A5判 並製 174頁 定価（本体2300円＋税）
ISBN4-946553-32-5 C3058
《内容》
本書では、マイ
クロ空間を利用したマイクロ化学技術について概説し、マイクロリアクタの作製法、マイクロリアクタの特徴そして実際の応用例について紹介する。マイクロリ
アクタの技術は発展途上の技術であり、大学生や若い研究者、技術者が興味を持っていただければ幸いである。
《主要項目》
第１章 マイクロ化学
マイクロスケール／マイクロリアクタ／マイクロ化学とナノテクノロジー／ナノリアクタ／マイクロ化学プロセス
第２章 マイクロリアクタを作る
マイクロリアクタの分類／材料／フォトリソグラフィーおよびエッチング／機械加工／その他の流路形成方法／接合方法／チューブの取り付け
第３章 マイクロ流路と流れ
連続流体／層流、乱流、レイノルズ数／流れの数値シミュレーション／圧力損失／電気浸透流／速度分布／多相流／拡散／マイクロミキサ／混合性能評価／伝熱／熱交換器／反応流路の加熱・冷却／マイクロ流路の閉塞
第４章 マイクロリアクタの設計
スケールアップとナンバリングアップ／マイクロ化学プロセスの概念／微細管型反応器の反応工学／マイクロリアクタを用いた反応操作／マイクロリアクタを用いた非定常操作
第５章 マイクロ燃料電池システム
マイクロ燃料電池／燃料電池システム／改質システムによる水素製造／構造体触媒／マイクロチャネルへの触媒被覆法／マイクロ構造体触媒／マイクロリアクタを用いた気相反応
第６章 液相系の反応への応用
温度制御性の利用／高速混合速度の利用／滞留時間制御／化学物質のオンデマンド生産による安全性向上／反応速度・収率の向上／微粒子合成／マイクロ化学プラント
米田出版
発行