大船山 紅葉を探して     曇りたまに晴れ  山頂の気温18度   2005-10/12
大船山岳麓寺登山口(8:15) 〜1:00〜 第二ゲート 〜0:30〜 風穴分岐 〜

1:00〜鳥居窪 〜1:40〜 大船山山頂(12:25) 〜1:00〜 鳥居窪 〜

0:50〜 風穴分岐 〜0:40〜 第二ゲート 〜1:00〜 登山口 
 久しぶりの登山と言う事で、気合いを入れて朝5時出発。未だ夜が明けない暗闇の中太宰府インターへ。高速道路に乗るとようやく夜が明けてきた。天気曇り。昼から晴れるとの天気予報を信じて、一路大船山へ。8時大船山登山口到着。入念に準備運動をして登山開始。見上げる山頂は雲の中である。天気予報じゃ晴れると言いよったばって大丈夫やろかと、半分祈りながらのんびりと登っていく。
 途中牛を除けながら牧場道歩いてく。草ボケや竜胆(りんどう)の花をパシャリとしながら・・・。え!草ボケは春の花じゃなかったかいな???。ボケたんだろうか。あちこち朱色の花を付けているのだ。

異常気象で
草ボケもボケてしまった?
チョットごめんと声を掛けながら
横を通らせてもらう
当然の事ながら
落とし物有り
 
 牧場道を通り第二ゲートまで約1時間。ココまでは順調。ココより風穴分岐までは軽い登り。それから鳥井窪まではややキツメの登りだ。ここで後から来た夫婦の登山者に追い抜かれる。相変わらず山頂はガスの中。鳥井窪で大休止。これから山頂までキツイ登りなので体調を整えないと、山頂までたどり着けないのだ。
 体力も回復し、最後の登りを歩き始める。登り初めて気が付いた。独り言を言っているのだ。歩調に合わせて「ナンダコーリャ、オイサッサ」「エンヤーコーラ、ウーホウホ」「エイサホイサ、ウッヒッヒッ」等々。まるで変態である。登山者が少なくて良かった。工房でも一人だし、山登りでもソロが多いので会話に飢えているのだろうか。ここらで山中間募集をした方が良いのかな。条件は問はずだが、男は不可にしよう。むさ苦しい男は自分一人で充分だ。出来れば山頂で食べる昼飯を作ってくれる人が良いな。何ぞと下らないことを考えている間に山頂に着く。キツい時は頭の中を他に向けるのが一番だ。

 山頂は先客が3組10人程。周りを見回すが、ガスで遠くの山が見えない。時折日が差して始まったばかりの紅葉が垣間見える程度である。一週間早く来すぎたようだ。

山頂標識
向こうは三股山が見えるはずだが
メインルートの段原が
ガスの切れ間に顔を出した
帰りがけに山頂を振り仰ぐ

 コンビニで買ってきたおにぎりを食べ、お茶を飲み、珈琲を落として、チョット昼寝して、相変わらずいつものパターンである。1時間程山頂にいて、下山開始。山頂から30分少し下った所で、登ってくるおじさんと出会う。このおじさん、風穴分岐まで降りた所で、追いつかれてしまった。速すぎる。天狗か?それとも僕の方が牛歩なのか。多分そうだろう。下山時の牧場道で、季節に従順に咲いた草ボケが実を付けていたので採って帰る。これで草ボケ酒を作るのだ。
 下山後はいつものように七里田温泉へ。紅葉には少しばかり速かったが、まあよしとするか。
     
ガスの切れ間に顔を出した御池










少しずつ木々が色付き始めている









狂い咲きの草ボケ
草ボケの実 直径3センチ位 花梨に似た香がする





写真はこの下

アウトドア
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