カンタベリー大聖堂
カンタベリーと聞いて、まず、思い出したのは、学生時代、歴史の授業で習ったチョーサー(Geoffrey Chaucer)の「カンタベリー物語(Canterbury Tales)」である。そして、「天国への門」と呼ばれている場所に行ってみたいなー、とも思った。
ビクトリアのコーチステーションからカンタベリーまで1時間50分。残念ながら、私が行ったのは、ちょうどイースター・マンデーの日だったので、カンタベリーのお店のほとんどはお休み。さすが、「天国への門」といわれているだけあって、徹底してますねー。というわけで、カンタベリー大聖堂を見たあと、帰りのバスまで手持ち無沙汰だなー、と思ったこともあって、バスに飛び乗り、ドーバーまで。フランスとの海と陸の窓口にもちょこっと寄ってまいりました。
カンタベリー大聖堂
1170年に、トマス・ベケット(Thomas Becket)が、ここで殉教して以来、カンタベリー大聖堂は、中世時代、巡礼都市の代表格になったという。大聖堂や寺院、教会を訪れると、どこに行っても、厳粛な気持ちになるけれど、カンタベリー大聖堂もしかり。張り詰めたような冷たい空気は、これが天国への門なのかなぁ、と感慨深くさせるものがありましたね。
左1:カンタベリー大聖堂の入り口
左2:イースター・マンデーということもあって、町には昔の扮装をした人がたくさんいた
右1,2:カンタベリー大聖堂内では、1ポンド払えば、誰でも写真を撮ることができる。許可の目印に、腕章をつけさせられて、なんだかとっても照れくさかった記憶がある。
ドーバー
バスを降り立って、はて、どっちがドーバー城かしら?、と思いながら、クリフトップという所をえんえんと登って行ったら、きゃー、反対側にドーバー城が見えるではないですか!! ずいぶんと急な坂を登りつめてかなり疲れていたけれど、ドーバーまで来てお城に行かないのもしゃくにさわる。引き返して、ドーバー城まで行こうとがんばったのはいいけれど、またもや、見えていながら、入り口がみつけられない。道行く人や、ポリスのお世話になりながら、やっとドーバー城にたどり着き、もう、すっかりへとへと。
左:ドーバー城;中央:ドーバーの海が見える;右:ドーバー城からの眺め
聖アウグスティヌス修道院
6世紀、聖アウグスティヌス(St Augustine)が布教後に立てたという修道院。ドーバーから戻って、まだ時間があったので、じゃぁ、もうちょっとがんばって、行ってみるべー、と足を延ばしてみました。
右:飛行機雲がきれい。
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