12月25日・白鳥のいる川のほとりで   
                              




この日

天からの 祝福のように

空気もなごみ 水もぬるみ

はるか遠く 地平の果てまで

澄んだ光が 空いっぱいに 満ちあふれた



< みなものきらめき 風の子守歌 >



鳥たちも 思う存分 思い思いに 

のびのび のんびり 遊びまくっている
  


(( きょうは 12月25日 クリスマスの日

こどもたちも プレゼントを手にして

にこにこしていることだろう・・・ ))



< みなものきらめき 風の子守歌 >



河原では

列をつくって さんぽしたり

ツ−ショットで ひなたぼっこしたり



川の中では

首をつっこんで さかなをとったり

ゆったりと ランデブ−したり



ばたばたと 羽ばたいてみたり

急にかけだして 滑空したり



シャバシャバと 水をとばして 舞い降りてきたり



< みなものきらめき 風の子守歌 >



鳥たちの動きが あまりにもなめらかなので

ついつい僕も

水の中や 空の高みに 連れて行かれそうになる



ああ 「自由」というのは こういうことだったのだと

僕は しみじみ 水のように また 風のように 確信
した