Amateur Radio Festival 2003

ハムフェア　２００３

アマチュア無線の祭典ハムフェア2003は無事終了しました。今年のハムフェアも昨年と同じ東京ビッグサイトでの開催でした。会場は１階の西２ホールで昨年の４階（西３・４ホール）よりも小さい面積です。
来場者は１日目が17000人、２日目が11000人の合計28000人と昨年と全く同じでした。

★ハムフェア2003のようす★
　

感想

私は土曜日に行きました。会場の第一印象は、やはり狭いという感じでした。以前はここの西１・２ホールで３日間開催されていたのが、今年はその半分の面積なのですから。来場者も増えませんでしたが、会場が狭いため混み合っている感じでした。JARLコーナーや記念局8N1HAMのコーナー、休憩所など各ブースも狭かったですね。

業者の出店が減ったため、中古無線機の価格も全体的に高かったようです。ネット時代ですからネットオークションで購入したほうがはるかに安く入手できます。それに今年からJARLのリサイクルコーナーが廃止されたのが残念です。掘り出し物の無線機目当てに来場する人も多いので、こういう状態ですとますます来場者が減るかもしれません。まあ業者にしてみれば、昨年から会期が２日間に短縮されたので出展するメリットが少ないという判断なのでしょう。
メーカーブースも以前は色々な粗品を配っていたのですが、最近は経費節約の為か何もくれないところが多くなりました。・・・ということで私はCQ出版社で数冊の本を買った以外はカタログを集めたぐらいです。
各コーナーの展示内容はやはりデジタル技術が中心だったようで、これも時代の流れですね。

クラブコーナーは純粋展示が35、一般が137の合計172クラブが参加しました。あい変わらず粗大ゴミを販売しているところが多かったです。業者がクラブに化けて販売している所や仲間同士の基地として利用しているもの、怪しい団体など今年も様々でしたが、それなりに楽しくやっているようでした。

今年のハムフェアは盛り上がりに欠けたという声もきかれましたが、とにかく無難に終了しました。来年も同じく東京ビッグサイト西２ホールで８月21日（土）と22日（日）の２日間開催される予定です。