処にとどまっていたいと思うのだが、太陽も大分傾いてきたし、暗くなる前に登山口に戻らなくてはと、泣く泣く佐渡窪を後にした。これから先はしばらく自然林の林だがその後薄暗い植林帯を抜けなくてはならないのだ。いつも感じるのだが、下山の時は何となく気持ちが沈むのである。それがこのコースでは薄暗い林の中を降りていくので余計増幅されて急ぎ足で下山となる。
 登山口にたどり着いたのはまだ明るい4時半。朝山に入っておよそ8時間。たっぷりと遊ばせて貰った。
朝の登り始めも雲海の上に浮かんでおられたが、下山後の駐車場からも相変わらず雲海の上に浮かんでおられるのが見えた。無事下山出来たことに感謝の両手を合わせ、疲れを癒す温泉へ・・・。
















































































































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 九重 白口岳             錦秋の山       晴れ       2009−10/23