サグラダファミリア

2003/08/12〜2003/08/20 スペイン
(マドリード、セゴビア、トレド、バルセロナ、モンセラート) ウィーン経由

チケット

 OS  52 08/12 成 田  ウィーン   1010 − 1530 M
 OS8899 08/12 ウィーン マドリード  1740 − 2040 M
 OS5398 08/18 バルセロナ ウィーン 1350 − 1625 M
 OS  51 08/19 ウィーン  成 田   1400 − 0825 +1 M
  C.A.S.(コスモ エアー システム)で予約 \159,800+税。 お盆で一番値段の高い週でした・・・。

8/12(火) 成田 → マドリード

 8時にチェックイン。第2ターミナルのときはいつもすぐに中へ入りYahoo Cafeの無料インターネットで時間を過ごす。10:10定刻出発。今回の飛行機はAirbus A340で小さい。座席は2・4・2の配列。12時間半のフライトで、映画は3本あったが、ちょうど大作の時期をはずれていて観たいものはなかった。大画面はなく、何列かおきにあるモニターのみ。食事はまあまあ。ANAのコードシェアのせいか、メニューにうどんやおにぎり、海苔巻きなど和食の品が毎食出た。
 ウィーンには定刻より30分早く15時着。いい天気。パスポートコントロールを経て外へ。スペインに着いたら1分でも早くホテルへ向かいたいので、ここでCDで190ユーロおろす。その後チェックインし、外にはたいして店もないので中へ。構造的にチケットを持っていれば中と外は何度でも行き来できる。スターバックスでアイスカフェラテのショート3.6ユーロ。ユーロ高で、今回は1ユーロ140円弱とみて旅することにする。やはりヨーロッパは何でも高い。17:10搭乗。機体はSPANAIRだった。座席が2・3配列の小さな飛行機で、3時間のフライトで軽食は出たが映画はなし。というかモニターなし。この先入国審査もないし、国内線なみの扱いか。
 マドリードへは予定より20分早く20:20着。まだ明るい。まっすぐMetroの方へ。10回券 5.2ユーロ。今回一番の懸案は治安なのだが、まだ外は十分明るいし人も多い。通路のあちこちに防犯カメラが設置され、車内は大きなスーツケースを持って乗ってる人も多く、とりあえずこの時点では全然危ない感じはしない。終点のNuevos Ministeriosで10番線に乗り換え、Tribunalで1番線に乗り換え。乗り換えはどちらも通路が複雑で、けっこう歩く。人が少ないときは危ないかもしれないが、まだ人が多く危険は感じなかった。しかし、外見で中身は判断できないが、率直に言って車内は人相の悪い人が多い。治安のせいか互いにじろじろ見合ったりするのでなおさら。こっちも怪しいと思われているかも。意外と南米系の人も多い。とりあえずSolまでは危険も感じずに、21:25着。地上へ出てもまだ明るいし人通りも多い。ホテルでチェックインを済ませ荷物を置いてすぐ外へ。今回は貴重品・パスポートはすべてセフティボックスに保管し、パスポートのコピーと必要最低限の現金とクレジットカード1枚のみ持ち歩くことにする。10時頃ようやく暗くなってきた。Sol周辺はけっこうな人出だ。とりあえず水を買おうと思ったが、コンビニのようなものはなし。KIOSKのような店はあるが、どうも飲み物は売ってないようだ。マヨール広場まで一通り歩いて戻ってきたところで、ヨーグルトジェラート1.8ユーロ。Solのあたりは扇子などを路上で売る人が大勢出ている。東洋系も多い。もちろん違法で警官が来るとクモの子を散らすように逃げる。その後あちこちにあるゲームセンターに飲み物の自動販売機があることが分かり、330mlの水0.6ユーロ。23:30ホテルへ。洗濯をしシャワーを浴びて寝る。異常気象による猛暑で、湿気はないものの部屋全体が温まっていて寝付けない。夜中に何度か起きて水シャワーを浴びた。冷房はないし・・・。室内はずっと30度以上だった。洗濯物はなんと数時間で乾く。

Hotel Europaエウロパ前のモール宿 Hotel Europa 日本からインターネットで予約。当初3泊するつもりが、予定変更(初日に申し出)で2泊。1泊52ユーロ+税7% MetroのSol駅から徒歩1分。にぎやかなモールに入ってほんの少し行ったところ。入口脇は朝7時から深夜までやっているカフェになっている。地の利は最高。治安の面でも人通りが朝から深夜まで絶えない場所なので安心。エアコンはなく扇風機だったが、普段の夏ならそれで十分かもしれない。室内のセーフティボックスを使うには1日1.5ユーロ取られる。朝食はついていないが、一番近いところでは前述のカフェで食べられる。


アルカサルセゴビアの水道橋8/13(水) マドリード・セゴビア

 8時起床。1階のカフェでトルティージャ
(ジャガイモ入りのスペイン風オムレツ)とカフェ・コン・レチェ(カフェオレ)の朝食 3ユーロ。トルティージャもカフェもおいしい。9:35 外へ。まず明日夜のバルセロナへの足の確保に出かける。歩いてアルカラ通りのRENFE営業所へ。9:30からの営業だが、9:43に着いたときにはすでにNo.17で10人待ちだった。20分待ったあげくカウンターへ行くと寝台車は157ユーロの一人部屋しか空いていないとの回答。やめにしてMetroでBanco de EspanaからAv. Americaまで行き、バスターミナルのALSA社のチケット窓口へ。10:45着。 希望通り23時発の便が取れた。22.86ユーロ。カードで支払う。ついでにコインロッカーを確認。6:30〜1:30 1.95ユーロ。数は十分ある。MetroでPrincipe Pioへ。セゴビア行きのバスは30分おきで、11:30のに乗る。往復8.82ユーロ。出発間もないので急いで自動販売機で水500ml 0.9ユーロを買って車内へ。5分の1程度の埋まり具合。車内では横になってずっとうとうとしていて景色は見られず。予想より早く1時間ちょっとで12:40着。
 まず観光案内所で地図をもらい、街がシェスタに入らないうちに観光することにする。水道橋、カセドラル、アルカサル(3.1ユーロ)と観る。カセドラルの中はキリスト教博物館といった感じ。そこから古い街並みの中、車1台がやっと通れるような狭い道路を抜けてアルカサルへ出ると、そのアルカサルの建っている崖の先はいきなり荒涼とした大地である。その眺めが何ともいえない。逆に向こうの大地からアルカサルを眺めるのもかなりインパクトのある景色だろうと思ったが、そこまで歩いていくのはきつそうなのでやめる。14:30マヨール広場へ戻りバルへ。カウンターに座って、パンに具を載せたつまみ?を2・3つまみながらグラスビール 1.3ユーロ。その後200mlのフルーツジュース 1ユーロ、水500ml と立て続けに水分ばかり補給。今日も快晴で40度は軽く超えている。15:30のバスでマドリードへ戻る。帰りのバスも空いていて横になって寝て行く。16:45着。
ソルパエリャ  Metroを乗り継いでAtochaのソフィア王妃芸術センターへ。3.01ユーロ。ピカソの絵などを観る。18時 近くに1人前のパエーリャのある食堂があったので入る。ミックスパエリャ 7.95、ミネラルウォーター 2ユーロ。パエーリャはできるのに20分ちょっとかかった。おいしかったがけっこう塩辛い。18:50 MetroでSolへ戻り、ホテルで休憩。
 20時外へ。エル・コルテ・イングレス(デパート)をみてからMuseo del Jamonという店内に一杯ハムのぶらさがった立ち飲みのバルへ。昨日あちこち見て周った中で一番人の入っていた店。今日もぎっしり人が入っている。食事はさっきしたので、グラスビールを2杯とお通し?の生サラミみたいなものだけ。これで2.2ユーロ。マヨール広場、グランヴィアと観てまたイングレスへ戻り、水とヨーグルトを買ってホテルへ。今日も暑くて寝付けない。


8/14(木) マドリード・トレド → バルセロナ

 7:30起床。1階のカフェでミックスサンドイッチとカフェ・コン・レチェ 3ユーロ。9時外へ。今日も快晴。王宮 7ユーロ を観た後、歩いてスペイン広場、グランヴィアと周る。途中アクエリアス 500ml 1ユーロ。10:30ホテルへ戻り、チェックアウト。MetroでAv. Americaのバスターミナルへ。コインロッカー 1.95ユーロ に荷物を預け、MetroでMendez Alvaroの南バスターミナルへ。12:20着。あまり涼しくないうえに煙草の煙がものすごい。ここで長居はしたくない。スペインは煙草を吸う人には天国だろう。禁煙の場所はあるのだろうか?というぐらい少ない。12:30のトレド行きのバスに乗る。この路線は往復割引はなく片道 3.89ユーロ。昨日と打って変わってバスは満席。13:25着。
トレド  バスターミナルから観光案内所までは上り坂を歩いて7分ほど。地図をもらって、門をくぐり城壁内の旧市街へ。今日の昼はレストランでも入ろうかと思ったが、どこも8ユーロ超と、なんか昨日のセゴビアと比べると高い感じがする。。迷いながら進んでいたらカテドラルまで行ってしまったので入る。4.95ユーロ。その後路地をいくつか見て回って15:10ソゴドベール広場へ。ソコトレインのチケット 3.6ユーロを買いがてら、低アルコールビール 0.7ユーロ を買って広場で飲む。ソコトレインは16時発なのでマクドナルドへ。クォーターパウンダーとカフェ・コン・レチェ 2.7ユーロ。7・8人並んでいたが、それでも十分時間はあると思っていたら、店員の要領が恐ろしく悪く、時間をとられてあわただしく食事。これまであちこちの国でマクドナルドに入ったが、こんな店員は初めてだ。(その後何度かマクドナルドへ入ったが、どこもレベルは最低だった。何しろ時間がかかる。)15:50 ソコトレインへ。ほぼ満員。まずアルカサルを一周した後、太陽の門脇を抜けアルカンタラ橋を渡って城壁の外を時計回りに1周し、再び太陽の門脇から戻る。途中景色のいい所も通るのだが、一度も止まらない。コースを予測して右側に座って幸いだった。左側は景色もろくに見れない。後半はあまり見るものもなく、乗る価値はない。外からのトレドの眺めを楽しむならパラドールへ行くなど他の方法を考えたほうがいいかも。16:45広場着。そのままバスターミナルへ歩く。17時のバスがぎりぎりだったので17:30のバス3.89ユーロ にして、アクエリアスを買って飲みながら休憩。トレドはけっこう人気度の高い観光地と思うが、自分が見て回った感じではそうでもなかった。これならセゴビアのほうがいいかな。もっと街中あちこちじっくり周ってみるとまた違うのだろうか。バスは帰りも満員。マドリードには18:35着。
チョコラテとチュロスシャンピニオン  MetroでPlaza de Espanaへ。グランヴィアを観ながらソルまで行き、昨日のバルの向かいにある La Taurinaというバルへ。この店は闘牛の写真がたくさん飾ってある。ここもけっこう人が入っている。今日はカウンターに座ってビール大ジョッキ 5.9、ハムを詰めてグリルしたシャンピニオン 3.5 ユーロ。お通し?はパンにカニ入りのトルティージャが載ったもの。おいしかったが、ちょっと値段は高めか。20時半出る。道路脇にある電光掲示板が正しければ、この時間で38度。マヨール広場を見てから、マヨール通りを渡った路地にあるChocolateria San Ginesというカフェでチョコラテとチュロス 2.1ユーロ。チョコラテは、飲むというより食べるに近く、かなりドロッとしている。パンに塗るチューブ入りのチョコレートを丸々1本飲んだ感じで、相当甘い。とても喉が渇くので、ゲームセンターで水を買って飲む。22時 SolからMetroでバスターミナルへ。22:30着。これでマドリードは終わり。心配していた治安は、それほど危ないという感じはなかった。街中ではそこここに警官を見かけるし、防犯カメラもあちこちにある。ちょっと気をつけていれば大丈夫というのが実感だった。
小休憩  バルセロナへのバスはぎっちり満員・・・というか何本も増発しているようで4号車だった。これなら電車に比べて予約も取りやすいわけだ。23時出発。ほどなく映画が始まる。バックドラフトというアメリカ映画だったが、字幕ではなくスペイン語吹替え。12:25 早くも道路脇の小さなドライブインで休憩15分。2時からはレストランなどが並ぶ大きなドライブインで30分休憩。その後は休憩はなく、バルセロナ サンツバスターミナル 6:15着。終点の北バスターミナルへは6:30着。

宿 車中泊(バス)


サグラダファミリア8/15(金) バルセロナ

 カフェが1軒もう開いていたが混んでいたので、ターミナルのベンチでしばらく休憩。コインロッカー小 3ユーロ。7時半、他の店が開き始める。フルーツジュース0.9ユーロとクロワッサン 0.9ユーロで朝食。荷物をコインロッカーに預けたまま、8時 MetroのArc de Triomf駅へ。10回券 5.8ユーロ。Clotで乗り換え、8:45 Sagrada Familia駅着。改札を抜け階段を上がって地上へ出るとすぐ目の前にサグラダ ファミリアがそびえていた。まだ開場していないので入り口でしばらく待って9時入場。入場料8ユーロ。けっこう並ぶのかと思っていたが、この時間だとまだ人もまばら。ちなみに今日は祝日。塔を歩いて登る。街の眺めというよりは上からのサグラダファミリア自体の眺めがいい。地下と建物の脇にガウディ博物館のような場所もあり、好きな人なら半日はかかりそう。10:20外へ。歩いてランブラスまで行ってみる。それほど遠くないと思っていたのだが、けっこう距離があった。ランブラス周辺のホテルを見て回るが、安いホテルはエアコンのなさそうな所が多い。マドリードで夜の暑さにうんざりしていたし、昨晩は夜行バスで1泊分浮いたので、今日はちょっといいホテルということで、Passeig de Gracia 駅近くのホテル グランビアへ。
ランブラスエスカルゴ  12時半までエアコンをガンガンかけた中で休んでから、バスターミナルへ荷物を取りに行く。とりあえず行きは歩いて、帰りはMetro。ホテルへ戻り洗濯とシャワー。14時外へ昼食に出る。この時間でもどこも混んでいて、なかなか入れる店がない。ランブラス沿いのバルでエスカルゴのトマト煮 3.5、ビール 2杯 2.4×2ユーロ。エスカルゴはほとんど海の貝と変わらない感じでおいしい。食後ランブラス名物の大道芸を見ていたところで、スペイン人と韓国人の2人連れと知り合いしばらく話す。スペイン人の方は、韓国でスペイン語を教えていて今は夏休み中。以前京都にもしばらく住んでいたそうで、日本語と韓国語がけっこう話せる。韓国人は彼の韓国での友人で郵便局に勤めていたそうだが、今は失業中で彼に動向してスペイン観光中とのこと。片言の韓国語と、あとは日本語をスペイン人に通訳してもらいながら3人でランブラスをぶらつく。けっこう気が合い、明日一緒に観光しようと誘われたりもしたのだが、こちらは時間勝負のスピード旅行なので残念ながら断り、そこで別れた。イングレスで土産とゲータレード。今日は祝日で本来休みなのだが、臨時で開店することが年に何度かあるようで、その辺は事前にインターネットで調べて知っていた。ちなみに今日はマドリードのイングレスは休み。16時ホテルへ。2時間ほど寝てしまった。
夜のカサバトリョ夜のカサミラ夜のサグラダファミリア  19時外へ。ランブラスをブラブラ歩いて終点のコロンブスの塔まで。そのまま塔に登る。2ユーロ。上はかなり狭い。ここは団体では来られないだろう。エレベーターもせいぜい4人か。港をしばらく眺めて、またランブラスを歩いて戻り、バーガーキングでワッパーメニュー 4.95ユーロ。やっぱりハンバーガーが安くておいしい。Championというスーパーでゲータレードと飲むヨーグルト 500ml 。そのままホテルへ戻ろうと思ったが気が変わり、Metroでサグラダファミリアへ。夜はライトアップされていてまたいい。MetroでDiagonalへ行き、カサミラ、カサバトリョと観る。同じようなコースで見て回っている人が何人かいた。そのままグラシア通りは歩いてホテルへ。グラシア通りはこの時間でも人通りが多いのだが、そこから人通りが少なく明かりも少ないホテルのある通りへ曲がる角で、後ろをついてきた男の2人連れをやり過ごそうと思い速度をゆるめ、ためをつくったら、どうも様子がおかしい。向こうも速度を落として一人は近くのショーウィンドウを眺め始め、もう一人は携帯電話をかけ始めた。どうも怪しいので、曲がらずにこちらもショーウィンドウを眺めるふりをして様子を見ていたら目が合った。結局2人は逆の方向へ歩いていった。強盗だったのだろうか。スペインへ来て3日、予想より治安は悪くない感じがしているが、それでも常に周囲に気を配ってきていた。まあ、ちょっとした注意を怠らなければ大丈夫のようだ。22時半ホテルへ。また洗濯。午後に洗った洗濯物はすでに乾いている。

宿 Hotel Granvia 当日12時ごろ飛び込みでとった。1泊70ユーロ+税7%。グラシア通りから50mほどGran Via de les Corts Catalanesという大通りを入ったところ。Passeig de Graciaの駅(というか地上出口)からすぐ。部屋はきれい。エアコン付。朝食はつかない。


カサミラの屋上カサバトリョ8/16(土) バルセロナ

 8時起床。時間の節約のため昨日買って残っていた飲むヨーグルトを朝食のかわりにして、9時に外へ。まず歩いてすぐのカサバトリョへ。 10ユーロのところ割引券で8.5ユーロ。ヘッドフォンで英語の解説を聞きながら周る。それほど広くないので時間はあまりかからない。9:50カサミラへ。すでに50人ほど並んでいたが、10時開場後それほどかからずに入れた。ここは一部は産業博物館のような感じになっている。歩いてグラシア通りを戻りながらTELEBANCOで100ユーロおろし、10:50にホテルへ戻り11:45チェックアウト。
バルセロネータサンジョセップ市場  観光案内所へ行って地図をもらおうと思ったら、すごい行列。とてもそういう状況ではなくあきらめ、そのまま今日の宿へ。多分と思っていたがやはりエアコンはなし。12時半 外へ。カテドラル、サンジュセップ市場を見る。カットフルーツが2ユーロぐらいからいろいろ売っていたが、あまり好きでないスイカがメインのものが多かったので買うのはやめにする。Pita Innでシュワルマサンドとパイナップルジュース 5.35ユーロ。14時Metroでバルセロネータへ向かう。14:30Barceloneta駅着。歩いて10分ほどで海へ出た。しばらくビーチをぶらついて湾を横断するロープウェイへ。モンジュイックまで片道7.5ユーロ。本数が少なく乗れる人数もそれほど多くはないので、大人数で来たらきつそう。モンジュイックの丘からの景色はたいしたことなし。ロープウェイからの眺めはいい。15:30ケーブルカーへ。Metroの券が使える、というかMetroの1種のようで、そのまま乗り換えてCatalunyaまで。イングレスで水2リットル、ゲータレード1リットルを買いだめし、16時ホテルへ。シャワーを浴び休憩。タコのカルシア風グエル公園のベンチグエル公園のトカゲ
 17時 MetroでFontanaへ。カサビセンスは観光客の影なし。そのまま歩いてグエイ公園まで約20分。最後の400mほどがゆるい登り。実感としてはかなりあった。ガウディ博物館 4ユーロ。ここは見る価値はあまりない。広場で一休みし、Lesseps駅へ。19時着。足がかなり疲れた。グラシア通りのPasseig de Gracia駅近くのTAPATAPAというバルで夕食。カタルーニャ語、仏、英、独、伊、日のメニューあり。ビール 400ml ×2とタコのガルシア風、小イカのニンニク焼きで14.7ユーロ。おいしかったが、やはり安くはない。イングレスで涼みながら買い物し、21:45ホテルへ。夜はやはり暑く寝苦しかった。

宿 Hotel Continental 日本からホテルのサイトでインターネット予約。1泊65ユーロ(税込み)×2泊。カタルーニャ広場からランブラスへ入ってすぐ。地の利はいい。入口(ホテルだがなぜかロビーは2階(実質4階))はランブラスに面しており、夜遅くまで人通りも多く、治安の面も安心。室内にセ−フティボックス、TVのほか冷蔵庫、電子レンジあり。天井にファン。猛暑でなければこれで十分だろう。朝食はホテルのサービス。トマト、ゆで卵、パンが数種。飲み物はジュース、ミルク、コーヒー。


モンセラートモンセラート8/17(日) バルセロナ・モンセラート

 8時起床。ロビー脇のサロンでパンとゆで卵、オレンジジュース、コーヒーの朝食。このホテルは朝食は無料サービス。日本人の家族連れの姿があった。なぜかロビーのあたりは涼しい。9:50外へ。曇りでときどき雨がパラつく天気だったがモンセラートへ行くことにする。TransMontserratという全て込みのチケット 20.5ユーロ。カタルーニャ鉄道の駅までのMetroも無料だが、このチケットではゲートが開かないので、Metroのチケット売り場で提示して遠隔操作で開けてもらって入る。10:25カタルーニャ着。けっこうな数の人だ。マドリードは暑かったが、バルセロナは蒸し暑い感じ。一番分かるのは冷えた飲み物の外につく水滴。マドリードでは汗もかくそばから蒸発している感じだったが、ここではそのまま汗になる。10:36発。席は満席で立っている人もいる。15分ほどで線路が地上へ出た。外は真っ暗でひどい土砂降り。ホテルの窓を開けっぱなしで来てしまったが大丈夫だろうか。Olesaという駅まで来たところでしばらく臨時停車。予定より30分ほど遅れてAeri Montserrat着。ここからロープウェイが出ているのだが、乗り場へ行ったら、私の買ったチケットはロープウェイではなく、次のMonistrolという駅でCremalleraという登山電車に乗り換えて行くのだと言われてしまった。同じチケットらしきものを持った地元民が電車に大勢いたのに誰も降りないので変だなとは思っていたのだが、そういう訳だったのだ。チケット売り場の係員は全然英語ができなかったし、チケット自体の表示も当然スペイン語なので何が書いてあるのかさっぱり分からない。言葉が分からないとこういうこともある。乗り場には私と同じ状況の外国人が他にも何人かいて、彼らはそのまま片道3.8ユーロのロープウェイのチケットを購入していた。私は、せっかくのチケットだし時間もあるし、だいぶ遅れて到着したため次の電車までもそんなに待たないだろう・・と思い、駅へ戻った。駅へ着いたころには雨もあがっていて、昼だというのに気温は22度と涼しく、駅周辺は緑が豊富でその中に駅と直結した簡易バルなどもあり、何か東南アジアの田舎で迎える朝のような雰囲気でいい気分だった。自販機でカフェ・コン・レチェを買って飲みながら駅のベンチでのんびり過ごす。しかし甘かった。次の電車はさらに遅れて、来たのは45分遅れの13:12。6分ほどでMonistrol de Montserrat着。この6分のために1時間以上待たされたことになる。ここで乗り換えにまた20分待ちでcremalleraは13:38発。川の上でやたらスピードが落ちる。見ると茶色い濁流になっている。13:43 Monistrol Vila着。ここでなぜか乗り換え。直通で上まで行く車両はないようだ。すぐに発車し、ようやく14時モンセラート着。
 着いたら快晴。よかった。大聖堂へ。黒いマリア像を見ようと思ったら、ちょうど団体が入ったところらしく渋滞。ついてない。20分かかった。14:40 フニクラでサンジョアンへ発。フニクラは20分おきに出ている。私のチケットにはここの料金も含まれているが、ちなみにここで買うと片道3.8、往復6.9ユーロ。コカコーラを買って飲みながら少しだけ近くを歩き15:20のフニクラで下山。15:40 サンタコバのフニクラ。駅からサンタコバへは下って上って15分ほど。この道はとても景色がよくておすすめ。16:20駅へ戻り、16:30のフニクラでモンセラートへ戻る。16:46のMonistrol Vila行きのCremalleraで下へ。何かあるかなと思ったら何もなかった。そのまま上で待っていて17:06発のに乗った方がよかったかな・・と思っていたら17:06 発。バルセロナ行きの電車はMonistrol de Montserrat 17:34発。帰りは予定どおり18:30着。
闘牛  間に合うような闘牛を見ようと思い、MetroでMonumentalへ。18:50着。闘牛場はすぐ近く。一番安いSolのAndanadaという日向の上の方の席で18ユーロしたが、せっかくなので入る。18時開始のようで、ちょうど後半の3試合(というのかな)を見られた。一方的に牛がやられるかと思っていたが、ある試合では闘牛士が後ろを向いてポーズをとったところを跳ね上げられ空中で見事に一回転、別の試合では槍で突かれながらも勢いが弱まらずピカドールごと馬が倒された。どちらも大事には至らなかったが、観客は大盛上がりだった。牛が出てきて殺されるまで1試合20分前後とスピーディで、また様式美のようなものもあってなかなかよかった。20:15終了。サグラダファミリアまで歩く。しばらくまたサグラダファミリアを外から見て、20:40 MetroでPasseig de Graciaへ。夕食は昨日のグラシア通りのTxapelaというバルに入る。生ハム、イカスミ和えのイカ、モルーノという豚の焼いたのなど。7.28ユーロ。この店は昨日とえらい違いで店員の応対がよくない。店員が少なすぎて対応しきれていないようだ。その雰囲気に見切りをつけて帰る人多数。自分も早々に切り上げる。イングレスまで来たところで雨。雨宿りをかねてBocattaへ。ハム&チーズ(サブウェイみたいのを想像していたら、本当に具はそれだけ)とカフェ・コン・レチェ 4.2ユーロ。量は多い。小止みになったところを見計らってホテルへ。夜も雨。


グエイ邸屋上8/18(月) バルセロナ → ウィーン

 7時半起床。8時朝食。トマトとゆで卵のスライスにオリーブ油と酢をかけてサラダ風にし、パンとオレンジジュース、カフェ・コン・レチェ。9時外へ。港まで歩いて9:45グエイ邸へ。すでに20人ぐらい並んでいる。今日は快晴ですでに30度。10時になって整理券が配られる。一番最初の10:15のグループに入れた。3ユーロ。入り口を入った所からガイドの案内。「これから1時間15分の・・・」さっさと観て空港へ向かおうと思っていたので「えっ・・・」という感じ。まさかそんなに時間がかかるとは思わなかった。このままではチェックインに遅れるかもと思ったが、行けるとこまで行くことにする。他にも時間に余裕のない人がいたようで、途中で帰った家族連れがいた。ガイドがまたよくしゃべる人で、自分自身遅れているのを自覚しているのか時計をしょっちゅう気にしながらもポイントごとでのしゃべりは止まらず、目安としていた屋上には11:10着。屋上の手前でとうとう次のグループに追いつかれてしまった。ダッシュでホテルへ戻りチェックアウト。カタルーニャ広場前からエアポートバス 3.45ユーロ。11:37発。スペイン広場で渋滞にはまり、12:20空港着。オーストリア航空はターミナルB。空港はお盆の成田並みの混雑だった。とりあえず中へ入り、すいているカフェを見つけてカフェ・コン・レチェ。13:20搭乗開始・・のところで呼び出され、何かと思ったら席を替えてくれということでビジネスクラスに。喜んだのもつかのま、席が5Dから2Dへちょっと前になり、ジュースがプラスティックのかわりにグラスで出されただけで、エコノミーと違いはほとんどなし。シートピッチも変わらない感じだった。機体はチロリアン航空でFokker 70という小さな飛行機。日本人はほかに1人だけ。周りを見たらグエイ邸で早引きした家族連れがいた。どうりで急いでいたわけだ。

シュテファン大聖堂王宮前  2時間でウィーン着。空港でリムジンバス往復券 11ユーロ。ウィーンカード 5ユーロ。バスは16時半発。シティエアターミナルは全面工事中で、ぐるっと大回りして17時UバーンでStephanspl.へ。駅から宿へは歩いて5分ほど。17:15チェックイン。荷物を置いてすぐ外へ。Ring Strassen Galerienは月〜金 10時〜19時、土〜21時、日〜18時となっていたが、残念なことに地下は10/2まで全面工事中。グラーベン通りで19:30までやっているスーパーを見つけた。少し見てまわって水だけ購入。歩いて王宮を抜ける。周辺は観光用の馬車が多く走っていて雰囲気はいいが、馬臭い。このあたりですでに日が落ちてきたので先を急ぐことにし、市電2番でリングをグルッと一周する。ウィーンの市電・地下鉄は冷房なし。途中市庁舎前で夜市のような賑わいを見かけた。19:05オペラ座からU1でドナウ川を見に行く。Donauinselという新ドナウ川と旧ドナウ川の間の駅で降りる。駅は両方の川をまたいで架けられた橋の中にあって、橋の外側に設置された歩道にそのまま出られる。どちらの川も橋の近くの川岸に水上レストランなどが出ている。映画館やショッピングセンターなどもあってちょっと賑わっている地域だ。中州は公園。歩道はサイクリングを楽しむ人などが行き交う。19:40戻ることにし、Schwedenplatzで降り、市電2番でさっき見かけた夜市へ。
ケルントナー通り  19時半ですでに暗く、マドリードの10時並みといった感じ。マドリードと時差なしでこれだけ東へ来たのだから当然といえば当然だが何か時間を損した感じがする。夜市はフィルムフェスティバルというイベントのようで、奥の方に大きなスクリーンがあってオペラのようなものを上映し、スピーカーから広場中に音楽が流れ、色々な屋台が出ている。パエリャ 6.9ユーロ。ウィーンピルスナー 500ml 3.3ユーロ。食べ始めたところで雨がパラつきだした。かまわず食べる。食べ終わってしばらくして20:40雷を伴う土砂降りに・・。あわてて屋根のある市電の停車場へ走る。市電2番でオペラ座へ。地下街でメランジェ 1.3ユーロ。スペインより薄い。21:05雨がやんだのでケルントナー通りを歩いて帰る。通り沿いの店はショーウィンドウがずらっと並ぶ。蛍光灯の白い光が多いせいもあって閉店後なのに街がとても明るい。シャッターというものもなく、これで防犯上大丈夫だろうかと思ってしまうが、それだけ治安もいいのかもしれない。人通りも多い。21:40シュテファン大聖堂へ。本当に弾いているのではないかもしれないが、パイプオルガンの音色が響いていてなかなかよい。音楽の街なだけあって、あちらこちらで音楽に関するイベントが催されている。観光するものはあまりないが、音楽好きの人にはたまらない街かもしれない。22時ホテルへ。明日で帰るので今日は洗濯せず寝た。ホテル ヴァンドゥル

宿 Hotel Wandl 日本からインターネットで予約。1泊68ユーロ(税込み)。Stephanspl.駅から歩いて5分ほどと地の利はいい。エアコンはなし。ビュッフェの朝食つき。


8/19(火) ウィーン → 成田

グラーベン通り 7時起床。7:50食堂へ。アメリカ人の年寄り団体がいた。食事はパンにパテ、ジャム類、シリアル、ハム、白カビ系チーズ。野菜や果物はなし。チーズがおいしい。コーヒーは普通。やはりスペインより薄い。8:40外へ。シュテファン大聖堂 北塔4ユーロ。屋根が邪魔し、街の裏側しか見えない。南塔3ユーロ。67mと北塔とほぼ同じ高さまで。こちらも、工事中でもあったが工事していなくても景色はあまり期待できないだろう。ぐるっと周り、10時半 ホットドッグ Bratwurst 2.3ユーロ。ホテルへ戻り、11時チェックアウト。U3でウィーンミッテへ。昨日閉まっていたゲートが開いていて今日は近道できた。11時半のバスで空港へ。11:50空港着。カウンターが団体に占拠されていてチェックインに30分かかったうえ、通路側の席はすでになく10Kの席を勧められた。スターバックスでアイスコーヒー2.5ユーロ。なぜか初めからミルクが入っている。席はエコノミーの一番前、壁に面した席で足元のスペースが広い。通路側の席よりよかった。帰りは個別モニター付きの機体。成田へは8時半着。


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