幸福な心の方が裕福な懐よりもずっといい
-イタリアの諺-
長く生きたい、死にたくないといって、
死なない方法ばかり考えているために、
科学がおかしくなってくるんです。
その日その日を充実したものにすれば、
たとえ日数的には短かったとしても、
より長く生きたことになるのだと思います。
私が今絵を懸命に描き続けているのも、そういう理由なんです。
-安野光雅[1926-](画家)-
父親になることは難しくないが、父親であることは極めて難しい
-W.ブッシュ[1832-1908](独:詩人.漫画家)-
我々の生まれ方は一つ、だが、死に方は様々である。
-ユーゴスラビアの諺-
親切で付き合いやすい人間は、
能力はあるが付き合いにくい人間より貴重である。
-カリン・アイルランド-
恋愛の喜びは愛することにある。
人は愛されることによってよりも、
自分の情熱を燃やすことによって幸福なのである。 -:箴言259-
-ラ・ロシュフーコー[1613-80](仏:モラリスト.政治家.思想家)-
君の眼を内に向けよ、
しからば君の心の中にまだ発見されなかった一線の
地域を見出すであろう。
そこを旅したまえ、そして自家の宇宙誌の大家となれ。
-H.ソロー[1817-62](米:思想家.随筆家):森の生活-
恋愛ほど自己愛が強く支配する情熱はない。
人は自分の安息を失う以上に、
愛する相手の安息を犠牲にして顧みないのが常である。 -:箴言262-
-ラ・ロシュフーコー[1613-80](仏:モラリスト.政治家.思想家)-
谷間に牧場を創る。淋しくはない。
食事を作ってくれる誰かが一緒なら。
-映画:幌馬車-
人生は、次々の享楽ではなく、次々の欲望のうちに終わる。
-S.ジョンソン[1709-84](英:詩人.批評家)-
文体は精神の持つ顔つきである。
それは肉体に備わる顔つき以上に、
間違いようのない確かなものである。
-A.ショーペンハウエル[1788-1860](独:哲学者)-
一般に思いつきというものは、
人が精出して仕事をしている時に限って現れる。
-M.ウェーバー[1864-1920](独:社会学者.経済学者):職業としての学問-
運命は、君が逆らえば、君を引いていくが、
君が同意すれば、君を導く。
-ストア哲学者-
禍福は門なし、ただ人の招くところ。
-中国古典-
行動が必ずしも幸福をもたらすとは限らない。
しかし行動なしでは幸福はあり得ない。
-B.ディズレリー[1804-81](英:政治家)-
仕事に失敗するのは運が悪いのでも何でもない。
なすべきことを怠ったからである。
-松下幸之助[1894-1989](松下電気器具製作所創業)-
天国に行くと、
「どうして、モーゼのようになれなかったのかね?」
とは聞かれずに、
「どうして自分自身になれなかったのかね?」と、
言われることだろう。
-ラビ・ズーシャ(ユダヤ教法律学者)-
根づきたいという魂の欲求は、最も重要でありながら、
最もないがしろにされている。
-S.ヴェイユ[1909-43](仏:哲学者.神秘主義者)-
物を贈るには薄くして誠あるを要す。
物厚くして誠なきは人に接する道にあらず。
-上杉鷹山[1751-1822](米沢藩主)-
為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり。
-上杉鷹山[1751-1822](米沢藩主)-
思考は、行動、環境、及び、
人が体験する他のあらゆる現象の源である。
その源を奇麗にしたならば、総べてのものが奇麗になる。
-ジェームズ・アレン:As A Man Thinketh-
父親の節度は子供にとっての最大の教訓である。
-ストバイオス:精華集-
自分よりも長く人生を歩いてきている親には、
経験という財産がある。
-韓非子[?-232](中国:思想家)
一時の感情に激して命を捨てるのは容易だが、
ゆったりした気持ちで道義に従うのは難しい。
-近思録-
宗教は全て、表現の違いこそあれ、
人間は自分一人で立っているのではなく、
又そうすることは出来ないと述べている。
人間は自分の外の自然や社会の種々の力と極めて重要な関係を
持っており、その力に依存してさえしているのである。
人は自分が世から離れて立つことの出来る力の中心ではないことを
ぼんやりとであれ、はっきりとであれ、知っている。
-ジョン・B.ノス:人間の宗教-
立派な行いをする振りをしているだけでも、
知らぬ間にその熱意と習慣が相応につくものだ。
-ゼノン[BC490-420](伊:哲学者)-
見にくいものはよく見える。当たり前のものが最も見えにくい。
-エドワード.R.ムロウ[1908-65](米:ラジオ・テレビキャスター
良い結果をもたらす嘘は、不幸をもたらす真実よりいい。
-ペルシアの諺-
日常的に芸術活動をすることで、
それが心を込めて手紙を書くだけのことであっても、
私達は永遠を発掘し、才能を伸ばし、心の中にある課題を追求し、
心境を見つめることになる。
ふと思いついた事を日記に書きとめ、夢をメモしておくだけで、
心は成長し、僅かながら永遠の到来を実現させる。
そうして書き留めたノートは、私達の福音書や経典となる。
落書きも肖像画となる。
-T.ムーア[1779-1852](アイルランド:詩人):失われた心生かされる心-
私達に必要なのは、自分の本質にあるフィーリングを信じること。
-E.S.スターン-
必死に求めて得られなかったものが
努力しないで手にはいることがある。
-イソップ[BC620-560](ギリシア:寓話作家)-
一度失ったものにいつまでも未練を残していると大成できない。
-後漢書-
他人の幸福を願う者にのみ、幸福はやってくる。
-西岡光秋[1934-](詩人.小説家.文芸評論家)-
嬉しくても歌うな、苦しくても嘆くな。
-モンゴルの諺-
人は、青春の過ちを老年に持ち込んではならない。
老年には老年自身の欠点があるのだから。
-J.P.エッカーマン[1792-1845](独:詩人)-
自分等がいてもいなくてもこの社会にとってどうということは
ないと考える人間になることが一番恐ろしい。
無責任な行為はそこから生まれ、自分の命すら投げやりになる。
「自分がやらねば誰がやる」と、かけがえのない人間として
努力してこそ価値が生じる。
-永井次代:いっしょうけんめい生きましょう-
大きな事をなす際には、些細な礼儀に構っている必要はなく、
大きな礼節が守られていれば、微小な謙遜など問題ではない。
-史記-
有効に行動するために予見すること、これが知性の目的である。
-小林秀雄[1902-83](批評家)-
美しい花がある。
「花」の美しさというようなものはない。
-小林秀雄[1902-83](批評家)-
青年にとってはあらゆる思想は、単に己の行動の口実に過ぎぬ。
-小林秀雄[1902-83](批評家):現代文学の不安-
三月が来る。冬の最後の権力誇示と、春の最初の囁き。
自然界とともに、
私達の精神も冬の長い眠りからゆっくりと目覚める。
数日前は裸だった枝にも、新芽が吹いている。
心の奥で希望の動めきを感じる。
心の庭の土を耕すのだ。
-サラ・バン・ブラナック(女性ライター)-
幸福とは幸福を探すことである。
-J.ルナール[1864-1910](仏:小説家.劇作家)-
世界中で、一番幸福な人間とは感謝の出来る人である。
-鈴木清一-
働きの喜びは、自分でよく考え、
実際に経験することからしか生まれない。
それは教訓からも、又残念ながら、毎日証明されるように、
実例からも、決して生まれはしない。
-C.ヒルティ[1833-1909](スイス:哲学者.法学者.政治家):幸福論-
私達は自己満足に陥りやすく、
いつもとかく自分だけが立派であることを望み、
隣人の良い所を見ないで目をそらし、
何かほんの少しでも欠点に気づくと、
そこにばかり目を留め誇張する。
そのために、私達は、たとえ鷹のような目や、
天使のような視野を持っていたとしても、
他人の良いところを少しも見られないのである。
-M.ルター[1483-1546](独:宗教改革者)-
死は人生の終末ではない。生涯の完成である。
-M.ルター[1483-1546](独:宗教改革者)-
ある時、利休に弟子が「作動の真髄とは何ですか」と聞いた。
利休は答えた。
「火を熾こし、湯を沸かし、茶を立てる。これに尽きるな」
「そんなことが真髄なのですか」と、弟子はいぶかしんだ。
そこで利休はこう言った。
「もし、これをお前が本当に出来るというのなら、
喜んで私はお前の弟子になろう」
-ベッティナ・ヴィテル:The World in a Bowl
of Tea-
家は洩らぬほど、食事は飢えぬほどにて足ることなり。
-千利休[1522-91](茶道家)-
その道に入らんと思う心こそ我が身ながら師匠なりけり。
-千利休[1522-91](茶道家):利休百首-
芸術家とは才能があって、
いつでも初心者のつもりである人間のことだ。
-J.ルナール[1864-1910](仏:小説家.劇作家)-
皮膚から心臓の表面までの距離は、たったの2cmしかない。
だが、この2cm奥の心臓の手術をするために、
人類は二千年の歳月を費やした。
-榊原仟(外科医)-
部下の失敗はただ叱れば良いというものではない。
失敗を自覚している時には慰めも又必要である。
-松下幸之助[1894-1989](松下電気器具製作所創業)-
実相に観入して自然・自己一元の生を写す。
これが歌の上の写生で、写生は決して単なる記述なのではない。
-斎藤茂吉[1882-1953](歌人):短歌と写生一家言-
君の目を内に向けよ。
しからば君の心の中に
まだ発見されえなかった
一千の地域を見出すであろう。
-H.ソロー[1817-62](米:思想家.随筆家)-
私達には、汗をかくことの喜びと爽快さが必要である。
-E.R.スターン-
夫婦は一体であることが大事なんじゃなくて、
お互いが持っているいいものを大切にしながら、
それを持ち寄って作り上げるものだと思う。
一人ひとりが社会に向けて活動するベース、
それが家庭なんだと思いますよ。
-堤剛(チェリスト)-
真実結ばれている夫婦にとって、
若さがなくなることは不幸とは言えない。
なぜなら、夫婦が共に年老いてゆくことの幸せが、
年老いてゆく悲しさを消してくれるからである。
-A.モーロア[1885-1967](仏:作家)-
悪徳を非難するよりは徳を教える方がよい。
-B.d.スピノザ[1632-77](オランダ:哲学者)-
全ての偉大な人は謙虚である。
-G.E.レッシング[1729-81](独:作家.評論家)-
謙虚だと自分で思っているなら、本当はそうではない。
謙虚さが足りないと思っているなら、あなたは謙虚だ。
-R.Jones(サイコセラピスト.中毒症専門家) &
G.Jones(科学教育者)-
なすべきことをなす勇気と、
人の声に私心なく耳を傾ける謙虚さがあれば、
知恵はこんこんと湧き出る。
-松下幸之助[1894-1989](松下電気器具製作所創業)-
松下電器は何を作っているところかと尋ねられたら、
人を作っているところだと答え、
しかる後に電気製品も作っておりますと答えていただきたい。
-松下幸之助[1894-1989](松下電気器具製作所創業)-
完全な,ある物を創作しようとする努力ほど、
心霊を純潔ならしめるものはない。
-ミケランジェロ[1475-1565](伊:芸術家)-
千の喜びも一つの苦しみに値しない。
-ミケランジェロ[1475-1565](伊:芸術家)-
必要以上に前を気にしたり、後ろを見たりし過ぎるから、
今という時を見失うんだよ。
-ひろはまかずとし-
どんな人でも長所や短所を持っているのは当たり前。
それをうまく補い合うのが、夫婦の面白さ。
日本の夫婦関係って、他のどの国よりも夫役とか妻役といった
役割の枠にはめることに立脚している。
そういう既成概念をとっぱらい、個性を認めることが大切だ。
-ピーター・バラカン(音楽評論家)-
家を暖めてくれるのは、熱い暖炉より寧ろ夫婦間の深い理解である。
-マダガスカルの諺-
男と女は何年か経てば飽きるという見方もある。
確かにそんな感じがします。飽きたところから、
寧ろ夫婦としては安定すると思う。生活のパートナーシップには、
男と女の生臭い要素はかえって邪魔になる。
友達として気性が合う方がいいのかもしれない。
-桐島洋子(作家)-
成長を欲する者は、まず根を確かに下さなくてはならない。
上にのびる事のみ欲するな。まず下に食い入ることに努めよ。
-和辻哲郎[1889-1960](倫理学者)-
私が人生を知ったのは、人と接したからではなく、
本と接したからである。
-A.フランス[1844-1924](仏:作家)-
水は万物に恵みを与えるが
自分を主張して万物と争うようなことはしない。
-老子-
恋愛は、その外見の大部分から判断する限り、
友情よりは憎悪に似ている。
-ラ・ロシュフーコー[1613-80](仏:モラリスト.政治家.思想家):箴言72-
私の手にあまったのは、インドの広さでも多様さでもなかった。
その魂の深さだった。
-J.ネルー[1889-196](印:政治家):インドの発見-
苦楽に対して心を等しく保ち、自己を平安にし、
黄金も土塊も同じ気持ちで眺め、愛する者もそうでない者も同様に接し、
賞讃も非難も、名誉も不名誉も、味方も敵も、全く平等に考え、
一切の意図された行為を捨てた者…彼は超越者と呼ばれる。
-インドの聖典-
神を雲の彼方に求むなかれ。神は汝のうちにあり。
-J.G.フィヒテ[1762-1814](独:哲学者)-
社会のために役立ちたいという志を持っている経営者が成功する。
-牛尾治朗(ウシオ電機会長)-
あなたの周りにいる人達はみな、あなたの教師です。
小さな子供も教師だし、友人、家族、道ですれ違った知らない人、
すべての人が教師なのです。
そして、あなたが経験することすべてには、
何かの教訓が隠されています。
それを聞き取る耳さえ持っていれば、
全ての出来事は何かを教えてくれるのです。
-D.A.クーパー:Silence,Simplicity,and Solitude-
徳ある者は孤立するようなことはない。
必ずや隣人というべき親しい仲間が現れる。
-論語-
自分に打ち勝つことは、勝利のうちの最大のものである。
-プラトン[BC427-347](ギリシア:哲学者)-
価値ある人生は長し
-チャールズ・ヤング[1834-1908](米:天文学者)-
我々は成功によってよりも、失敗によってこそ多くを学ぶ。
-S.スマイルズ[1812-1904](英:作家)-
愛の心は薄氷のきらめきを持つが、
同時に、一歩踏み誤ると、
凍りつくような深い水底が待ち受けている。
-西岡光秋[1934-](詩人.小説家.文芸評論家)-
形見や写真にすがり、思い出に生きるのは幻想だ。
夢の中で差し出された食物と同じで栄養にはならない。
そこにはいかなる成長も再生も望めない。
-アン・モロー・リンドバーグ-
形見や写真にすがり、思い出に生きるのは幻想だ。
夢の中で差し出された食物と同じで栄養にはならない。
そこにはいかなる成長も再生も望めない。
-アン・モロー・リンドバーグ-
孤独の寂しさが人間の心を静かに燃やしてくれる。
-前田夕暮[1883-1951](歌人)-
一に一を加えて億となす。これ根気なり。
-後藤新平[1857-1929](政治家)-
不平をこぼす人間に与えられるものは一般に哀れみよりも
寧ろ軽蔑である。
-S.ジョンソン[1709-84](英:詩人.批評家)-
禍には、いつも福が寄り添っており、
福には、決まって禍が潜んである。
-老子-
人間は不安の中に浮かんでいる。
その不安が時として言葉を沈黙させる。
そして沈黙と同時に一斉の存在物が遠ざかり、
代わって無が立ち現れる。その気味悪い無のうつろな静けさ。
それに絶えられず、人々は、
唯とりとめもないお喋りでその静けさを破ろうとするのだ。
-M.ハイデッガー[1889-1976](独:実存哲学者):形而上学とは何か-
博学というものは分別を授けるものではない
-ヘラクレイトス[BC540-480]-
努めて古人を読め。本格的な古典を読め。
新人がそれについて語るところは、たいした意味はない。
-A.W.シュレーゲル1767-1845](独:詩人.評論家)-
英知は、自分が自分の主人公になって今を生きると、
自然に備わってくる。
-山崎房一[1926-](国際MRA理事)-
幸せは、自分の気分次第だ。
-E.S.スターン-
僕たちは敵に出会ったが、敵は自分だった。
-ポゴ-
人間は歳を取るものだと始終考えていること程
人間を老けさせるものはない。
-リヒテンベルク[1742-99](独:物理学者)-
言葉は蜜のように甘いが、腹の中には剣のように
鋭い恐ろしさを潜め持っている。
-新唐書-
幼少の頃一番俗悪なものだと信じていたそのものに、
成人してからなることは、さほど珍しくはない。
-武田泰淳[1912-1976](小説家):政治家の文章-
いつも自分の中の神と対話しなさい。
これでいいのか、他人はそうするけど、
自分はこうあらねばならないのではないかと。
それが大人になっていくということです
-TVドラマ:3年B組金八先生:自分との対話-
大人の学は道の為なり、小人の学は利の為なり
-揚子法言-
各方面における見過されたる者、忘れられたる者の中から、
真に価値あるものを発見することは、
多くの人々によって常に企てられねばならぬ仕事の一つであろう。
-柴田宵曲:古句を観る-
女と車の運転は似てる。いずれは衝突する。
-映画[監:H.ニーダム 脚:T.リックマン]:グレート・スタントマン-
誰に対しても寛容であれ。勿論自分自身に対しても。
-カリン・アイルランド-
私は老年に及んでも、なお少しずつでも生長することを心がけでいる。
-ロングフェロー[1807-82](米:詩人)-
「ねばならない」全てから開放された時間が最も美しい。
が、一つぐらい自らに課す「ねばならない」がないと、
どこまで怠慢になるか見当がつかず、少し怖い。
こうして管理社会は内側から揺るぎなく…。これ又怖い。
-落合恵子[1945-](作家)-
沈黙に愛を感じなければ、愛は成りたたない。
愛は言葉ではない、その人の行動の全てである。
愛は言葉ではない、その人の仕草の中に表れる。
-R.Jones(サイコセラピスト.中毒症専門家) &
G.Jones(科学教育者)-
時間を無駄にしないのは時間だけだ。
-J.ルナール[1864-1910](仏:小説家.劇作家)-
改めるというのは、精神的な生活を象徴するものである。
アフリカの山の中で煉瓦作りの家に住む夫婦が
正しい行いをし、 幸せに暮らせば、
その分だけ世界も良くなる。
モラルを蓄え、日々の過ちを改めていくことで、
私達は人間社会のかけがえのない一員となるのである。
-M.フォッサム:互いに新発見をすればするほど-
「本物」はさりげなく、そして永遠に輝いているものです。
-ひろはまかずとし-
ぼんやりしている心にこそ恋の魔力が忍び込む。
-W.シェイクスピア[1564-1616](英:劇作家.詩人):じゃじゃ馬ならし-
囲碁は白と黒で織りなす創造の芸術。その人の人生が出る。
盤に向かって二人で打ち出すと、言葉を交わさなくても、
その一局で永久に結ばれるくらい親しくなるものです。
-橋本宇太郎(囲碁九段)-
馬鹿みたいに 何をそんなに心配しているの
今 何でもなかったら 何でもないのです
人生って 今なんだから
馬鹿みたいに 黄色くなった古新聞を握りしめて
自分を苦しめるのはやめよう
馬鹿みたいに!
-山崎房一[1926-](国際MRA理事)-
我々は思想を記憶することはあり得ない。記憶するのは言葉だけだ。
-E.アラン[1868-1951(仏:哲学者.批評家):幸福論-
哲学の正しい方法とは、
語ることが出来るもの以外に語ないということ。
-R.ヴィトゲンシュタイン[1889-1951](独:哲学者)-
数学の本質はまさにその自由性にある。
-G.カントル[1845-1918](独:数学者)-
何でもはいはいと従うものが千人いるよりも、
たとえ一人でも直言してくれる人物がいる方が良い。
-史記-
男は、四の五のいらぬことを考える必要はない。
志を立てた以上、迷わず一本の太い仕事をすればよい。
-豊田佐吉(自動織機発明者)-
一生懸命働いた後に飲む一杯のワイン。
それは時を止め、感受性を高め、
幻想と瞑想の世界へ誘う力を持っている
…至上の楽しみとは、一息入れることである。
-T.ムーア[1779-1852](アイルランド:詩人):The
Planets Within-
何があろうと、自然は尽きることがない。
物の奥深く、貴い新しい命が生きている。
-G.M.ホプキンズ[1844-89](英:詩人):神の偉大さ-
片目が見る、もう片方の目は感じる。
-P.クレー[1879-1940](スイス:画家)-
金銭、権力、名声はいいことばかりではない。
だからそれを求めて心をかき乱されてはいけない。
結果として得られれば感謝すればいい。
得られなければ、同時にそれに伴う悩みも避けられたのである。
-タタルケビッチ(ポーランド:哲学者.美学者)-
さあ、新しい年を歓迎しよう。
新しいものに溢れた年を。
新しい始まりと懐かしい思い出の月、一月が招いている。
さあ、冬に素晴らしい魔法をかけさせよう。
つんと寒い、ウールのマフラーの日。長くて暗い夜の、
いい匂いのする夕食や活発な会話もしくは孤独の楽しみ。
外では雪がしんしんと降り、気温が下がる。
自然は全て平穏である。私達もそうならなければ。
炉端に近づこう。
今月は夢見る月、これからの一年と、心の旅を楽しみに待つ月。
-R.リルケ[1875-1926](独:詩人)-
「雪が積もると竹はどうなる? ピシーッと割れてしまうんだよ。
一度割れたら、竹は使い道がなく、捨てられてしまうんだよ。
お前だったら、竹を助けるためにはどうしたらよいと思う?」
「叩いたり、揺すったりして、雪を落としてやれば…」
「そう、お前も竹と同じなんだよ。
人間としての道にはずれた悪いものが、
お前の体に雪みたいに積もり押しつぶそうとしていた。
だから、母さんは、お前から悪いものを払ってあげようと、
必死で叩いたり、揺すったりしたんだよ」
-島崎庸夫-
何を求めているのか判らない時、
友達だったら…って考えよう。
-シンディ・フランシス-
計画性を持って事を行うことは大事である。
しかし時には必要に迫られて事を運ぶ行き方も必要である。
-松下幸之助[1894-1989](松下電気器具製作所創業)-
単純なものこそ、変わらないもの、偉大なるものの謎を宿している。
-M.ハイデッガー[1889-1976](独:実存哲学者)-
意識的な選択が、いい日をいい人生にしていく。
-E.S.スターン-
言葉の奇抜な跳躍をねらうのは手品師のやることで、
詩人のなすべきことではない。
-ノヴァーリス[1772-1801](独:詩人.小説家):青い花-
君を理解する友人は、君を創造する。
-R.ロラン[1866-1944](仏:人道主義的作家)-
明け行く一日を敬え。一年先、十年先でなく、今日を思え。
-R.ロラン[1866-1944](仏:人道主義的作家)-
太陽がない時には、それを創造することが芸術家の役割である。
-R.ロラン[1866-1944](仏:人道主義的作家)-
英雄とは自分の出来ることをした人だ。
ところが凡人はその出来ることをしないで、
できもしないことを望んでいる。
-R.ロラン[1866-1944](仏:人道主義的作家)-
人は望む通りのことができるものではない。
望むことと生きることは別々だ。くよくよするな。
-R.ロラン[1866-1944](仏:人道主義的作家)-
人を愛することは、生きる意欲を持つことである
-西岡光秋(作家・評論家)-
感謝の念を育てる。
一日一時間孤独の時を確保する。
一日を祈り、瞑想、反省で始め、終わる。
一日をシンプルに過ごす。
家の中をいつも片づけておく。
過密スケジュールを立てない。
現実的な締め切り時間を設ける。
守れそうもない約束はしない。
何をするにしても三十分の余裕を取る。
家庭でも仕事場でも静かな環境をつくる。
週に二回は九時にベッドに入る。
つねにおもしろそうな本を携えている。
深呼吸を何回となくする。
体を動かす。歩いたり、ダンスしたり、走ったり、
好きなスポーツを見つける。
純粋な水をたくさん飲む。
空腹のときだけ食べる。
おいしくなかったら、食べない。
行動するよりは、存在する。
一週問に一日は休憩と回復に当てる。
たびたび笑う。
五感に贅沢をさせる。
いつも快適さを選ぶ。
大好きでないものは、なしで済ませる。
母なる自然に育ててもらう。
夕食の最中は電話に出ない。
皆に気に入られるようにするのはやめる。
自分を喜ばせるようにする。
否定的な考えの持ち主とは付き合わない。
時間、創造的エネルギーと、感情のような大切な資源を
無駄遣いしない。
友情を育てる。
自分の情熱を恐れない。
困った問題は挑みがいのある問題と考える。
自分の志を大切にする。
到達できそうな目標を設定する。
期待は捨てる。 美を鑑賞する。 境界を定める。
いつも「イエス」と言う代わりに「ノー」も入れる。
心配しないで、楽しい気分になる。
幸せは生きている感情なのを忘れない。
安定を心の平安と交換する。
あなたの魂を愛する。
あなたの夢を大切にする。
毎日、愛を表現する。
真の自己を探し求め、見つける。
-サラ・バン・ブラナック-
微笑みを活用しないなら、銀行に百万ドルを持ちながら、
小切手がないのと同じだ。
-レス・ギブリン-
私達は皆偉大な力を秘めている。後はそれを解き放つだけだ。
-ジーン・ヒューストン-
学ぼうとして生きれば、生き方も分かってくる。
-ポルトガルの諺-
大切なのは”誰か”ではなく”何が”正しいかだ。
-T.H.ハックスレー[1825-95](英:生物学者)-
自分のために取っておいたものは失われ、
誰かに与えたものは永遠に自分のものとなるだろう。
-アクセル・マンス-
らしく…というのはいい言葉だよ。
誰でもその人らしく振る舞えばいいのさ。
-中山晋平[1887-1952](作曲家)-
テリィ:花を見ても音楽を聴いても、みんな何の目的もない、
無意味なような気がする。
カルヴェロ: 意味を求めたって始まらないよ。人生は欲望だ。
全ての生き物の目的は欲望なのだ。
それぞれ欲望があるから、
バラはバラらしく花を咲かせたがるし、
岩はいつまでも岩らしくありたいと思っているんだ。
そうだ、人生は素晴らしい。
何よりも大切なのは勇気だ、想像力だ。
-:ライムライト-
人生はクローズアップで見れば悲劇
ロングショットで見れば喜劇
-C.チャップリン[1889-1977](英:映画俳優.監督)-
人間には憎悪や不快を忘れさせてしまう性質がある。
-C.チャップリン[1889-1977](英:映画俳優.監督)-
私達が皆で、小さい礼儀作法に気をつけたならば、
この人生はもっと暮らしやすくなるのである。
-C.チャップリン[1889-1977](英:映画俳優.監督)-
徳をもって人を支配する者は王たり。
力をもって人を支配するものは弱く、
富をもって人を支配する者は貧し。
-荀子[BC298-235](中国:思想家)-
覚えておくべき最も大切なことは、靴が足に馴染むのではなく、
足が靴に馴染むということだ。
-トロント・スター紙-
命をかけるというほどの思いがあって初めて、
いかなる困難にも対処していく力が湧いてくる。
-松下幸之助[1894-1989](松下電気器具製作所創業)-
夢は水に混じるワインのように、奥深くまでしみ通り、
精神の色を変える。
-E.ブロンテ[1818-48](英:作家)-
自分の生活のためにせっせと働くだけでは、人生は満たされない。
見返りを求めることのできない相手に何かをすることなしには。
-ルース・スメルツァー-
仕事というものは、本来遂行するのに犠牲を伴わないのが理想である。
働くことを楽しみつつ、希望に満ち満ちて、
欣喜雀躍の中に成果をあげていくべものである。
-松下幸之助[1894-1989](松下電気器具製作所創業)-
親にとって、子供はいつまでも子供である。
たとえ、子供が白髪になっても。
-ジャネット・リー-
どういう風にして年を取っていくかを知ることは、
人生の知恵にとって主要な仕事であり、
偉大な生き方における最も難しい知識である。
-A.アミエル[1821-81](スイス:文学者.哲学者)-
沈黙は会話の中の一つの偉大な技術である
-W.ハズリット[1778-1830](英:評論家.随筆家)-
苦悩は、常に何らかの方面の誤った思考の結果である。
完璧に浄化され高められた者が、
苦悩を体験する必要などどこにもない。
-ジェームズ・アレン:As A Man Thinketh-
何かに対して〈使命〉を感じるとはどういうことであろうか?
それは何が〈正しく〉何が〈最善〉であるかという、
あなた自身がもっている高い理念を達成させるために
自分の仕事をすることであり、
もしその仕事をしないでいたら『指摘される』からするというのではない、
ということではなかろうか。
(ナイチンゲール イギリスの看護婦)
続けて彼女は、自らの使命を全うするためには、
人から言われるまでもなく仕事に取り組まなければならない。
それが、熱中することだと強調している。
人の目が気になる“会社組織”にあって、
自分の使命を真に自覚できれば、実に素晴らしいことだと思う。
そこには、いきいきとした姿が生まれ、さらにハ−モニ−が生まれ
“会社組織”を“人間の集まり”へと高めていく源泉となるのでは....
感謝・安心・幸せ
人生を肯定的に生きる
心豊かな人間は
自分も他人も許し
心に余裕がある
-山崎房一[1926-](国際MRA理事)-
あなたは世界中の中の誰とも違っている。
だから他人と比較して優劣を論じてはならない
-Murphy-
仕事が着手されたということは、動機よりも遙かに重要なことだ。
-E.アラン[1868-1951(仏:哲学者.批評家):幸福論-
死をはじめて想う。それを青春という。
-山田風太郎-
時を得た沈黙は英知であり、いかなる雄弁よりもまさる。
-プルタルコス[46-125](ギリシア:哲学者.著述家)-
流の人物というのは、ユーモアのセンスを必ず持つ。
-獅子文六[1893-1969](小説家.劇作家):ユーモリスト吉田茂-
男が女に慣れるのは、結婚生活が、一番の早道である。
漁色家は、案外、女を知らない。
-獅子文六[1893-1969](小説家.劇作家):青春怪談-
国は人間が創造したものです。
国は土からできているのではなく、人々の心でできています。
もし人間が輝いていれば、国は顕現されます。
(タゴール インドの詩人)
自力でやろうと決意すれば、そこに創意工夫も勇気も湧いて、
難しいことでも達成できる。
-松下幸之助[1894-1989](松下電気器具製作所創業)-
成功の下、久しく居るべからず。
-司馬遷[BC145-86](中国:前漢の歴史家):史記-
人のやったことは、まだやれることの百分の一にすぎない。
-豊田佐吉-
他人の過去の過ちを許しなさい。
そして何よりもあなた自身を許しなさい。
-シンディ・フランシス-
水を踏むときは地を踏むように、
地を踏む時は水を踏むようにというが、
この言葉の言わんとするところは、自分が対した境地に囚われない、
物事の本性を明確に知った人でないと判らないだろう。
-沢庵宗彭[1573-1645](臨済宗):太阿記-
真の剣の達人というものは、刀を使って人を斬ることではない。
寧ろ人を活かすために刀を用いるものだ。
-沢庵宗彭[1573-1645](臨済宗):太阿記-
人は誰も生まれながらの長所が一つはあるものだ。
その長所を引き出して用いれば、
どんな人でも活躍の場はある。
-沢庵宗彭[1573-1645](臨済宗):東海夜話-
身近にあることを知らないからといって、
その人に恥をかかせてはならない。
又、珍しい事を少し知っているからといって、
その人を偉いと思う必要もない。
-沢庵宗彭[1573-1645](臨済宗):東海夜話-
栗や柿の実に例えて申しましょう。
栗や柿は痛みや悲しみを感じないと思うのは、
人間の勝手な思い込みである。
栗も柿も痛みや悲しみを当然感じていると思う。
-沢庵宗彭[1573-1645](臨済宗):玲瓏宗-
どんなに欺いたってよいのだ。喜ばしい時には喜び、
悲しい時には悲しむ。それが仏法の教えである。
一般の人と変わらないのがよい。
-沢庵宗彭[1573-1645](臨済宗)-
黄昏の私の空で、君は雲、色も形も、私の好み通りの雲、
君は私のもの、私のもの、優しい唇の女よ。
君の命には、限りない私の夢が宿っている。
-P.ネルーダ[1904-73](チリ:詩人):黄昏の私の空で…-
「純真な思考」は、穏やかさと自制の習慣として、
ひいては静寂と平和に満ちた環境として具現化する。
-ジェームズ・アレン
誰の友にもなろうとする人は、誰の友でもない。
-ブフェツフェル(作家)-
仕事の苦しみこそが、真の喜びである。
-マニリウス(作家)-
身体は「五感で知る心の一部である」
-W.ブレイク[1757-1827](英:詩人.画家)-
体は健康に成りたがっている。まず自然治癒力を崇めよ。
-ワイル-
「人間の価値は、その人が受けとることのできるものよりも
その人が与えるところのものによって、見定めねばなりません」
(科学者:アインシュタイン)
〈「晩年に思う」市井三郎訳(講談社)〉
ただ、はつらつとした活動によってのみ
不愉快なことは克服される。
ゲーテ(ドイツの文豪)
かかる世にありて恐れることなかれ
しかして汝、ほどなく知るべし、
悩みて、しかる後(のち)強くなることの
いかに荘厳なるかを。
ロングフェロー(アメリカの詩人
太陽の輝きは
人間の勇気の中で輝く---
陽(ひ)の光はこの世のすべての闇を追い払う
タゴール(インドの詩人 「春の先がけ」森本達雄訳)
将来に備えることは、現在の土台を固めていくことにつきる。
サン・テグジュペリ(フランスの作家)
恋というものは、人の心の最も高貴な、
更には天与の情熱の発露であるがゆえに、
生きることの全ての満ち足りた喜びをこれに帰するのは
当然と言うべきであろう
-アフラ・ペイン:美しい浮気女-
一生を通じて口にする祈りの言葉が「ありがとう」であれば、
それで十分。
-J.エックハルト[1260-1327](独:神学者.神秘主義者)-
私は君のために丁度聖ポール寺院にお祈りに出かけようとしている。
ただし、祈りが聞き届けられるだろうという希望を一つも持たずに。
-S.スミス[1771-1845](英:聖職者.エッセイスト)-
実は何もない。本当は何でもない。
それでいて無限の力。
それが祈り、そして愛。
-ひろはまかずとし-
人間には三種ある
自分から学ぶ人−賢人
他人から学ぶ人−才人
何ものからも学ばない人−バカ
-アラブの諺-
山中の賊を破ることは易しいが、心中の賊を破るのは難しい。
-王陽明[1472-1528](中国:儒学者)-
良知とは、何よりも天理が自然霊妙に発現したもので、
誠の心こそがその本体なのです。
-王陽明[1472-1529](中国:学者):伝習録-
人の胸のうちには、誰しもそれぞれに聖人が宿っている。
ただ自分でそうと信じ切れないため、
皆それを自らの手で葬ってしまっている。
-王陽明[1472-1529](中国:学者)-
笑いは生きる活力源。人間関係を難しく考えるのはやめよう。
どうせ生きるならもっと気楽に。
-シンディ・フランシス-
人間一般を知ることは、一人一人の人間を知ることより易しい。
-ラ・ロシュフーコー[1613-80](仏:モラリスト.政治家.思想家)-
自らが助けられる前に、
まず、他の人を助けることを考えねばならない。
-L.v.ランケ[1795-1886](独:歴史学者)-
忘恩は慢心の落とし子である。
セルバンテス(スペインの作家、「ドン・キホーテ」より)
見ててくれる人が必要なの
心を理解して
やさしく支えてくれる人が
-映画[監:ヴィム・ヴェンダース]:エンド・オブ・バイオレンス-
死と同じように避けられないものがある。それは生きることだ。
-映画[監:C.チャップリン]:ライムライト-
立派に死ぬことは難しいことではない。
立派に生きることが難しいのだ。
-映画[監:ロベルト・ロッセリーニ]:無防備都市-
束縛があるからこそ
私は飛べるのだ
悲しみがあるからこそ
高く舞い上がれるのだ
逆境があるからこそ
私は走れるのだ
涙があるからこそ
私は前に進めるのだ
ガンジー(インド独立のリーダー)
こわいことなど なにひとつ無い。
いつか、おなじ大地に もどれるんだから。
ひろはまかずとし 墨彩詩画ひめくりより
一つの生命を救える人は世界も変える
-映画[監:S.スピルバーグ 原:トーマス・キニーリー]:
シンドラーのリスト-
命そのものよりも大切なもの。
それは
その命を生きるための精神である。
(カンディド・ロンドン ブラジルの探検家)
幸福になる義務ほど過小評価されている義務はない。
幸福になることで、人は世間に匿名の慈善を施している。
-R.L.スティーブンソン[11850-94](英:作家)-
世間の好みに従順に従わないで、自分の好みを知ることは、
精神を生き生きと保つ方法だ。
-R.L.スティーブンソン[11850-94](英:作家)-
友達とは、自分への贈り物だ。
-R.L.スティーブンソン[11850-94](英:作家)-
思い出という花壇を持って、
人はそれぞれの胸に
季節ごとの花を育てている。
-西岡光秋[1934-](詩人.小説家.文芸評論家):淡い記憶のように-
思い出というものは、人を楽しませるものではあるが、
時には人を寂しがらせないでもない。
精神の糸に、過ぎ去った寂寞の時をつないでおいたとて、何になろう。
-魯迅[1881-1936](中国:文学者)-
人生を良いものとするのも悪いものとするのも、
全て個人が決めることである。
人の強さも弱さも、純粋さも汚れも、
他の誰のものでもなく、彼自身のものである。
-ジェームズ・アレン:As A Man Thinketh-
老来の疾病は、全てこれ壮時に招きしものなり。
-菜根譚(中国処世哲学書)-
近頃の女性は特定できない悲しみを感じている。
やろうと決めたことはほぼ達成するにもかかわらず
自分の人生で何かが欠けているように感じ、
外に答えを求めるのだが、見つからない。
誤りの多くは、自分に対する正しい認識がないことである。
-エミリー・ハンコック-
私たちは自分の物語の主人公である。
-M.マッカーシー[1912-89](米:小説家.批評家)-
あるものに祝福を与えると、それは祝福を与え返すだろう。
それに呪いをかけると、のろい返すだろう。
ある状況に祝福を与えると、それはあなたに害を与える力がなくなり、
たとえ当分は困難な状況であっても、
心から祝福したのであれば、やがてその困難は消えるだろう。
-エメット・フォックス-
「ことばの地層」目次
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