フィヨルドの町2002/08/15〜2002/08/22 北 欧
(ベルゲン、ソグネフィヨルド、オスロ、ストックホルム、コペンハーゲン)

 ストックホルムにいる友人を訪ねがてら北欧を周ってきました。友人のところで土日を過ごせるよう工夫しながらルートを考えた結果、コペンハーゲンから先はベルゲンin ストックホルムoutで、ベルゲンとストックホルムの間は電車を利用した。

チケット

 飛行機 フレックインターナショナルで購入 \177,900 +税
 SK984 8/15 成田 コペンハーゲン 1155−1625 H
 SK470 8/15 コペンハーゲン オスロ 1725−1835 H
 SK301 8/15 オスロ ベルゲン 1940−2030 H
 SK409 8/20 ストックホルム コペンハーゲン 1030−1140 H
 SK983 8/21 コペンハーゲン 成田 1540−0930 +1 H

 列 車 いずれも日本から電話で予約。現地(ベルゲン)で受け取り。
 Norway in a nutshell NOK882 ベルゲン〜列車〜ヴォス〜バス〜グドヴァンゲン〜船〜フロム〜列車〜ミュルダール〜列車〜オスロの周遊券 NOK882
 X2000 オスロ〜ストックホルム NOK585


フロイエン山頂からの夜景8/15(木) 成田 → ベルゲン

 ベルゲンへは、オスロからの飛行機が20分遅れのため20:50に着いた。CDでNOK600おろす。空港の売店でエビアン NOK21。市内へのバスは21:10発 NOK60。21:50フィッシュマーケット前で下車。空港に着いたときはまだ明るかったが、21時30分頃には日も沈み暗くなった。歩いて5分ほどでホテルへ。荷物を置いてすぐ外へ。まず明日のnutshellのチケットを受け取りに駅へ。窓口は23時まで営業しているが、こんな時間でも8人待ちと意外と混んでいて、15分ほど待って自分の番になった。こんな状況だと明日の朝では列車に間に合わなかったかも。一緒に17日のX2000のチケットも受け取る。その後フロイエン山のケーブルカー乗り場へ。22時40着。次のケーブルカーは23時発。往復でNOK50。頂上は風が冷たくて上着が必要だった。景色は非常に良かったが、寒かったのですぐ次の23:30発のケーブルカ−で下山。ブリッゲンをしばらく歩き回って、23:50ホテルへ。

宿 First Hotel Marin NOK795 421号室。ツインだった。HISのインターネットホテル予約サイト(Pegasus)で予約。(Promotional Rate Seasonal Promo) ビュッフェの朝食付き。部屋はとても広く、そして綺麗だった。


フィヨルドスタルハイム8/16(金) ベルゲン → オスロ

 6:30起床。7:00ビュッフェへ。大した料理はなし。日本人と米国人の団体客がいた。8:00チェックアウト。フィッシュマーケットを少しだけ見て、8:25駅へ。今日はソグネフィヨルド経由でオスロへ行くNorway in a Nushellという周遊券の旅。ベルゲン→オスロというのは、よくガイドブックなどに載っているルートの逆を辿るルートなので、ちょっと不安もあったが、結果的には全く問題はなく展開もよかった。列車は8:40発。自由席で、余裕で座れた。9:55ヴォス着。駅前にnutshellと表示されたバスが停まっていたので、チケットを見せて(乗った証拠として少し破かれる。その後も乗換えの度に少しずつ破かれ、最後は3/4ほどが手元に残った。)乗る。10:03発。10:45スタルハイムホテル着。11:00まで休憩。ここから急傾斜の道路を下り11:20グドヴァンゲン着。11:35フェリー発。フェリーからの眺めはとてもいい。断崖の天辺から白糸のように流れる滝なども至る所で見られる。今日は天気もよく、Tシャツで十分な暑さ。フィヨルドフィヨルド
 13:30フロム着。ここまでは連絡がとてもよく寄り道する暇もないほどだったが、ここで2時間ほど間が空く。とりあえず今日泊まるオスロのホテルに到着が遅くなる旨電話しておいて、その後昼食。カフェテリアでラザニアとサラダ、パンのセットでNOK82。COOPがあったので、そこでポテトチップ、コーラ、水を買う。NOK36。その後は、眺めのいい場所へ移ってフィヨルドを眺めて過ごす。15:35列車へ。15:50発。この列車はかろうじて皆座れるぐらいの混雑。単線で、途中すれ違い待ちのため15分ほど待たされる。途中からの景色はけっこういい。ミュルダールには16:57着。
 オスロ行きの列車は8分遅れで17:03発。フロムからしばらくの間は、岩っぽい地表のあちこちを小川が流れるような、なんともいえないいい景色。オスロへは、途中停止信号でしばらく止まったりして、30分遅れで22:30着。列車の中でポテトチップとコーラを食べてそんなに空腹ではなかったので、駅の売店で夕食代わりにヨーグルトを買う NOK11。ホテルは駅のすぐ横。洗濯をして0:15寝る。

宿 Golden Tulip Rainbow Opera 762号。エコノミーシングル NOK990。インターネットのGolden Tulip グループのサイトから予約。部屋はきれいだったが、エコノミーシングルなだけあってとても狭かった(窓はあった)。


ラー2世号ヴァイキングの船8/17(土) オスロ → ストックホルム

 7:00起床。7:30レストランへ。混んでいる。ビュッフェの品は昨日のホテルと同じレベル。9:30 チェックアウト。10:00駅へ。コインロッカーに荷物を預ける。構内の観光安内所へ行ったが、行列していてかなり時間がかかりそうなのでやめにする。トラフィカンテン(オスロ市電・バス案内所)でオスロカード NOK180。クレジットカード払いはできなかった。10:20 バスでバイキングシップ、フォークミュージアムを見に行く。11:20 再びバスに乗りコンチキへ。間違って違う方面へ行ってしまったようで、終点で気づきそのままそのバスで途中まで折り返し、あとは歩く。11:40 コンチキ、フラムを見て12:25 フェリーでシティホールへ。
 カールヨハン通りを歩いて13:00 バーガーキングでワッパーJrチーズ NOK59。日本以上に物価が高い。13:30 国立ギャラリーへ。ムンクの「叫び」を見る。その後王宮を見て地下鉄でオスロ中央駅へ。By Porten、Oslo Cityと2つショッピングセンターを見て15:15 ベンチで休憩。15:30 荷物を取りKIOSKで惣菜パンとスポーツドリンク・ヨーグルト NOK74。16:00 ホームへ。ヨーグルトを食べながら列車を待つ。今日はイスラム集団と一緒。16:32発。18時ごろ国境通過。といっても何があるわけでもない。21:25 ストックホルム着。友人N村が迎えに来ており、車でN村宅へ。お茶漬けを食べて就寝。

宿 友人N村宅


ガムラスタン市庁舎内8/18(日) ストックホルム

 7:30起床。和食。今日はN村一家と一緒に車で出かける。まず午前中にカクネス塔へ SEK25。その後ノーベル賞受賞パーティなどでも使われる市庁舎を見学。市庁舎脇にはノーベル賞受賞パーティと同じメニューを出すレストランがある。昼食はガムラスタンのレストランで。しばらくガムラスタンを歩き、グランドホテルでビールを飲みながら休憩。ロイヤルキャナルツアーへ SEK90。景色はそれなりによかったが、ビールを飲んだあとのポカポカ陽気で、途中ちょっと居眠りしてしまった。その後王立公園を歩いて抜けてエヌコーデパートへ。その後オーレンスシティーの地下のスーパーで夕食の魚を買って地下鉄でN村宅へ。近所を散歩する。全体的に北海道に似た感じ。池でカモにパンをあげる。頭上をかなり低い高さで気球が飛んでいく。気球ツアーもよさそうだ。夕食はさっき買ってきた魚を塩焼きとムニエルで食べて、NHKの大河ドラマを見て就寝。なんか日本にいるみたいだな。

宿 友人N村宅 2泊目


ヴァーサ号ストックホルム駅前8/19(月) ストックホルム

今日はN村は出勤なので、一人で市内を観て周る。まずN村の奥さんのYさんに車でドロットニングホルム宮殿まで送ってもらう。9:50着。まだ早いのでYさんと一緒にちょっと庭園を見て周る。10時過ぎ、宮殿入り口でストックホルムカードを購入 24h有効でSEK220。10:35あっさり見終わってフェリー乗り場へ。どうもこういうのはあまり興味がない。フェリーは11:00発 SEK70。 ストックホルムカードでの割引は往復乗った場合に片道分ただというものなので、ここでは利用価値がなかった。12時 市庁舎から川を挟んだ所にある船着場着。歩いてヒョートリエットへ。大したことない果物市場という感じ。向かいのビルの地下食堂街でケバブ。アイラン(ヨーグルトドリンク)付き SEK30。去年行ったトルコ旅行を思い出す懐かしい味。12:50 トラム乗り場へ。30分待ちで13:20発でヴァーサ博物館へ。20分ほどで着いた。売店でエナジードリンク SEK20。14:30 バスで市内へ。15時〜40分ほど王宮を見て回る。その後ガムラスタンを経由して王立公園で休憩。オーレンスシティ、プブとデパートを見て、19:00N村と待ち合わせてガムラスタンで海を眺めながら地ビールを飲み、場所を移してレストランで夕食。トナカイのステーキ。レバーのような香りがあって、味はトナカイだけあって鹿に似た感じ。上にのってるキノコのソースがかなり個性的な香り。ダメな人はダメかも。その後ゴンドーレンでカクテルを2杯ほど飲み、地下鉄でN村宅へ。

宿 友人N村宅 3泊目


ニューハウン人魚の像8/20(火) ストックホルム → コペンハーゲン

 7:00 起床。今日も納豆、味噌汁、ご飯という純和食の朝食後、N村の車で空港まで送ってもらう。コペンハーゲンへは飛行機で70分ほどで 11:40着。ピタサンドのようなものが出た。コペンハーゲンの空港でカードでお金をおろそうと思ったが、何故かどこもおろせない。仕方なく現金1万円を両替 DKK6,194。ここでコペンハーゲンカードを購入。1日券 DKK215。1時間単位なので12時から。鉄道で中央駅へ。まず今日の宿の予定のホテルダンマルクへ向かう。国立博物館の近く。日本からインターネットで予約の照会をして回答がないままだったのだが、行ってみるとやはり予約は入っておらず、部屋も満室だった。しかしそこで近くのホテルを紹介してもらったので、そこへ。値段も手頃だったのでそこに決める。
 部屋に荷物を置いて、早速外へ。市庁舎の先まで歩いて、そこから14番のバスでロイヤルコペンハーゲンの工場へ。13時半ごろ着いたが、次の工場見学は14時。時間直前にならないと建物にも入れないので、30分ほど周辺をうろつく。特に何もない場所だ。昼食をとってなかったので昼食をとも思ったが、近くに適当な場所もなくやめにする。15分ぐらい前になってドアが開いたので、入室し申し込み。他に日本人の女の子2人組と、デンマーク人らしき家族、それともう1組。説明を聞きながら、製作現場を約1時間見学。見学終了後、ちらっと売り場を除くが、特に何も買わなかった。その後29番のバスで有名な人魚の像を見に行く。世界3大ガッカリのひとつに数えられたりするが、そんなに悪い雰囲気でもなかった。近くの公園のゲフィオンの泉は残念ながら工事中で水が出ていなかった。またバスで駅まで戻り、ストロイエへ。コペンハーゲンカードで, ビリーブ・イット・オア・ノット、円塔、を観ながらニューハウンまで歩く。コンゲンス・ニュートーゥでフランクフルトを挟んだパンを食べて一息。ニューハウンでは、周りの人が皆飲んでいるので、私もビンのツボルグビールを買って飲む。また駅の方まで歩いて戻り、チボリ公園へ。しばらく見て周ってからホテルへ戻る。チボリ公園のイベント
 19時、ストロイエをちょっと見て、ドネルケバブ屋で夕食をとってからチボリ公園へ。アイスクリームを食べながらしばらく見て周る。21時ごろいったんホテルへ戻り、シャワーを浴びて休憩。22時半に再びチボリ公園へ戻り、フィナーレの光と噴水のショーを見る。しばらくホテル周辺をうろついて戻り、0時半就寝。

宿 マーメイドホテル シングル DKK850 363号室 当日直接行って宿泊。朝食ビュッフェつき。ストロイエが近い。窓はあった。


カールスバーグビール8/21(水) コペンハーゲン → 成田

 7時起床。1階のレストランへ。ビュッフェの内容は,これまでのホテルと同様。このクラスのホテルはどこもこの程度か。8時半、チェックアウト。歩いてクリスチャンボー城の脇を行き、水上バスに乗る。船はニューハウンなどを経由しながら人魚像の先まで行く・・はずだったが、なぜかゲフィオンの泉のあたりで終点。まぁ人魚像は昨日見たことだし、とそのまま戻って10時20分ニューハウンで降りる。少しブラついてからバスでカールスバーグビール工場ビジターセンターへ。11時 工場見学の申込み。試飲券を2枚もらえた。見学の方は早足で済ませながら、最後の方にある試飲コーナーへ。そこでは現地の整備員風の白いツナギの集団が皆で次から次へと大声で歌を歌っていた。どうやらここで試飲をしない人から券をもらって飲みつづけているらしい。だが係員もとやかく言うこともなく、こちらも地元のパブにでもいるような楽しい雰囲気を味わえた。試飲の方は、ツボルグとカールスバーグ合わせて5種類ぐらいのビールが飲めるのだが、何せ試飲券が2枚しかないので、ツボルグとカールスバーグそれぞれ普段飲めそうにない酵母を濾過してない濁ったビールを飲んだ。味は、どちらもそれほど癖もなくすっきり飲みやすい。あとは何かつまみがあるともっといいんだが・・。12時 Enghave駅へ。時間があれば鉄道でスウェーデンのマルメまで行こうと思ったが、時間もお金も足らず、やめにしてとりあえず中央駅へ。12時半、駅の軽食コーナーでハンバーガーDKK32。ほかにすることもなくなったので、13時、空港駅へ。飛行機は15時40分発、成田へは定刻に着いた。


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