2006/05/03〜2006/05/08メキシコ
（メキシコシティ、クエルナバカ、タスコ、テオティワカン）
2006/05/03〜2006/05/08 UA852 05/03 成田 サンフランシスコ 16:15 − 09:22
UA977 05/03 サンフランシスコ メキシコシティ 11:12 − 17:29
UA970 05/07 メキシコシティ サンフランシスコ 07:09 − 09:45
UA837 05/07 サンフランシスコ 成田 11:28 − 14:15（+1）
ワールドトラベルシステム【Free-Bird】で購入。\133,000＋税 計 \144,760
05/03（水） 成田 → サンフランシスコ → メキシコシティ → クエルナバカ9:20サンフランシスコ着。日本との時差は16時間。乗継ぎだけなのだが一旦入国が必要で、入国審査で両人差し指の指紋と顔写真を撮られた。時間はそうかからず20分弱で通過。コネクションフライトの道順に沿って出発ゲートへ。UAの入っているGゲートには食べたいものはなかったので何も食べず。MEX行きは11:20発。当然食事が出るかと思っていたら、ここから先はジュースとスナックの小袋のみでスナックボックスは有料（５ドル）。結局何も食べないまま17:30メキシコシティ着。サンフランシスコとの時差は２時間。日本とは14時間。大きくてきれいな空港。入国審査は待たずに通過。空港内の銀行で２万円をペソに両替。円はレートが悪く、一番いい所で0.91（１ペソ約11円）だった。
今日のうちにクエルナバカへ行くことにし、２階に上がってバスチケット売り場を探す。クエルナバカまで110ペソ。次は18:40発で20分ほど待った。車内ではソフトドリンクとお菓子が配られる。初めの40分ほどは渋滞。クエルナバカまでは山越えの道で、空気が澄んでいればけっこう景色がよさそうだったが、残念ながら今日は霞がかかっていてよく見えず。
クエルナバカ20:20着。地球の歩き方の地図はかなり大まかなものだったが勘を頼りに中心部を目指し、うまく迷わずに行けて20:40宿をとった。荷物だけ置いてすぐ外出。ソカロまで徒歩５分ほど。21時
エルバルコという店でポソレ セルド エスペシャル（エスペシャルはアボカド入り）N$37とビール（MONTEJO）N$20。ポソレは豚肉のスープで大粒の白いトウモロコシが入っている。赤カブとレタス、タマネギを入れてライムを絞り、卓上のチリと香草を好みで入れて食べる。おいしい。食後はソカロをしばらく見て回る。周囲の店はレストランと屋台以外は閉まっていたが、広場のベンチには子供連れから高齢者までそこそこ人がいる。マウンテンバイクを乗り回している子供も何人かいた。22時宿へ戻りシャワーを浴び寝る。
宿 ラパス ソカロから徒歩５分ほど。１泊 N$200 シャワー、トイレ、ファン、ＴＶ付。そんなにきれいではないが寝るだけなら問題ない。
05/04（木） クエルナバカ → タスコ → メキシコシティ７時起床。朝食を食べに外へ。周囲の店はまだ営業していない。市場まで行ってみたが、市場の店もまだあまりやっていない。ソカロのほうまで歩く。途中街角で何か売っていたので、しばらく他の人が買っていく様子を見る。タマレスという蒸し物のようだった。いくつか種類があったが、分からないので適当に指差し、パンに挟んでもらって一つ買う。N$8。一緒に温かい白い飲み物も売っていたが、今日はとりあえずやめにする。ソカロまで歩き、公園のベンチに座って食べる。トウモロコシの粉の中にスパムや鶏肉、チリなど色々入ったもので、おいしい。パンも皮がカリッサクッとしていておいしい。
そうこうしているうちに８時近くなったので、カテドラルへ。途中、州庁舎裏にも軽食の店があって営業していた。カテドラルは、隣が小学校か何かのようでこの時間送迎の親と子供たちでにぎやか。カテドラルはまだ開いていなかったので、掃除の人にジェスチャーで聞いてみたところ、開くまでもうしばらくかかるような感じだったので、その間カテドラル周辺をグルッと見て回って戻る。８時半に戻ってみるとちょうど開くところだったので中を見学し、宿へ戻る。クエルナバカは坂の街という感じだった。９時チェックアウト。
市場脇のバスターミナルへ行きソチカルコ行きのバスを周囲の人に尋ねて回ったが、人によって言うことが違う。そんなバスはないという運転手も何人かいて、40分ぐらい右往左往した挙句に、親切な人に数百メートル離れた別のターミナルに連れて行かれたりもしたが、そこからもバスが出るのかよく分からず、今日はタスコも見てメキシコシティへ行くつもりなので時間的に難しいかと思われたので、そこで断念し、タスコ行きのバスターミナルへ歩いて移動。10:05発のが取れてすぐ出発。N$50。席は1/4ぐらいの埋り具合。途中の景色は昨日と同じような感じ。
11:45タスコ着。最後10分ほどギター弾きが乗ってきた。市場を抜けてソカロ方面へ坂を上る。中心街は狭く、周るのにそんなに時間はかからない。12時半
市場の食堂でエンチラダN$25。ソースが３種類の中から選べたのでモレソースで食べる。上にはチーズとアボカド、オニオン、トマトなど。中のチキンは笹身のようでちょっとぱさついていたが、ソースがおいしかった。飲み物はップル味の炭酸
N$8。
食後もソカロ周辺を見て13:30Estrella de Oro社のバスターミナルへ。14時発のメキシコシティ行き N$90。なお、その次の便は16時発だった。乗客は７・８人。
17:05 メキシコシティ着。地下鉄の駅で券N$2を５枚購入。Higaldoで乗換え。途中スリの現場に遭遇。２人組で、がっちりしたメキシコの若者の尻ポケットの財布を狙ったようだったが、青年に気づかれ失敗。たまたま触れただけだといった感じで言い訳をして、次の駅で降りて行った。Juaresで下車。宿は無事希望の所が取れた。しばらく休んで18時外出。ソカロまで徒歩20分。規模の大きい街で、ソカロも広大な広場という感じ。緑もなくガランとしている。その後歩いてガリバルディ広場へ。メルカードの食堂街でCarne
Asada N$40 とビクトリアビール N$16。肉は牛肉？付合せはサボテン。ヌルッとした食感。歩いて宿へ戻り洗濯して寝る。
宿 フレミング １泊N$330×２泊
シャワー、トイレ、ファン、ＴＶ付
Juaresの駅からは徒歩３分ほど。とてもきれいで満足。ホテルの周囲は家電製品や部品を売る小さな店が並んでいる。
05/05（金） メキシコシティ・テオティワカン７時起床。洗濯物はきれいに乾いている。８時外出。MetoroでJuaresからLa Raza乗換え。乗換えはかなり歩く。Autobuses del
a Norte 8:40着。まず朝食。バスターミナル向かって右外側の屋台街でタコス １個N$５×３個。肉は色々選べて適当に選んだが、食べたのはチキンのようだった。ピラミッド行きのバスチケット売り場はターミナル向かって左の端の方。9:15発が取れてN$27。日本人の姿がちらほら。テオティワカン
10:05着。ケツァルコトルの神殿近くの入り口で、入場料N$45。中はかなり広く、往復歩いて太陽と月のピラミッドに登るとかなり時間がかかる。ぐるっと見て回って12:40
真ん中の出口から出る。出たところにレストランが５・６軒並んでいたので、そこでMixiote de Barbacoa N$35とコーラN$12。ヤギの肉の料理とのことだったが、癖もなくおいしい。これも付合せはサボテンと豆。店は海の家風の簡素な造り。この辺りはハエが多い。食後、メキシコシティへのバスを聞いたら、そこでそのまま座って待ってろとのことで、しばらく待つうちにバスが目の前を通ったところで止めてくれた。メキシコシティまでN$27。バスはしばらくテオティワカン近くの町を回り、その後警察官が乗ってきて男性のみ身体検査。といってもかなり形式的なもの。その後高速道路へ入って
14:09メキシコシティ着。行きと同じルートで宿へ戻り休憩。
16時半外出。近くのシウダデラ市場を見て、BalderasからメトロでSevillaへ。ソナロッサをぐるっと見る。ちょっと洒落た感じの地域。途中ATMでN$700おろす。
19時Sevilla近くのレストランへ。今日のメニューというのがあったのでそれを注文。スープはパスタを選んだら、トマト味のスープにぐにゃぐにゃのパスタが一杯で他に具はなし。味もおいしくなかった。その後は豚肉のスパイシートマト煮のようなもの。まずくはないがおいしくもなかった。付合せのライスもトマト味。店は繁盛していたが、皆ビールとつまみばかりで、同じメニューを食べている人はいなかった。ビールはボエミア。これはフルーティでおいしかった。N$30とN$14。
20:10 メトロでCuauhtemocへ。そこから歩いてルチャリブレを見にアレナメヒコへ。試合は20時半からで、十分間に合うと思っていたらチケット売り場はかなり並んでいて、中に入れたのは20:45ぐらい。席は何種類かあり、あまり安い席で見にくくてもと思い少しランクが上のLateralという席にした。N$60で、２Ｆ席だった。なお、ペットボトルなどの飲み物は持ち込めず、カメラは電池を抜いて預けなければならない。日本人客も多いと見えて、スタッフは日本語で書かれた注意書きのカードを持っていた。試合はすでに始まっていた。もしかすると一試合見逃したかもしれない。会場はリング頭上に大画面があり、試合もけっこうアメリカ風にショーアップされている。ネグロカサス、Dr.ワグナー、ドスカラスなど知っている選手も出ていて、日本人レスラーも何人か出ていた。ミスティコという選手が一番人気のようだった。試合は３対３で３本勝負というのが主流のようで、メキシコらしくマスクマンが多く、派手な空中戦が楽しい。22:40終了。バッテリーを帰してもらう場所を探して10分ほどうろうろし、外へ出ると雨がぽつぽつ降り出していて稲光も。急いで宿まで歩いて帰って11:07着。着いた途端に本降り。危機一髪だった。途中の道は危険な雰囲気はなし。
05/06（土） メキシコシティ７時半起床。朝食をとりに外出し、Juaresの駅前に色々出ている屋台の一つでトルタス Milanesa。ワラジのように巨大だが紙のように薄い豚肉のカツ。他にアボカドとトマト
N$12。ここのパンはふわふわしていた。その後別の屋台で、４日の朝にも見かけた白い飲み物を注文。N$5。ミルク粥のようなものだった。その後セブンイレブンで水の500mlのペットボトル
N$5を買って宿へ戻る。ドアにチェックアウト 午後２時とあったが、何時に戻れるか分からないので、しばらく休んで９:45チェックアウト。荷物を持ったまま博物館へ向けて出発。
Juaresで切符５枚購入。メトロでBanderas、Tacubaya経由。ここの乗換えもけっこう歩く。Auditorio下車。ここから博物館までは歩いて10分ちょっとで10:30着。入場料N$45。クロークに荷物を預けて12時まで見る。その後チャペルテペック公園を見てChapultepecからメトロでBanderas下車。
13時シウダデラ市場の食堂でポジョエンモレ N$33とネグラモデロビール N$16。つまみに揚げたトルティーヤに白いチーズ（酸味のないヨーグルトのような感じ）をかけたものが出た。モレは、付合せのライスと食べるとカレーライス、またトルティーヤと食べるとチャパティとカレーといった感じもする。13時半に出てメトロでBanderasからPantitlan経由でTerminal
Aereaで下車。駅周辺にはいくつかホテルがある。トルタスなどの屋台も数軒。14:25宿へチェックイン。シャワーを浴びてしばらく休憩。
15時半外出。Pantitlan、Pino Suarez経由でソカロ16:22着。メトロに乗っている間にスコールがあったようで路面に水溜りができている。テンプロマヨール
N$45。けっこう広く、大きな博物館も併設されている。17時に出て国立宮殿へ行ってみたが、今日はもう閉まっているとのことで入れなかった。宮殿周辺は路上市場になっていたので、少し見て回る。宮殿外周を回るだけでけっこう時間がかかったが、市場はもっと先まで延々と続いており、かなり大規模。18時ラテンアメリカタワーへ。入場料N$50。37Fまでエレベーターで昇って街の眺めを楽しむ。それほど混雑はしていない。なお、38Fはソカロ周辺の昔の風景写真などを展示した博物館になっている。外を眺めているうちに稲妻が何度も光るのが見えた。夜景も見てみようかと思ったが日没まではまだかなり時間があるのでやめ、19時タワーを降りて外へ出ようとしたところでスコール。１Ｆで10分ほど雨宿りし、止んだところで歩いてガリバルディ広場のメルカードの食堂街へ。今日はどの店も混んでいる。１軒の店で適当にメニューを指差し。BIRRIA
N$40とコロナビールN$15。牛肉？のスパイシーなスープといった感じのもので、上に生のタマネギのみじん切りが散らされている。一昨日来たときに隣の席の客が食べていた料理だった。出している店も多くポピュラーな料理のようだ。いらないというのにお替り（スープだけで肉はなし）が来て、食後は満腹で苦しい。20時外へ出たが、まだ明るく15分ほどしてようやく暗くなった。腹ごなしも兼ねて屋台などを見ながらSalt
del Aguaまで歩き、そこからメトロで宿へ。21時半着。
宿 アエロプエルト N$450 ×１泊 シャワー、トイレ、ＴＶ付
Terminal Aerea駅から徒歩３分ほど。
治安が悪いのか、ロビーのフロントとはガラス越しで、下の小さな窓でやりとりする。
05/07（日） メキシコシティ → サンフランシスコ → 成田（05/08着）4:40チェックアウト。空港までは歩いて５分ほどだが、そこから国際線出発階まではさらに建物内を10分ほど歩く。途中の道はパトロールカーも停まっていて危険な雰囲気はなし。この時間でも空港内の店はけっこう開いている。5:00チェックイン。嬉しいことにアメリカから先はエコノミープラスの通路側の席だった。その後フランクフルトのトルタスとコーヒー（代用コーヒーのような味のもの）で朝食
N$33.7。高くてまずかった。銀行で残ったペソを両替。N$112→US$10。空港はUAの入っている一角が新しくてきれいなようだ。ゲートチェンジが頻繁にある。飛行機は予定通り発。
サンフランシスコ 9:35着。行きと同じように顔写真と指紋をとられて入国審査を済ませ、出発ゲートへ戻る。アメリカといったらやはりハンバーガーということで、Ｇゲートへ入る手前のフードコートのダイナーでチーズバーガー$8.9。ジューシーさがなかった。
飛行機は11:45定刻より10分遅れでゲートを離れたがその後ストップ。なかなか動かないと思っていたら空調系統の故障？（焦げ臭い臭いがした）のためゲートへ戻るとのアナウンスがあり、12時ゲートへ戻る。しかし機内からは出られずそのまま待機。エコノミープラスの席でよかった。飛行機はようやく13:20離陸。成田へは定刻より１時間半遅れで15:40着。おかげで帰宅ラッシュの東京を抜ける羽目になった。