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『メディカルエンジニアリング』

 

立石哲也 編著

執筆者(執筆順) 
立石哲也/本間一弘/山田幸生/葛西直子/二川佳央/鎮西清行/植田康弘/多比良和誠/小熊徹彦/大川淳/大森健一/山根隆志/児玉亮

A5判 272頁 定価 (本体3600円+税)
ISBN4-946553-06-1 C3055

《内容》

 メディカルエンジニアリングは、生命組織体の構造と機能を理工学的視点から理解するために、生体分子、細胞、組織、器官、器官系、個体という高次 階層レベルにおける挙動を解析し、生命の総合性を解明すると共に、医学における検査、診断、治療、リハビリテーションなどに新しい技術を提供するものであ る。
 医療・福祉、ヘルステクノロジーなどの生活関連産業はもとより、ゲノム・細胞組織工学、バイオテクノロジーなどの生物関連産業においてもメディカルエンジニアリングの重要性はますます高まっている。
 このような事情を考慮して、本書では、基礎的な生体力学、生体材料学、生体情報学などの応用分野としての医療・福祉工学に加え、時間と生物の世紀といわ れている21世紀にその発展が最も期待されている遺伝子・細胞組織工学を加えて体系的に論じ、各界の要請に応えるものである。

《主要項目》

第1章 メディカルエンジニアリング
生体工学と医療福祉工学の関係/検査・診断機器の現状と動向/手術・治療機器の現状と動向/人工臓器・生体材料の現状と動向/医療の将来像/福祉工学の研究の動向

第2章 画像診断技術
MRI/光による生体診断/SQUID/画像診断機器の分類と特徴

第3章 治療技術
レーザ治療/ハイパーサーミア/手術ロボット/マイクロマシン/遺伝子治療

第4章 医用材料・人工臓器
医用材料と人工臓器のパラダイム転換/人工骨・関節/人工心臓/生体軟組織基盤材料/生体組織工学


米田出版 発行