内田　実 著
　
   A5 判　横組　並製　164頁　定価（本体2000円＋税）
    ISBN978-4-946553-47-9　C3011


 

《内容》　

　この本の目的は、自分に合った学習方法を自分で設計することです。その学習方法の効果や効率を自分で評価し、向上していくことができるようになることで す。そして、何よりも、何のために学習するのかを明確にして、自分の学習意欲を喚起し、学習を生涯にわたり継続していくことができるようにすることです。
　そのために、画一的な学習方法ではなく、自分に合った、効果的、効率的で、魅力のある学習方法を開発する方法を学習できるようにしてあります。

《主要項目》

はじめに
学習力のない人は生き残れない／なぜ、この本を書こうと思ったか／対象者／この本の利用方法

第1章　学ぶとはどんなことだと思う？
学習とは記憶することと思っていないか／不活性知識、不活性能力／活性知識、活性能力

第2章 「学習力」とは何か
何のために学習するか／学習力とは（学習基盤社会）／自分の欲求は?

第3章　 狭義の学習
狭義の学習とは／直接の学習目標：KSA／上位の学習対象

第4章　 インストラクショナルデザインモデルの活用方法
インストラクショナルデザインとは何だろう／ADDIEモデル（Lee & Owens）／学士力モデルと大学モデル／学習者のモデル：学習基盤社会

第5章　 ニーズ分析：あなたはなぜ学習しなければならないのか
ニーズとは何か、学習におけるニーズとは／ニーズ調査の対象／ニーズ分類／ニーズ分析方法

第6章　 学習者分析：あなたはどんな学習者？
学習の心理学的要因／あなたはどのような学習者ですか？

第7章　 タスク分析と知識、技術、態度
タスク分析って何だ？　職務、職責、タスクについて／事例／タスク実施に必要な知識、技術、態度（KSA）／タスクの中の重要な項目：重要項目分析／あなたの将来なりたい職業、夢のタスク分析をしよう

第8章　 学習目標分析
学習領域／学習目標とは何か／学習目標は構造化される／学習目標の5要素／学習目標を書いてみよう

第9章　 メディア分析
学習スタイル／学習メディア／あなたに合うメディアは？

第10章　 あなた自身の学習の設計と評価
効果的に学習するにはどうすれば良いか／学習意欲がなければすべてパー!!!／カークパトリックの4段階学習評価を使って評価

おわりに―この本を読んでいただいた方へ ―

米田出版 発行