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  『住居医学(X)』



     筏 義人・吉田 修 編著
     吉田 修・坂部 貢・木村 穣・角田正史・熊野宏昭・中村陽一・森 千里・
     柳沢幸雄・相澤好治・内山巌雄・川上裕司・御守里絵・浅田秀夫・
     濱田信夫・富和清隆・高橋幸博・村上能庸・筏 義人 著

     四六判 184頁 定価 (本体1800円+税)
     ISBN978-4-946553-50-9 C0052






《内容》

 住居医学では、病気やストレスなどの視点のみでなく、快適さなども含めて、「住む」を医学的にとらえて研究しています。

《主要項目》

第1章 住居医学おぼえがき(三)―総括的おぼえがき―

第2章 身の回りの化学物質と健康障害
既存の中毒の概念と微量化学物質曝露影響/微量化学物質曝露と精神疾患/微量化学物質とアレルギー/微量化学物質による健康影響とその個人差要因/新規化学物質とその影響/化学物質(粒子)の分析・分布

第3章 室内汚染物質の健康リスク評価
リスク評価の枠組み/WHOのIndoor Air Quality Guidelineの概要

第4章 住居に発生する昆虫と微生物との関係
住居に生息する小昆虫類と微生物/小昆虫と微生物との関わり/タバコシバンムシから分離された細菌と酵母菌/タバコシバンムシから分離された糸状菌(カビ)とマイコトキシン産生能

第5章 住環境微生物に対する自然免疫応答
自然免疫とは/皮膚と自然免疫

第6章 住環境にいるカビ
住まいの変遷/浴室の変遷/電化製品とカビ/身近なカビと健康

第7章 親子レスパイト
今日の小児医療の課題と緩和ケア/子供ホスピスとレスパイト/親子レスパイト/奈良親子レスパイトが目指すもの

第8章 病室環境の新生児・小児の生理機能への影響
新生児・小児の睡眠/光環境の脳機能への影響/NICUの環境音の解析/病室環境とストレス/これからの新生児・小児の病室環境

第9章 住居内アレルゲンの検出と失活化
アレルゲンの検出/アレルゲンの失活化


米田出版 発行