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茶は養生の妙薬なり、延齢の妙術なり。
-栄西[1141-1215](臨済宗開祖):喫茶養生記-
奇妙なことだが、心を高く保つという一種の謙譲があり、
心を低く保つという一種の傲慢がある。
-A.アウグスティヌス[354-430](思想家.哲学者):神の国-
自分で自分を押さえていることに気づかなければ、
いつまで経っても強くなれない
-R.フロスト[1874-1963](米:詩人)-
私は災難の起こるたびに、
これを良い機会に変えようと努力し続けてきた。
-J.D.ロックフェラー[1839-1937](米:実業家)-
幸福は分かち合うように作られているかのようだ。
-J.B.ラシーヌ[1639-99](仏:劇詩人)-
美は真理の輝きである
-プラトン[BC427-347](ギリシア:哲学者)-
成功には何のトリックもない。
私は私に与えられた仕事に全力を尽してきただけだ。
-A.カーネギー[1835-1919](米:実業家)-
我々はすぺて、奇縁、逆縁、その他、
もろもろの相縁奇縁によって結ばれ、
また離れても行くのであるが、
我々の交友は結局、年月によって磨きをかけられ、
その間に摩耗すべきものは磨耗し、
抜け落ちるべきものは落ちて行く。
我々の前から失われ、立ち去って行く友人を語っても、
必ずしもそれは悲しむぺきことではない。
-安岡章太郎:良友・悪友-
時節が変われば極めて有力なものが最も弱いものに及ばなくなる
-デモクリトス[BC460-370](哲学者)-
人間は自分が破れた時こそ、様々な教訓を得るものだ。
私は勝った試合からは、かつて何ものも学ばなかった。
-B.ジョーンズ[1902-](ゴルファー)-
心に疑いがあると、様々な恐ろしい妄想が生ずる。
-列子けん斎口義-
いくら好きあって、欲しがりあっても、男と女のあいだには断絶があって、
それは親と子の断絶どころのさわぎではない。
むしろ、ダンゼツがありすぎるから、
死ぬほどほれあったり、憎しみあったりするんだろう。
(武田泰淳・本巻97「娘」より)
ただ
最も大切なものは みな ただ
太陽の光 野や山の緑
雨や川の水 朝夕のあいさつ
神への祈り そして母の愛
-河野進(詩人)-
金貨を充たした財曩をもつよりも,書籍を充たした書斎をもて。
-J.リリー[1554-1606](英:作家)-
インドの全財宝をあげても,読書の楽しみには換えがたい。
-E.ギボン[1737-94](英:歴史家)-
一番多忙な人間が一番多くの時間を持つ。
-ビネ[1797-1847](スイス:神学者)-
我々は短い時間を持っているのではなく、
実はその多くを浪費しているのである。人生は十分に長く、
その全体が有効に費やされるならば、
最も偉大なことをも完成出来るほど豊富に与えられている。
-L.A.セネカ[BC4-AD65](ローマ:ストア派哲人)-
子供の目でものを見よ、
そうすれば人生の魅力がわかる。
-R.Jones(サイコセラピスト.中毒症専門家) &
G.Jones(科学教育者)-
過ぎ去った生活を楽しめることは、人生を二度生きることだ
-M.B.マルティアリス[40-104](ローマ:風刺詩人):エピグラマンタ-
辛抱強さは桑の葉を絹に変える。
-ブルガリアの諺-
勤勉は幸運の母である。
-M.セルバンテス[1547-1616](西:作家)-
どんな人の心の中にも、遊びたがっている子供がひそんでいる。
-ハーヴェイ・ルーペン-
ある真実を教えることよりも、
いつも真実を見出すにはどうしなければならないかを、
教えることが問題なのだ。
-J.J.ルソー[1712-78](仏:哲学者)-
老人の厭世主義は、外部からひょっこりやってくるのではなく、
自分自身の頭脳の奥深いところからくるのだ。
散々苦しみ、数え切れないほどの過ちをしでかした後、
下から上までの全階段を上り終わった時に、初めてやってくるのだ。
-A.チェーホフ[1860-1904](露:小説家.劇作家):灯火-
瞑想とは無限に通じる手段である。
-スティーブン・レヴィーン(作家)-
あなたの子供を、価値ある宝物として見守って下さい。
彼らを敬い、あなた自身を敬って下さい。
-バーニー・シーゲル-
この世の中で、本当の喜びを与えてくれるものは幾つあろうかと
指折り数えてみると、決まって最初に指を折るのは食物である。
-林語堂[1895-1976](中国:文学者)-
怒りは自分に盛る毒
-ホピ族の格言-
苦しみは確かに厳しい試験だ。けれど、私達の人格を養いもする。
-エレン・スー・スターン(米:女性コラムニスト)-
死は生を最後に完成させるもの
-R.タゴール[1861-1941](印:詩人.思想家.教育者)-
人生を精一杯生きたという人、
素晴らしく豊かな人生や価値ある人生を生きてきたという人、
叉人生に深い充足感、満足感があるという人は、
かつてどん底まで追いつめられたことのある人だ。
銀の匙を口に含んで生まれ、
一度もそれを取り上げられたことがない人は、
想像もつかないほどの虚無感や無力感を抱えていることが多い。
-オーメット・ミラー(米:精神医学者)-
想像して考えることは実際より遙かに悪いものとなりがちである
-ダイアン・キンプトン-
君と別れし 朝夕の 芒の中に 海を聴く
-西絛八十[1892-1970](詩.童謡・童話作家.早稲田大教授):砂金-
夏は母なる自然が恵みをみせびらかし、
宇宙がけちではないことを立証する。
-サラ・バン・ブラナック-
田んぽ一枚が、どれだけ人々を楽しませてくれるか。
それ一枚見ていたって、人の一生みたいなものを感じるんです。
ここにいただけで、絵本になっちゃう。
私にとっては自然が先生です。
自然に少しずつでも近づきたいと思って描いているわけです。
-原田泰治(画家)-
自然現象の不思議には、自分自身の眼で驚異しなければならぬ。
-寺田寅彦[1878-1935](物理学者.文学者)-
鳥や獣の言葉を理解しようとし、川や石や風の声を聞こうとする
自然が何を訴えているかを聞き取ることができなくなった時、
人類は滅びるだろうと言った人がいた。
はたして、今の私達はバラの語る声に共感し、
ゴミの叫びを理解することができるのだろうか。
-ジョーン・ハリファックス:The Fruitful
Darkness-
自然は神が描いた偉大な書物である。
-ハーベイ[1578-1657](英:生理学者)-
神の名は無意味。世界にとって本当の神は愛なのだ
-アパッチ族の格言-
道徳的なこととは、君がした後で気持ちよく感ずることであり、
不道徳なこととは、した後で、後味の悪いことである。
-E.ヘミングウェイ[1899-1961](米:小説家)-
根性:プレッシャーのもとでの優雅さ
-E.ヘミングウェイ[1899-1961](米:小説家)-
自惚れというものがついぞなかったら、人生はてんで楽しくあるまい。
-ラ・ロシュフーコー[1613-80](仏:モラリスト.政治家.思想家)-
万町の田を耕すもその技は一鋤ずつの功による。
-二宮尊徳[1787-1856](農政家):二宮翁夜話
政は豆腐の箱の如し。箱ゆがめば豆腐ゆがむなり。
-二宮尊徳[1787-1856](農政家):二宮翁夜話
小雨はいつまでも降り続くが、大嵐はあっという間だ、
早く馬を走らせるものは、また早く馬を疲らせもする。
-W.シェイクスピア[1564-1616](英:劇作家.詩人):リチャード2世-
人は幸福を探し始めるや否や、
これを見いだし得ない運命に陥れられる。
-E.アラン[1868-1951(仏:哲学者.批評家):幸福論-
喜びと幸福とは違う。喜びはその場限り、幸福は一生続く。
-ローラ-
すべての個性には,おのずからの美あり。
-R.W.エマソン[1803-82](米:思想家.詩人)-
どんな計画も、運と人の力なしでは達成されないが、
本人がよく考えて一生懸命やらなければ、満足は得られない。
-サム・ザゴリア(米:フロリダ・アトランティック大学教授)-
己を制し得ない者は自由人とは言えない。
-ピタゴラス[BC570-500](ギリシア:哲学者)-
手紙というものは、人に読ませるものではなく、
読んでもらうものだということを忘れてはならない。
-河盛好蔵[1902-1998](仏文学者.評論家):人生作法-
「ことばの地層」目次
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