車谷コース登山口　～０：４５～　林道　～０：５０～　矢筈峠　～０：１０～　ガレ場（昼食）　～０：４５～

椎原峠分岐　～０：３５～　林道　～０：４０～　登山口

　
　１１日の九重登山が気象悪化の為中止になり、以前より予定していた近場の山、背振山に登ることにした。１０日朝の打ち合わせで中止になったので登山開始は１０時頃となる。登山口で出発準備していると、オフロードバイクに乗った青年がやってきた。鬼ヶ鼻岩に登る最短コースを聞いてきた。景色が良いと聞いたので、そこに行きたいとのことであった。途中の行程も楽しめる縦走コースを奨めたのだが、どうも彼の興味は鬼ヶ花岩だけらしい。最短コースを教えたが、彼は途中の楽しみはあんまり興味がないらしい。もったいないと思うのだが。　　出発が少し遅くなったが、登山口から残雪が見え少しワクワクする。沢沿いに登り、林道を横切って又沢沿いに登っていく。ここらあたりから気持ちの良いコースになるのだ。残念ながら冬椿には少し遅すぎたようで、　落ちた花が土色に変色し始めていた。草木が萌え出す頃には大地に還るのだろう。しかし残雪は沢を登り詰めるに従って段々と増えてきた。

途中で谷の向こうを振り返ると見るも無惨な姿の山が・・・。大雨や、台風が来ると表土は流れ去り谷を埋めるのだろう。日本の林業は悲しいね。気持ちをリフレッシュするために山に来ているのにこんな景色を見せられると「何だかな～」と言う気分になる。
　矢筈峠から椎原分岐までは稜線歩きである。途中のガレ場で昼食を摂ったが、荒れ模様の天気で、さっさと昼食を済ませ椎原峠へと向かった。ここで昼寝をする予定だったが残念。稜線は強風と日差しで雪は殆ど消えていた。下りも途中で林道を横切り、メタセコイヤの林の中を抜けて行ったのだが、途中で「なんだかな～」。を又見つけてしまった。森林監視員の注意文書でつる植物も生態系の一部だから切り取らないように　

　　と書いてあるのだが、木に画鋲で止めているのだ。画鋲程度のキズだと木の成長には影響無いかもしれないが、見た目「何だかな～」である。
　早く下山出来たのでこの日は仕事場に行き作業をする。　　