イギリスはおいしい。

食道楽日記

2005年イギリス編その2

 4日目はパディントン発9時5分の電車でクリスティの故郷、トーキーへ。クリスティーゆかりのグランドホテルでの遅めのランチをいただいたり、おいしいインド料理を食べたり・・・。翌日の夕方にはロンドンに戻り、その次の日は、久々にシー・シェルのレストランでフィッシュ&チプス、その日の夕方には、ハロッズのティールームでアフタヌーンティーをいただいたり、と、食的には盛りだくさんな3日間。

年月日  日 記
5日目

ホテルにて
 なんと3時半ごろから目が覚めてしまい、仕方なく4時半ごろ起床。とりあえず、前にMarks & Spencerで買ったフルーツゼリーとチェリー入りのチョコを食べた。

パディントン駅にて
  列車の時間にはまだ早かったが、日本に帰国する日、重たくて大きな荷物を持った状態で地下鉄に乗れるかどうかをチェックするため、7時ごろにホテルを出た。ラッシュアワーかと思いきや、電車は思いのほかすいていた。荷物を持って歩かなければならない階段の段数もそれほど多くない。何とかなりそうな感じだった。
 パディントン駅の構内で菓子パンを買って朝食にするつもりだったが、駅の周りをうろつくうちに、フルイングリッシュブレックファーストが£3.20の店をみつけたので、紅茶と一緒に注文。店のおじさんも感じがよく、なかなか上機嫌で朝食をとることができた。この後また、駅の周りをぶらぶらしてみたところ、£2.99で同様の朝食をとれる店もあったので、パディントン駅周辺では、手ごろな値段でイングリッシュブレックファーストにありつくことができるようだった。
 列車に乗る前に、パディントン駅構内にあるMarks & Spencerでフルーツジュースをゲット。

トーキー・グランドホテルにて
  この後、9時5分発のプリマス行きに乗ってトーキーに向かったが、列車が1時間遅れ、トーキーについたのは、13時過ぎ。タクシーで予約を入れておいたB&Bに行きチェックイン。tourist information centreで情報を仕入れて、トーキーミュージアムを見た後、ランチをとるべく、クリスティーが最初の結婚の新婚旅行で泊まったというグランドホテルをめざした。グランドホテルはトーキー駅の目の前にある。歩いて何分かかるかを知るのにもちょうどよいと思って歩いてみたが、重たい荷物なしでも、ゆうに20分はかかり、炎天下だったこともあり、途中で何度かバテそうになってしまった。
 グランドホテルでは、スープとパン、食後にアップルパイと紅茶をオーダー(約£10)。クリスティーが来たころは新築だったのだろうが、今はちょっと殺風景な感じ。でも、窓から見えるトーキーの海はきれいで、のんびりと遅めのランチを楽しんだ。

トーキー・インド料理屋にて
 一人旅なので物騒かも、と迷ったが、結局、8時半からのナイトクルーズに参加することにした。その前に通りかかったインド料理屋さんで夕食。ベジタブルカレーにナン、そしてタンドリーチキンを一切れ。どの料理も私の味覚にぴったりで大満足。食後には、リキュールを軽く一杯とチョコレートをサービスしてくれたのだが、このリキュールのおいしいことといったら。。。すっかりご機嫌になった私であった。
6日目

トーキーのB&Bにて
 朝起きて、まず、部屋に備え付けのお茶セットでコーヒーを飲んで朝の散歩へ。
 散歩から帰ってから朝食をいただいた。これが今回の旅では唯一のB&B泊まり=お手製のイングリッシュブレックファースト。朝食を食べる部屋の壁際にシリアルとミルクが置かれていて、セルフサービスで好きなものをとる仕組みになっていた。テーブルに着くと、まずグレープフルーツが運ばれてきた。旅行中は、果物を食べる機会が減るので、こんなメニューはありがたい。そして、トーストとスクランブルエッグ&ベーコン、ビーンズにソーセージ、そしてマッシュルーム、揚げパン、トマト。十分にイングリッシュブレックファーストを堪能させていただきました!

コッキントンヴィレジのカフェにて
 10時のバスで、トーキーからほど近いコッキントンヴィレッジへ。散策した後、カフェでサンドイッチとスープ(£7.45)。スープを頼めばパンが付いてくるのをうっかりして、サンドイッチまで頼んでしまったので、かなりボリュームがあるランチになってしまった(笑)。庭ではピアノが演奏され、のどかな雰囲気。コッキントンヴィレッジはとてもラブリーな村であった。

パディントン・シンガーポール・サムにて
 1時半ごろのバスでトーキーに戻り、トーキーからNewton Abbotを経由して、夕方、ロンドンに到着。ホテルに戻ってから、どこかに夕食を食べに行く気分ではなかったので、パディントン駅構内になるシンガポール・サムでチャーハンと酢豚の夕食(£6.80)。ヴィクトリア駅にも似たような店があって何度か利用したことがあるが、テイクアウトもできて便利である。

ノッティングヒル・ホテルにて
 駅前のMarks & Spencerで、大好物のイチゴとチェリーを買い込み、デザートに。あ、もちろん、こんなにいっぺんに食べてませんってば。ははは。
7日目
ちょっと一服
アフタヌーンティー
夜?

ベイカーストリート・シー・シェルにて
 ベイカーストリートにシー・シェルというフィッシュ&チプスの店がある。老舗ということで有名らしく、私もはじめての個人旅行(つまり、2度目のイギリス旅行)の際に訪れた。それっきり忘れていたのだが、2003年に旅をした際、ロンドンで働いていたK氏の口から久々に「シー・シェル」の名を聞き、再び訪れてみようと思い立った。が、そのときは、店の場所を思い出せず仕舞い。今回は、そのリベンジとばかりにでかけてみた。早い時間だったからか店内はかなりすいていたが、久々のフィッシュ&チプスはおいしかった。レストランからすぐの所にある店ではテイクアウトもでき、こちらのほうが断然安価。フィッシュ&チプスとサラダ、コーラで£13.70+チップ。

カムデンロックにて
 プリムローズヒルに行った帰りに乗ったバスがカムデンロック方面行きだったので、予定外だったがカムデンへ。搾りたてのオレンジジュースを売る店があり、私も小ボトルを1本。

ハロッズのティールームにて
 できれば、夕食代わりにレスタースクエアの中華街で飲茶でも、と目論んでいたが、カムデンロックからハロッズに足を伸ばしたので、時間的に飲茶は無理そうだった。せっかくハロッズに来たのだから、というわけで、これまたはじめての個人旅行以来入ったことのなかったハロッズのティールームでアルファヌーンティーセット(£18.95+チップ)をいただいてみた。さほどお腹がすいていなかったこともあり、サンドイッチとスコーンを食べきれず、「持って帰りたいんですが、袋に詰めていただけますか?」と頼んでみたところ、快くケーキ用の箱に入れてくれた。今回の2つのアフタヌーンティーを比べると、量、味、値段とも、フレミングスホテルに軍配!って感じであるが、サービスはまずまず。さすがハロッズのティールーム!ってところでしょうか。

ノッティングヒル・ホテルにて
 ホテルに帰った後、フルーツジュースを1杯。おいおい、糖分のとりすぎだぞですって?!(笑)

(2006.3.26)

その1


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