秘苑

2003/11/13〜2003/11/15 韓国(仁川、ソウル)

チケット
 OZ101 11/13 成 田 ソウル 1330 − 1610 Q
 OZ104 11/15 ソウル 成 田 1130 − 1340 Q
  フレックスインターナショナルで購入 \23,900+税


11/13(木) 成田 → 仁川 → ソウル

 仁川国際空港へは16時着。入国審査を出てCDで7万Wおろす。ソウルは何度か来ているので、今回は仁川へ行ってみることにしたのだが、その行き方や所要時間等がガイドブックやホームページなどで色々違っていて、結局よく分からないまま来てしまった。空港の案内板で確認すると、永宗島フェリーターミナルへのバスは203番で、乗り場は3F5番出口前。バス停は16時半着。表示には60分おきとある。その60の6の字が消されていたが、いたずらかそれとも・・・ちょっと不安になるがそのまま待つことにする。結局40分待って17時10分発。1200W。
 バスは空港近くの新都市を一周してから田舎道に入り、あちこち寄ってようやく17時57分、終点のフェリーターミナル着。最初はガラガラだったが、停まるたびに少しずつ乗ってきて、最後には立ってる人も何人かいるぐらいの混雑になった。フェリーターミナルの前はそこそこ栄えているようだったが、周りの人が発券所に向かって走っているので、私も走る。何しろフェリーの便数なども分からないので、乗れるときに乗るのが一番いい。周囲の町を探索する暇もない。フェリーは1500Wで、せかされて乗ったとたんに出発。カーフェリーなのでそこそこ大きい。デッキで景色を眺める。ここから行く月見島は夕暮れどきが美しいとガイドブックにあったが、残念なことにここまでバスで来る途中で日が暮れてしまった。でも夜景も悪くない。15分ほどで月見島着。
中華街の門月見島の埠頭月見島の埠頭  降りてすぐの所にある観光案内所は18時までと書いてあったが、まだ開いているようだったので入って地図をもらいバス停を教えてもらう。軽く埠頭周辺の食堂や土産物屋を見てから18時半バス停へ。フェリー乗り場からまっすぐ遊園地の脇を通り過ぎ左折したところにある。23番のバス 700Wで5分ほど、仁川駅で降りる。すぐ目の前に中華街の門がある。ガイドブックには最近は少し栄えてきているとあったが、ちらほら中華の店があるだけで寂しい。坂を登っていってそのまま自由公園へ抜け、歩いて東仁川へ。公園は照明があちこちにあるし、マラソンやウォーキングをしている人がけっこういて危険な感じはない。たいした景色ではないが一応仁川の港を見渡せる展望台のような場所もあった。19時、公園を抜けて坂を降りたところがちょうど新甫市場だったのでそのまま見学。全国にチェーンがある新甫ウリマンドゥの本店があったが、喫茶店のような明るくきれいな造りで、なんかおいしいものが出てきそうに見えず入るのをやめてしまった。市場の中でホットックを焼いていたが、食事が先と思い、やめにする。しかしあまりよさそうな店がなく、というかどの店も閑散としていて入る気がしない。そのまま地下街へ入り、東仁川駅まで来て地上に出、周囲の繁華街を歩き回ったが、この辺も同様。地方の都市はこんなものかもしれない。それほど見るものもなさそうなので、駅まで来たことだしそのままソウルへ向かうことにした。市庁まで1200W。20時20分乗車。ちょうど1時間で着いた。スンドゥブ
 市庁では、あらかじめ調べてきたスンドゥブの店、小公洞トゥッペギチプへ。細い路地にあって、調べて来なかったらこんなとこ分からずじまいだろう。スンドゥブトゥッペギ5000W。具は豆腐と長ネギ、それとカキ。シンプルでアッサリした味。付け合せのキムチがおいしかった。他に客はなし。店を出て明洞方面をぶらつく。明洞から地下鉄で東大門運動場へ。しばらく街を見て回ってから23時ちょっと前にプレヤタウンのサウナへ。今回は荷物も少なく、結局ずっと持ったまま動き回ってしまった。プレヤは人が少ない。11階の食堂はほとんど閉店状態。これからなのだろうか?サウナで疲れを癒し、0時仮眠室へ。だが騒々しくてなかなか寝付けない。0時にはまだ仮眠室は空いていたが、ふと4時ごろ目が覚めて周囲を見ると、ギッシリ満員だった。毛布や着る物が足りないのか、裸で寝ている人もあちこちにいたりして、夜遅くまで街にいてからサウナで泊まろう、などと思うとキツイかもしれない。

宿 プレヤサウナ 東大門のショッピングビル プレヤタウン12階の24hサウナ。夜の部は22時から。7000W


秘苑マンドゥ定食

11/14(金) ソウル

 朝6時頃から騒がしくなる。7時半までうとうとしてから朝風呂に入り、8時40分出る。東大門も、食べ物屋以外はこの時間やっている店はあまりないようだ。昨日仁川で入り損ねた新甫ウリマンドゥの支店があったので試しに入ってみた。マンドゥ定食4500W。やはりおいしくなかった。キムチもまずい。その後午前中は昌徳宮を見ることにして、地下鉄を乗り継ぎ安国へ。昌徳宮へは10時着。ここはガイドツアーでないと見ることができないが、日本語の案内は10時半。中途半端なので他を見に行くこともできず、チケット2500Wを買って、そのまま前で日光浴をしながら待つ。10時半に門の前へ行くと、200人は超えようかという人が・・。いくらなんでも多すぎだろう。半分以上の人はガイドの話を全然聞いていない感じ。まあそんなものか。秘苑は、残念ながら紅葉には少し時期が遅く、終わり間際という感じだったが、なかなかよかった。出た後は鐘路三街から地下鉄を乗り継ぎ三成のCOEXへ。地下鉄はずっと混んでいて座れなかった。
アクアリウムCOEXのフードコート  13時15分、フードコートでソルロンタン5000W。まずまずの味。食後はキムチ博物館3000Wへ。期待していたのだが、狭くて情報もあまりない。試食コーナーは、行ってみると試食タイムは1日数回で、私が行ったときは食べ残しが少しあるだけ。種類も2種類ほどで市販のパックのもののようだった。ちょっとがっかり。その後はアクアリウム 14500W。運悪く小学生の大群と一緒になってしまったが、ここはなかなか見ごたえがあった。なかでもアマゾンの生態系を再現したコーナーとサメやカメの泳ぐ巨大水槽がよかった。出たところで15時10分。セブンイレブンで少し買い物をし、ソレヌンという松の芽エキス入りの缶ジュースを買い、近くのベンチで休憩。このソレヌンはけっこう後味がスッキリしていておいしい。16時、地下鉄で鐘閣へ。いくつか宿を見て回る。世宗荘はベッドしかなく35000Wだったのでやめにして、その2軒隣の荘旅館へ。
明洞ピビンネンミョン  宿で少し休んでから、17時40分、歩いて明洞へ。明洞ハムンネンミョンでピビンネンミョン5500W。ここは前払い。タレ(スープ?)が多めでアッサリした味。全然辛くない。一緒についてくるスープはまあまあ。ここはスープのヤカンは個々には来ず、ストーブの上にかかっているヤカンから店の人が注いでくれる。この店を探す途中、路地の先といった感じのところに24hサウナを発見。次回の宿候補かな。食後はロッテデパートの地下などを見て回る。屋台でオッススホットックを見かけたので買う。とうもろこしの生地で他にも赤やら何やらの色の何かが入っている。普通のホットックよりももちっとした感じ。スターバックスの前の屋台で1個1000W。その近くで500Wの屋台もあった。1000Wの店はただ高いだけなのか、それとも何か違いがあるのか、食べ比べなかったので不明。食べながら少し歩いて行くと、今度はホットックパンと書いた屋台を発見。1個500W。これは作り方から違っていて、生地をあらかじめ麺棒で薄く延ばしてから、クルクル返せる両面焼きの型に入れて焼く。コンガリ焼けたところで蓋を開けると少しプクーッと膨れてくる。食べてみるると、中は空洞で皮の食感を楽しむ感じのホットックだった。
スンドゥブホットックパンオッススホットック  しばらく明洞をブラブラしてから、20時半たまたま歩いていて見かけたチョンウォンスンドゥブという店へ。入り口のメニューの脇に日本のHPの紹介記事が貼ってあった。豚、牛、キムチ、カキと4種あって豚にした。出てきたスンドゥブはフチなしの石釜に入っていて、ご飯はトゥッペギとどちらも熱々。ご飯の量多い。付け合せは水キムチ、エゴマのキムチ、トックの和え物。キムチが水キムチなのが珍しい。大きなプラスチックのボウルにコンナムルと海苔が入ったものが一緒に出てくる。ご飯の器はトゥッペギだし、大きさからしてもおそらくこちらにご飯をよそって混ぜて食べるのだろうと思ったが、せっかく熱々のご飯なので逆にご飯のほうに少しずつナムル混ぜながら食べた。マナー違反になるのかな。スンドゥブは豚の他はシンプルに豆腐とネギのみだが、コクがあっておいしい。テーブルに置いてある生卵を自分で入れて食べる。次回はカキを食べてみたい。セルフサービスのスンニュンの鍋が店の中央のストーブにかかっていたので食後に飲む。全体的にいい感じの店だ。市庁に本店があるようなので、機会があればそちらにも行ってみたい。店を出た後は、鐘路までブラブラ歩いて、LG25で缶コーヒー、缶ビール、水を買って宿へ。23時寝る。

新進荘旅館

宿 シンジンジャン(新進荘)旅館。鐘閣のソウル観光ホテル裏の路地にある。オンドル房25000W。テレビ、冷蔵庫付き。ハブラシとヒゲ剃りも貰える。そこそこ清潔だった。安いし地の利もいい。


11/15(土) ソウル → 成田

ヘジャングク

 7時起床。7時20分チェックアウト。歩いてすぐのヘジャングク通りへ。どの店にしようかちょっと考えたが、結局以前入ったことのある清進屋でヘジャングク 5000W。今日のは、ぬるいというほどではないがスープの温度がちょっと低かった。7時40分、空港へはどう行こうかと思いながら、ヘジャングク通りから鐘路へ出て鐘閣駅の方へ歩いたところで602番の清涼里と空港を結ぶエアポートバスの停留所を発見。ラッキーなことにすぐにバスが来た。7000W。空港へは8時35分着。チェックインカウンターはかなり混んでいる。特に大韓。私はアシアナで、さらに預け荷物なしだったのでスムーズにチェックイン。空港内をしばらく探索。地下のボーリング場なくなった?早めに出国手続きを済ませ、レストランで水冷麺8000W。あまりおいしいくない。飛行機は定刻どおり発。


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