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『ナノフォトニクスの展開』

ナノフォトニクス工学推進機構 編
大津元一 監修
橋本正洋・大津元一・成田貴人・黒田 亮・西田哲也・川添 忠・八井 崇・成瀬 誠

四六判 188頁 定価1890円(本体1800円+税)
ISBN978-4-946553-28-8 C0055

《内容》

 ナノフォトニクスは純日本産の技術であり、光技術の限界を打破します。また、その概念と基礎研究は日本が世界を先導しています。応用技術がいよい よ実用化段階を迎えるため、世界各国でも開発を進めています。それに呼応し日本の産業界でも多数の方々がさらに大きな興味をもつようになりました。
 本書では、ナノフォトニクスの応用技術がどこまで達しているか、どこに向かうのかをわかりやすく解説してあります。

《主要項目》

第1章 NEDO特別講座とナノフォトニクスへの期待
NEDO特別講座/ナノフォトニクスへの期待

第2章 ナノフォトニクスの深化と広がり
ナノ系の雲としての近接場光/技術のシーズと社会のニーズ/今後の展開

第3章 ナノフォトニクスを支える分光分析の最先端
分析は縁の下の力持ち/ナノフォトニクスのためのナノフォトニクス/近接場分光分析装置のしくみと特長/見えないものが見える/新しい現象を発見!

第4章 ナノフォトニクスからリソグラフィへ
超微細加工技術に対する社会の期待/近接場光リソグラフィの現在/近接場光リソグラフィの未来

第5章 ナノフォトニクスが切り拓く大容量光ストレージ
大容量化への壁/近接場光への期待/近接場光による高密度記録への挑戦/高効率近接場光プローブ/大容量光ストレージへの道

第6章 ナノフォトニクスによる光デバイス
光デバイスへの要求と問題に対応するには/近接場光を介した量子ドット間のエネルギー移動/近接場光エネルギー移動の制御/光ナノファウンテン/室温動作デバイスに向けて/ナノフォトニックデバイスのための加工/今後に向けて

第7章 ナノフォトニクスによる微細加工の最先端
ナノ寸法加工の必要性/ナノ加工基本編/ナノ加工中級編/ナノ加工応用編/ナノテクの先を目指して

第8章 ナノフォトニクスで始まる光情報通信の新展開
情報通信システムから見たナノフォトニクス/システムを小さくする/新しい機能をつくる/今後の展開


米田出版 発行