数日前工房に見えたお客さんから、井原山の三つ葉ツツジの情報を仕入れていたので、背振山の三つ葉ツツジのトンネルを期待し、早めに自宅を出発。
車谷コースの登山口には車が1台も無く一番乗りであった。登山準備をしていると2〜3台の車が上ってきた。
一組のご夫婦と抜きつ抜かれつしながら新緑の沢沿いの登山路を登っていく。こう書くといかにも健脚のようだが、要するに、片一方が休憩している時に、お先にと抜いていくだけの話である。
新緑のシャワーを浴びながら沢を登り詰め、矢筈峠へたどり着く。ここからいつもの食事&昼寝の場所、ガレ場まではツツジのトンネルを抜けてすぐである。が、ツツジが咲いていない。チョボチョボと申し訳なさそうに花を開いているだけである。ガレ場では先客が居て、情報交換をされていた。その話を総合すると、「桜の開花も早かったし、ツツジも早く満開になるんじゃないかと来てみたら、そうでもなかった。それに今年は裏年なのか、花が少ない。鬼が鼻のシャクナゲは綺麗らしい。」とこういう事である。それでタイトルの「三つ葉ツツジのトンネルを・・・」と「・・・」が付くのである。
時計を見ると11時。腹は減っていないが、とりあえずおにぎりを一個頬ばったものの、昼寝する気にはなれず、適当にツツジをパシャリ。
早々にガレ場を後にし本来ならピンク色の三つ葉ツツジのトンネルを抜け、椎原分岐へ下る。
登山路の脇申し訳なさそうに三つ葉ツツジが花を付けている
いつもならこの両脇ピンク色に染まるのだ |
椎原分岐で小休止。ここでおにぎり2個目。10分ほどの休憩の後、急な樹林帯を抜け登山口へ。車にたどり着いたのは何と、13時である。いつもの山歩きなら、この時間は山頂の昼寝の時間なのだが・・・。
たまにはこんな山歩きも良いかな。
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