ホイアン2004/08/07〜2004/08/14
 ベトナム
(ホーチミン、ホイアン、フエ、ハノイ)

チケット

 JL5133(VN951) 08/07 成田 ホーチミン 1100 − 1455
 JL5136(VN954) 08/14 ハノイ 成田 2315 − 0640 +1
JAL前売り悟空21 【Free-Bird】で購入。147,740円(税込み)


08/07(土) 成田 → ホーチミンバインセオファングーラオ

 14:50ホーチミン着。入国審査を抜けたところにATMがあったので1,500,000ドン(約11,000円。10,000ドン≒約73.4円)おろす。税関を抜けたところで15:30。エアポートTAXIは$12と言われたのでやめて外へ向かう。バスは土曜はないから$6でどうだというTAXIを断り建物から出たらすぐ眼の前に152番のバスが停まっていた。すぐに出発。料金は2,000ドンだったが、あいにく細かいのがない。すると車掌がしょうがないといった感じで行ってしまい、結果的に無賃乗車。15:55ファングーラオで下車。
 鉄道チケット販売代理店のカウンターは2人待ちで、チケットは今夜の寝台がすんなり取れた。19時発のS2 ソフトベッド(アッパー)でダナンまで520,000ドン。その後歩いてベンタイン市場、ドンコイ通りを経てサイゴン川の川岸へ出て、しばらく川を眺める。ホーチミンは7年ほど前に来たときと比べると、かなりきれいになった印象を受けた。その後近くのバス停でバスを待ったがなかなか来ず、バイクタクシーで46Aバインセオまで5,000ドン。バインセオは17,000ドン。それとタイガービール10,000ドン、おしぼり1,000ドンで計28,000ドン。日本のベトナム料理屋で食べるのより段違いにおいしい。野菜もたっぷり。その後は腹ごなしに歩いてサイゴン駅をめざす。40分ほどで18:40着。トイレ1,000ドン。サイゴン駅
 列車はけっこう汚かった。シーツ、掛け布団、枕どれも洗っていない感じで薄汚れていて、髪の毛などもついていて清潔感なし。敷布団とシーツの間に敷かれている薄いマットのようなのはさらに汚い。4人一部屋で、同室の客は下段ベッド2つはドイツ人らしき若い女性の2人連れ、残りの上段ベッドは中年のベトナム人男性。車内にはラジオの番組が流れている。発車してしばらくすると車掌が回ってきて、水とコップ、おしぼりが配られ、チケットをプラスチックの札に交換。ラジオ番組は1時間ほどで止んだ。22時頃就寝。

宿 車内泊。


08/08(日) ホーチミン → ホイアン昼の弁当

 7時 車掌が朝食用の四角いカップ麺を配りに来た。お湯は通路の端の給湯器で。いくつかの駅に停まったが、シーツ類は乗客が入れ替わっても替えないようだ。食後、他の車両のハードベッドを見に行ってみた。ハードと言っても薄い布団のようなものはあったが、上下3段のためかなり圧迫感がある。11時昼食が配られる。スープ、インゲン、豚の塩ゆで、ライスになぜか缶のサンミゲルビール。12時ダナン着。
 バイクタクシーでバスステーションまで5,000ドン。ホイアン行きの冷房なしのおんぼろバスへ。料金は$2と言われたが、そんなはずはないだろうと思い値切ってみたら10,000ドンになった。12:30発。30分に1本ぐらい出ているようだが、乗客はまばら。バスはステーションを出て間もなくGSで停まり、ここで次々に持ち込まれる荷物の積込みで20分ほど停車。その後もあちこちでどんどん乗客が乗ってきて、結局満車に近い状態に。うとうとしているうちに13:50ホイアン着。ホイアン
 バス停からニーチュン通りのホテル街まで歩いて15分ほど。そこそこ綺麗そうなホテルに決めて、15時まで休憩してから外出。
 まずシンカフェで明日のミーソンツアー($5)と明後日のオープンツアーバス(フエまで$2)の予約をする。その後町を来遠橋を起点に歩く。町はそれほど広くなく、充分歩いて回れる。土産物屋が多く、情緒はあまりないがのどかな感じ。食事でもしようかと思ったが、どこも開店休業状態で閑散としていて入る気がしない。ぐるぐる歩き回って結局缶のアイスティーを飲んだだけで17:15ホテルへ戻りシャワーを浴びて一休み。カオラウホワイトローズ
 19時再び外出。まずWhite Rose、Vinh Hungなど近くのレストランを回ったが、やはりどこも客がいなくて入る気がせず、中心街の方へ。Trung Bacが多少客がいたので入ってホイアン名物 カオラウ(小 5,000ドン)とホワイトローズ(小 15,000ドン)、ベトナム茶(3,000ドン)。特においしいというものでもなかった。カオラウはタレが甘め。量はどちらも少なく、食べ終わってもまだまだ余裕で食べられる感じ。街を少しぶらついて水を買って20時半ホテルへ。部屋で洗濯をしてシャワーを浴びる。TVをつけたらNHKのBS2が流れていたのでそれをしばらく見て寝る。
TanhBinh2
宿 Tanh Binh U 1泊$14の部屋に2泊(税込みで2泊478,000ドン)。シャワー、トイレ、クーラー、扇風機、冷蔵庫付。朝食付。眺めのよい通り沿いの部屋は$17だった。


08/09(月) ホイアンミーソン遺跡

 6時半起床。7時 朝食をちょっと離れたTanh Binh Vへ食べに行く。フランスパンと卵、フルーツ、コーヒー。8:10 ツアーの迎えが来て、近くのトラベルデスクの前でバスを待つ。8:35に1台バンが来たが混んでいてその次のを待っていたら大型バスが来た。9時発。車内で入場料50,000ドンを支払い、10:00ミーソン遺跡着。少し歩いたところからジープに乗り換え。ジープ乗り場が混雑していて、遺跡の基点となるゲストハウスには10:50着。ざっと見て歩いて12時ゲストハウスへ戻る。再びジープに乗ってバスへ戻り、しばらく走って13:20ボートに乗り換え。カオラウ
 ボートで揚げ春巻きと甘いもち米、水のペットボトル、バナナ1本が配られ船上で昼食。ボートは陶器の村と木工の村に寄って15:25ホイアンの船着場で解散。民芸館、広勝家を観て15:45スコールが来たので来遠橋で雨宿り。5分ほどで止んだ。16時Quan An 42でカオラウ7,000ドン。チリとライムがついていて、昨日の店よりはおいしかった。17時ホテルへ。
 18時外出。Income Bankで10,000円を両替 1,320,000ドンで10,000ドン=75.8円。ドルを替えたほうがレートがいい。18時半 川沿いのThubonというレストランでカオラウ 6,000ドン、揚げ雲呑15,000、Larger Bia 7,000ドン。ビールは3.8%で泡立ちが少なくサッパリしている。食後にカフェスア4,000ドン。食後の散歩にホイアンの町をぐるりと周って20時ホテルへ。洗濯をして22時に寝た。 


08/10(火) ホイアン → フエランコイビーチハイヴァン峠からの眺め

 5時半起床。6時に外へ出て近くの旅行社脇に出ていた小さな屋台で牛肉入りスープビーフン6,000ドン。チリとライム付き。7時にホテルをチェックアウトしロビーでバスを待つ。7:35 バスが来た。キムソンで15分、ハイヴァン峠で10分休憩。10:25ランコイビーチ。30分休憩のはずがバスが故障し、11:30発。
 12:50フエ着。あちこちホテルを探して歩いたが、高いか満室かどちらか。ようやくビンジョンTで値段高めの部屋だが空きがあったのでそこに決める。ブンボーフエ
シャワーを浴びてから自転車(5,000ドン)を借りてまず名物のブンボーフエを食べに行く。店名もブンボーフエという店で8,000ドン。甘い餅とお茶付。デフォルトではそれほど辛くはない。その後駅へ。明日のE2の列車を予約しようと思ったら寝台はすでに満席でソフトシートの座席しか残っていなかった。列車はあきらめてシンカフェへ行き、オープンツアーバス$9を予約。宿でもツアーをやっているので顔を立てるためにいったん宿へ戻り、明日のボートトリップ$2を予約。バスをシンカフェで予約したと言ったら、自分のところでもやっていたのにと悔しがっていた。従業員の応対がとてもいい宿だったので、何か悪いことをした感じ。その後王宮へ。入場料55,000ドン。その他少額だが駐輪場代も取られる。16時まで見てダイエットコーク12,000ドンを飲んで休憩。その後町をぐるっと周って16:45ホテルへ。フエの町はけっこう広いので歩きではちょっと大変そうだ。自転車を返してシャワーを浴び休憩。フォーボーバインコァイ
 18時外出。Xuan Trang 2でブンボー6,000ドンとバインコアイ5,000ドン。周りは地元民のみ。タイガーの小瓶10,000ドン。ベトナムのタイガーは水っぽい感じだが度数は5%。ブンボーはスープは牛骨の出汁が効いておいしかった。具は牛肉スライスとネギが少し。バインコアイはモヤシとニンジンの千切りが入った揚げ物といった感じでおいしくない。計22,000ドン。口直しにMy Daoでフォーボー7,000ドンとカフェスア。カフェスアは何も言わなかったらアイスで出てきた。その後街をぐるっと歩いて周って川のほうへ行ってみると、橋がライトアップされており、たもとで小さなイベントも行われていたのでしばらく見る。20:15ホテルへ。洗濯をしてシャワーを浴びNHKを見て寝る。
ビンジョンTビンジョンT
宿 ビンジョンT 1泊314,000ドン。朝食付。日当たりがよすぎて冷房がなかなか効かなかったが、部屋はかなりよかった。宿のお姉さんは日本語が達者で愛嬌があってとてもいい人だった。


08/11(水) フエ → ハノイ

 6時半起床。7時朝食。メニューの中から30,000ドン以内で選ぶ。パン、目玉焼き、ハム、フルーツ、カフェスア、ヨーグルト。フルーツはパインアップル、バナナ、ドラゴンフルーツ、スイカで食べきれないほど。7:45チェックアウト。314,000+5,000(自転車)ドン。
 荷物はそのまま預かってもらってバイクタクシーで河岸へ。バイクタクシーもツアーの値段に入っている。上に海の家が乗っているような形の双胴船が十数隻並んでいて、チケットを見せてその中の1隻へ。8:15発。
8:55ティエンムー。20分の予定が白人のおばあちゃんが15分遅れて9時半発。10:10ドドゥック。河からはバイク(往復20,000ドン)で1kmちょっと。入場料55,000ドン。河岸まで戻ったところでパインジュース8,000ドンを買って休憩。またもや同じおばあちゃんが20分遅れて11:20発。11:30もう一つ廟を観て15分で発。船上で昼食。インゲンとモヤシの炒め物、厚揚げの炒め物、カレー味のビーフン、ライス。13:20カイディン。バイク20,000ドン。入場料55,000ドン。それほど見るものなし。13:10発。13:20ミンマン。55,000ドン。14:10発で16:05フエ着。
ホテルへ戻り、シャワーを借りて16:30 Xuan Trangでブンボーとリプトンティー7,000ドン。ハーブはついてきたがチリはなく、味も今一歩。16:50シンカフェのオフィスへ。17時別のオフィス脇へ移動してバスを待つ。17時半発。18時頃から45分ほど工事中なのか未舗装の道を走る。19:25 ドンハで20分休憩。微妙な時間で食堂で食事するのはやめてスナックを買って食べる。ここで乗客が増えて満席。外国人メインの路線なのかと思っていたが乗客の9割はベトナム人。20:05発。21:45停車。何かと思ったら外に十数人の行列ができていて、すでにバスは満員なのだが乗せろと騒いでいる。乗務員と15分ほどやりあったあげく無理やりといった感じで二人ほど乗車し、一番奥の座席に詰めて座った。この路線はどうやら今はベトナム人の上京ルートとして利用されているようだ。しかし乗れなかった十数名の人はこれからどうするのだろう。その後は客を乗せることもなく走り続け、2:40 何もない真っ暗なGS前で10分ほどトイレ休憩。星がきれいだ。

宿 車内泊


08/12(木) ハノイ

 7時ハノイ着。チャンクアンカイ通りのホンハーホテル前。歩いてホアンキエム湖沿いへ出てからから北へ向かい、今日の宿を探す。旧市街で宿を決めて、荷物を置いてすぐ外出。歩いてホーチミン廟へ。途中Gia Truenという店でフォーボーチン 7,000ドン。現地人が行列をなしている人気店だが、特においしいという感じでもなし。ホーチミン廟9:15着。炎天下の中30分並んで赤い光に照らされたホーチミンの遺体を見学。廟内はエアコンが入っていてありがたかった。続いてホーチミンの家(5,000ドン)も並んで見て、その後博物館(5,000ドン)見学。内装や展示物が変わっていてなんか訳の分からない博物館だった。博物館前からはバイクタクシーでチャンティエンプラザまで8,000ドン。近くのThu Ngaでチェータップカム4,000ドンを食べながら休憩。チャンティエンプラザをしばらく見て周ってからホアンキエム湖の西岸周辺を歩いて回る。ANZ Bankで500,000ドンおろし、土産物屋街を歩いて宿の方へ戻り、宿の近くのMy Hanhでマン・テップ・スオン(肉饅) 5,000ドンを買ってホテルの部屋で食べる。13時半。シャワーを浴びて休憩。クラシックT
16時半外出。まずホテルのトラベルデスクで14日のタムコックツアーを申し込もうと思ったが、帰りが19時予定と聞いて飛行機の時間まで余裕がないため断念。ダックキムでブンチャーとベトナム茶18,000ドンの早めの夕食。ブン(米粉)と揚げ春巻きを野菜でくるんで、肉ダンゴの入ったタレと野菜の入ったタレで食べる。おいしいが、スパイシーではなく物足りない。量が多く残してしまった。その後はホアンキエム湖沿いにIntimexというスーパー、エアポートタクシーのチェック、ハンボン通り近くの食堂街(流行っているとは言えない)、ハンザ市場(18時半でほとんど終わっていた)と歩き、銀行で70 USドルおろし、ビールとジュースを買って19:20ホテルへ。洗濯をしてシャワーを浴び明日は早いので21:30寝る。

宿 クラシックT 1泊18ドル+税×2泊 もっと安い部屋もあったが、多少雰囲気のよかったこの部屋にした。


08/13(金) ハノイ船

 6時起床。外は雨。7時レストランでパンとオムレツ、カフェスアの朝食。7:45 迎えのTAXIが来てバスへ。車体にはKimcafeとあった。8:45出発。道が湖のようになっていて15分ほどで渋滞にはまった。渋滞と洪水地帯は45分ほどで脱出。10:35土産屋で休憩。その後車内ではほとんど寝ていて景色を見ていなかったが、ハロン湾近くになって外を見ると陸地にもあちこち奇岩があるようだった。12:50ハロン湾着。
まず山手にあるレストランで昼食。厚揚げ、肉野菜炒め、魚、ポテト、揚げ春巻きでたいしたものはなし。13:40に店を出て船着場へ。
14:00出航。船内は客は5分の入りでゆったり座れた。ここで日本人旅行者二人と知り合いになる。ツアーはけっこう大規模な鍾乳洞(30,000ドン)を2ヶ所周ってから生簀のある水上家屋を見学し17:15港へ戻ってきた。雨は15時半頃止み、港へ戻る頃には日が射していた。奇岩の景色については、こんなものかなという感じだった。帰りのバスはすぐに出て、21:20 ホアンキエム湖畔の水上人形劇場前着。ハロン湾解散。
ツアーで知り合った日本人2人と近くのレジェンドというビアホールへ。ここはドイツビールの店。旅も最後なのでちょっと贅沢しビール4杯、ダチョウ、揚げ春巻き、ダックなどで1人170,000ドン。その後2軒目を探したが、旧市街のビアホイ屋はどこも閉店時間が早く、ナムビットテットでハトのローストとハノイビール 1人20,000ドンちょっと。ここも23:40閉店。別れてホテルへ。1時寝る。


08/14(土) ハノイ → 成田フォーガーブンボー

 7時起床。宿の食堂でフォーボーとミルクコーヒーの朝食。8:30外出。ドンスアン市場、ハンザ市場と見て周り、10時ブンボーナムボーでブンボー12,000ドン。店先で揚げているニンニクや牛肉がおいしそうだたのだが、食べてみるとそれほどでもなかった。甘めのタレのせいか。ベトナム料理はスパイシーさがなく何を食べても物足りなさが残る。ホビロンが食べたくてずっと探して歩いていたのだが結局見つからなかった。11時ホテルへ戻り、11:50チェックアウト。荷物を預かってもらってまた街へ。
まず玉山祠3,000ドンを見学。ハンガイ通りをずっと歩いていって文廟5,000ドン、軍事博物館10,000ドン。チャンティ通りを歩いて戻ってホアンキエム湖南側の街を見て周る。市場で犬の丸焼きが売られていた。14:40マイアンでフォーガー。ダシがよく出ていておいしかったが、10,000ドンと高い。その後チュングエンでChonコーヒー。12,000ドン。とても濃厚でチョコレートを飲んでいるよう。チャンティエンプラザを見て16:20湖畔で休憩。17時半、土産物屋を見て周り、18:45マーマイ通りのビアホイで焼きそば19,000ドンとビアホイ3,000ドン。ここにもホビロンはなし。周りは食べ物は食べずビールだけの人がほとんど。焼きそばはコシのある細麺でおいしかった。
19:15ホテルで荷物を受け取り、バイクタクシーを探しながら湖の方へ。なかなか見つからずだいぶ歩いてから6,000ドンで空港行きのバスの出るチャンカインズーバスターミナルまで。しかし運転手が場所をはっきり知らなかったようで適当な場所で降ろされてしまった。英語は全く通じなかった。降ろされた先は大きな建物の前でバイクタクシーが何台も停まっていたが、なぜかこれまた場所を誰も知らないようで、とりあえず乗ったバイクタクシーもあちこちで人に聞きながらグルグル周るばかり。時間ばかり過ぎていくのでやむを得ずベトナム航空オフィス近くのエアポートタクシー乗り場を指示したところ、こちらも通行人に尋ねながら何とかたどり着けた。20時タクシー乗車。空港へ行く途中で、乗るつもりだった7番のバスを1台追い抜いたが、超満員だった。まあこれでよかったかも。20:45空港着。タクシー代は、ドルではおつりがないというのでベトナムドンで160,000ドン。空港で残りのドンをドルに替えて、出国税14ドル。


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