福万山(ふくまやま)(湯布院) 新緑ハイキング 薄曇り 2005/05/10 |
福万山登山口 〜0:35〜 変電施設(第2登山口) 〜0:15〜 杉の植林 〜0:15〜 涸れ沢 〜0:20〜 草付き斜面 〜0:25〜 尾根道 〜0:25〜 最後の分岐 〜0:10〜 山頂(昼飯・昼寝) 〜0:10〜 分岐 〜0:20〜 ブナの大木 〜0:20〜 舗装路 〜0:07〜 変電施設 〜0:35〜 登山口 |
久しぶりの登山となった。朝4時に自宅を出る。 湯布院の東側にある標高1236mのなだらかな山だ。登山口到着は6時少し過ぎ。山支度をして7時前に出発。天気は薄曇りで少し肌寒い。絶好の登山日和だ。軽く準備運動をして草原状の大地を登っていく。15分ほどで樹林帯に入る。時折差し込む日差しを浴びて若葉がきみどり色に輝きだす。今の季節しか味わえない至福の時だ。 のんびりと歩いていくと、いきなり小さな変電施設がある空き地に出る。ここまで車で来ることも可能なのだが、せっかくの気持ちの良いコースだ。歩かないと勿体ない。この先30分程一部杉の植林帯もあるが、明るいクヌギやブナなどの明るい林の中を歩いていく。樹林帯を抜けるといきなり小灌木が点在する草付きの斜面が現れた。このコース唯一の急斜面だ。斜面と言っても駅の階段位の角度なのでたいしたこと無いが・・・。此処まで来ると視界が開け麓の町や上ってきたルートが見える。道は右に左に分かれているが最後は尾根道に収束するようだ。一番楽そうなコースを選んで登っていくと、小さなアップダウンの尾根道の向こうに福万山山頂とその向こうに由布岳が春霞に浮かんでいる。るんるん気分で写真を撮りながら歩いていくといつの間にか山頂だ。視界は360度。由布岳が目の前に見える。春霞がなけりゃもっと綺麗だろう。後二つ残念な事が・・・。町に近いので騒音(かすかではあるが)と眼下のゴルフ場。それと、時折「ドーン・ドーン」と聞こえる自衛隊の大砲の音。眠りが覚まされるのだ。もっとも昼寝に登る方がチョット変か。 草付きの斜面 これ位の角度 山頂 向こうに由布岳 ミヤマキリシマと由布岳 しばらくすると、おじさんが登ってきたので山頂を譲り、下山開始。下山路は、ブナの大木が有ると言うコースを選ぶ。山頂より10分程下ったところから左に向かって降りていく。ミヤマキリシマが点在する草付き斜面を下っていくと、林になり、その中にブナの木があった。大木と言うには恥ずかしいような、根本直径50センチ程のブナの木だった。これから先背丈程の竹の中を歩いていくと、いきなり舗装路に出た。ゴルフ場の道だ。後は変電施設まで未舗装の道を行き、登りとは別のルートを取り登山口まで戻る。このルート、栗の木が茂る林の中を歩いていくのだが、薄暗くてあまり気持ちの良いものではなかった。この福万山はメインルートを上り下りに使うのが一番ベストのようだ。 又来よう。 |
こんな気持ちの良い 登山路を登っていく |
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あ |
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林の中で見つけた クロモジの木 光を浴びて 輝いている |
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馬酔木の新芽 僕はこれを 春の紅葉と 呼んでいる |
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「ヒメハギ」 姫萩 それ程珍しい花では ない。と図鑑に出て いたが、今回初めて 観察した |
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「リュウキンカ」 立金花 きんぽうげ科 本来は湿地の花らし いが、草原状の稜線 で咲いていた。 この黄色よく目立つの だ。 |
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「バイカイカリソウ」 梅花碇草 この花も初めて見たよ うな気がする。 |
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ミヤマキリシマ この花を撮らないと 九重に来た意味が 無い? ん! ココは湯布院だった |