「 かごめ かごめ
篭の中の鳥は いついつ出やる
夜明けの晩に 鶴と亀が滑った
後ろの正面 だあれ 」


両手で そっと 目隠しされたように
先の見えない 不安が襲う
真実はいつでも ひとつではなくて
時に心 惑わされる
信じることはたやすくて 信じ続けることが難しい

心の奥 閉ざされた 真実
素顔に飾られた 悲しい嘘を探るより
嘘の中に隠された たった ひとつの真実を信じたい・・

かごめ かごめ・・・

器用に生きる術を知らなくて ここに立ち止まる私を許して
繰り返し訪れる 出合いと別れに 私だけの居場所を探すから
いつか あなたに たどりつく その時まで・・・








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