V
何でクヨクヨと悩み暮らしているのか!
こんなに多くを与えられているではないか!
それを忘れるな。
-E.R.スターン-
食事もほどほどにしておかないと、
コックも毒を盛る人になってしまう。
-ボルテール[1694-1778](仏:作家.啓蒙思想家)-
生きることは愛すること。愛することは理解すること。
理解することは赦すこと。赦すことは赦されること。
赦されることは救われること。
-湯浅八郎[1890-1981]-
知識は容易に得られる。だが叡智を得るには時間がかかる。
-W.オスラー[1849-1919](英:医師):平静の心-
創造の太鼓のリズムを見失ったら、生きるリズムと平和を失う。
-ホピ族の格言-
六月は気前よく贈り物を与える。明るい陽光の暑い日々が又始まる。
バラやボタンが咲き乱れ、イチゴとクリームを楽しむ季節だ。
笑顔が深まり、笑い声が度重なり、心が開く。
六月は人生の富ではなく、人生を豊かにするものが
真の満足感をもたらすことを再発見する。
-サラ・バン・ブラナック(女性ライター)-
議論のための議論はするな。
議論というのは、解決策を見つけるためにある。
-カリン・アイルランド-
退屈は王者風なものである。気高い属性である。
しようと思っても、誰にでも出来るというものではない。
-E.アラン[1868-1951(仏:哲学者.批評家)-
青年は恋愛を望み、壮年は地位を望み、
老人は貪欲になって地位も名誉も全て手に入れたがる
-E.アラン[1868-1951(仏:哲学者.批評家)-
-:精神と情念とに関する八十一章-
結婚その他の人間関係は、味わってみたり
辛抱したりするためにあるのではない。
反対に作り出すべきものである。
-E.アラン[1868-1951(仏:哲学者.批評家)-
愛憎はよくないといって愛憎のない世界がもしあったら
それはどんなに寂しいものかもわからない。
-寺田寅彦[1878-1935](物理学者.文学者):子猫-
人間というものは生来、風に舞う塵のようなものであって、
本性においてから軽佻浮薄なのだ。
一つのことに縛られるのを好まない。
無理に縛りつけると、まもなく狂ったようにして戒めを揺さぶり出す。
囲いや鎖、果ては当の自分までも空中高くはじき飛ばしかねない。
-F.カフカ[1883-1924](プラハ:小説家):短編集-
古来の俸人には雄大な根の営みがあった。
その故に彼らの仕事は、味わえば味わうほど
深い味を示してくる。
-和辻哲郎[1889-1960](倫理学者):偶像再興-
やってみせ、言ってきかせて、させてみて、
褒めてやらねば人は動かじ。
-山本五十六(海軍大将.元帥)[1884-1943]-
身の構えも、太刀のそりようも、みな心になくなり、
何事も去ったるところ、空なれども、一気動く。
-柳生兵庫助-
子供を叱るよりも、環境作りの方が先決。
-蒙求-
好ましい環境と好ましからざる環境が、
そこに住む個人の成長に貢献する。
人は、自分が育んだ環境という果実の収穫人として、
苦悩と喜びの双方から学ぶことができる。
-ジェームズ・アレン:As A Man Thinketh-
マイナスの経験をした人は有利です。
してない人は、人の気持ちが分からなくなっている。
分からないことすら気づかずに生きてしまう。
-山田太一(脚本家)-
僕にとって深く「他人」というものを教えてくれたのは女性です。
男と女の間にはどうにも超えられないものがある。
どんなに仲よくしても他者なんだ、
ずっと他者なんだということを教えてくれる。
-山田太一(脚本家)-
若い者は女を欲求することと恋とを一つに見ている。
女の運命を第一に気にするのが恋で、
自分の欲望を満たそうとばかりするのが肉欲だ。
-武者小路実篤[1885-1976](作家):友情-
力強いとは、相手を倒すことではない。
それは、怒って当然という時に、
心を自制する力を持っているということである。
-マホメット[570-632](イスラム教開祖)-
2頭の象が戦えば、苦しむのは地面の草だ。
-アフリカの諺-
自分達が最高だと思ってやっていることを真っ向から否定しないと、
新しいものは生まれてこない。
-飯田亮(セコム会長)-
人生もスポーツも、達人の域に達すると美しさが出るものだ。
サラブレッドの美しさがそうだ。
オーエンスの走り、織田幹雄の跳躍がそうだ。
人生の達人も品格がある。
-南部忠平[1904〜1997](跳躍競技選手)-
少しずつ、少しずつ、行けるところまで進む。
-クロー族の格言-
まだ見ていない、或いは見ることのできない驚異が
世界にどれほど多くあるかは、考えも想像もつかない。
-F.P.チャーチ-
習慣は人間生活最大の道案内である。
-D.ヒューム[1711-76](英:歴史家.哲学者):人間悟性論-
力のある者は騒がない。力のある者ほどじっとしていて働きかける。
真の道徳は、言葉の終わったところから始まる。
-A.シュヴァイツァー[1875-1965](仏:医師.神学者.哲学者.オルガニスト)-
終末や救済がいつかくるという宗教は多い。
だが待つ間に様々に想像することで、それは既に来ているのである。
-笠原芳光[1927-](人文学部教授)-
人間には進歩か退歩かのいずれかがあって、その中間はない。
現状維持と思うのは、実は退歩している証拠だ。
-森信三-
部屋に書籍なきは、体に精神なきが如し。
-M.キケロ[BC106-43](ローマ:政治家.哲学者)-
おのれを知れ。
みずからを鍛え上げよ。
自分自身であれ。
我が身を分け与えよ。
-R.Jones(サイコセラピスト.中毒症専門家) &
G.Jones(科学教育者)-
素晴らしい夢を見てそれを行動に移せ
-ナバホ族の格言-
がんと闘うなんて、ナンセンス。おれが死んじまえば、
お前も死んじまうんだから、
なるべく仲良くして、こっちも生かしてくれよな、
というしかないでしょ。
-竹中労(よろず評論家)-
不正を犯す人は、不正を犯される人よりももっと不幸である。
-デモクリトス[BC460-370](哲学者):箴言集-
「もっと」がなかったらつまんないでしょ。
今より自分が上に行きたいと思わなかったら、
毎日が苦痛なだけです。野球やるってことは、苦痛なんです。
でも、その苦痛を乗り越えないと、報われるものもない。
-王貞治[1940-](ダイエーホークス監督)-
カネほしさに野球をやる人は、決して本物にはなれないでしょう。
-王貞治[1940-](ダイエーホークス監督)-
音楽もビジネスも、クリエイトする際に、
自分自身か友人達のために創るべきで、
お金儲けを目的としてビジネスしても、そうは問屋がおろさない。
ハートから出たものじゃないと、なかなかうまくいかない。
一瞬の成功なんて長続きしないものだ。
-リチャード・ブランソン(ヴァージン会長)-
★-I.ガンジー[1869-1948](印:首相)-の命日(5/21)にちなんで-映画:ガンジー-より
貧乏は最悪の暴力である。
殺人と流血による自由はいらない。
真実と愛は常に勝利を収めた。
人間の幸福は物品ではない。たとえ豊かでも。
インド独立の偉大な指導者ガンジーの波乱の生涯を、製作費4000万ポンド、
エキストラ延べ30万人以上の壮大なスケールで描くスペクタクルな伝記映画。
1890年の南アフリカの人種差別抵抗運動を皮切りに、
インドで起こった反英不服従運動から、'48年、78歳で暗殺されるまでを綴る。
-ぴあ「シネマクラブ」より-
つむじ風は一朝も吹き続けることはできず、
激しいにわか雨も一日中降り続けられない。
-老子-
不思議なものは多い。しかし、人間ほど不思議なものはない。
-ソポクレース[BC497-405](ギリシア:三大悲劇詩人)-
私は知っている。何も起こらなかったのであれば、
過ぎ去った時間が存在しなかったであろうことを
-A.アウグスティヌス[354-430](思想家.哲学者)-
忍耐と集中力を持てば、答えは現れてくる。
-E.S.スターン-
人生で最も疲れることは、不安でいること。
-C.A.リンドバーグ[1902-74](米:飛行家)-
サスペンスとは女のようなものだ。
想像にまかせる部分が多いほど、興奮も大きい。
-S.A.ヒッチコック[1899-1980](英:映画監督)-
大地はあなたのために果実を生みだしている。
それを手に入れる方法さえ知っていれば、飢えることはない。
-カリル・ジブラーン-
あなた方が、色々な試練にあった場合、
それを寧ろ非常に悦ばしいことと思いなさい。
-ヤコブ1:2-
私は、自意識をどう排除してナチュラルな自分に帰っていくかを
人生のテーマにして生きてきた気がするの。
できるだけ透明になりたいのかも。
今の透明度は、まだ四六%ぐらいかな。一応半分超えないとね。
-阿木燿子[1945-](作詞家)-
五月の朝の新緑と薫風は私の生活を貴族にする。
-萩原朔太郎(詩人):月に吠える-
一緒に本を読むことは、親子の絆を深め、
本の内容に対する子供の理解を深める。
-マルタ・ホッペ(子供発育専門家)-
養い育てるだけで、子供を教育しないのは父親の過ちである。
-三字教-
妻の教育は嫁に来たばかりの頃に行い、
子供の教育は生まれたばかりの頃に行う。
-顔氏家訓-
貧しさの中なら、労りだけで十分子供は育つ。
だが豊かさの中では、精神的な厳しさを与えなければ鍛えられない。
-松下幸之助[1894-1989](松下電気器具製作所創業)-
「自分と出会う」とは何と魅力的な言葉であろう。
「自分と出会えたら」、どんなにかうれしいことであろう。
まずはその「自分」の肩を抱いて、「おお、達者だったか」と
叩いてやりたい。おそらくその「自分」は遠慮深い恥じらいを
見せながらも、涙をこぼして喜んでくれるのではないだろうか。
。
誰もが皆、そうした夢を描いて「自分」を探しているに違いないだろう。
-高峯一愚[1906-](哲学者)-
夕空に春の光景はなやぎわたり
薔薇の花数しれず咲き匂う
静かなるかな
金色の世界 おお そなたへこそわれを導け
紫匂う雲よ そこにこそ
-F.ヘルダーリン[1770-1843](独:詩人)-
薔薇はなぜという理由なしに咲いている。
薔薇はただ咲くべく咲いている。
薔薇は自分自身を気にしない、人が見ているかどうかも問題にしない。
-アンゲルス・シレジウス[1624-77](独:神秘的宗教詩人):瞑想詩集-
人生には四つの関所がある。長い闘病、浪人、牢獄、放蕩がそれだ。
そのうちでどれかを突破した奴がモノになる。
-奥村綱雄(野村證券中興の祖)-
仕事をする上で大切なのは、一に「姿勢」、二に「姿勢」、
三、四がなくて五に「姿勢」である。
仕事にどう取り組むかという「姿勢」が一番大切なのだ。
-カリン・アイルランド-
没落してゆく民族がまず最初に失うものが節度である。
-シュティフター:水晶-
飲食は飢渇をやめんためなれば、飢渇だにやみなば其上にむさぼらず、
ほしゐままにすべからず。
-貝原益軒[1630-1714](儒学者):養生訓-
うつし世は夢、よるの夢こそまこと。
-江戸川乱歩[1894-1965](小説家)-
自分の人生に耳を傾けよう。
計り知れない謎をあるがままに見つめよう。
嬉しいことや満足できることだけでなく、
退屈さや痛みも感じながら。そして、触れ、味わい、
又匂いを嗅ぎながら、聖なる核心へと向かおう。
突き詰めれば、一瞬一瞬がみな大切であり、
人生はその自体が神の恵みなのだから。
-フレデリック・ブクナー:今と昔-
「ことばの地層」目次
HOME