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| P38 | 差別撤廃措置の中止を余儀なくされて、小数民族の法科大学入学者数は1963年 レベルに急減 | scuttle: やめる、 affirmative action :差別撤廃措置[運動]、 enrollment :入学,登録簿,登録者名簿、 plummet: 急落する |
| 1 | 差別撤廃措置がないアメリカの大学がどのようなものになるか?先週、 カルフォルニアとテキサスでその将来図が垣間見られた。両州の最高峰 の法科大学は−−入学に人種を考慮しないように命ぜられた−− 来年の入学者で、黒人とヒスパニックの数は何十年来の低レベルになる と発表。テキサス大学では毎年30人から40人いた黒人入学者が0人に、ヒスパニック が50人から14人へと減少。バークレーとUCLAでは、黒人が80%減少、 ヒスパニックはそれぞれの大学で50%と32%減少。 | in the absence of :がない場合、 get a glimpse of :を一目見る、 applicant: 応募者,出願者、 Hispanics :中南米出身のアメリカ人 |
| 2 | こうしたことが大学で起こったことは謎でも何でもない。黒人やヒスパニックは 白人やアジア系アメリカ人より成績が悪い。人種を考慮しなければ、成績が 重要となる。「これは予想されていたんだよ」とU.T.法科大学の学長、 マイケル・シャーロットは語る。「テキサス議会に、このことを警告していた んだ。大失敗だ」 | criteria: 基準、 foresee :予見する、 dean: 学部長、 legislature: 立法府 |
| 3 | 入学に際して、人種を考慮してもいいが、人種による割り当てを禁止する、 という1978年のバック判決は、ほとんどの所で法律となっている。 ほとんどの学校は、様々な人種の学生がいることに価値をみいだしているが、 テキサスとカリフォルニアは割り当て反対では、運動の先陣を切っている。 4人の白人が、U.T.法科大学を人種差別で告訴した。最高裁が、彼らに 有利に下された判決を支持したとき、テキサスの大学は、方針の転換を 余儀なくされたのである。U.T.などへの少数民族の入学は激減。経済援助も 人種によらなくなるので、減少はさらに大幅になるかもしれない。 カリフォルニアの場合、方針の転換は1996年の州民投票による議決209による。 ただし、大学生への適用は1998年以降である。 | quota: 割り当て、 law of the land :国法,土地の法律、 leading edge :先進の,最先端、 roll back :後退する、 in favor of :に有利に,を支持して、 sue: 告訴する、 undergraduate: 大学生、 result in :結果として〜になる、 color-blind :人種偏見のない、 impetus: 推進力、 revise :修正する、 proposition: 提案,提議、 ballot: 投票、 initiative :一定数の有権者が立法に関する提案を行なって選挙民や議会の投票に付する制度、 implement: 実施する |
| 4 | 差別撤廃措置に批判的な人達は、カリフォルニアとテキサスの結果は 学校があまりにも人種に重きを置きすぎていることを実証したと言っている。 人種についての本を出版予定のアビゲイル・サーンストロムは、この数字を 使って、本当の問題とは何かに焦点を絞った。「高校は認識能力の劣った 黒人やヒスパニックを卒業させている。(大学が)彼らの入学を認める ということは、高校が責任を免れるということだ」と彼女は言う。 反差別撤廃措置派のワード・コナリィなどは、少数民族の高校生の 成績を伸ばす手助けをするよう要求している。「家族の誰も大学に 行ったことがないような家族に手を差し伸べるのが好きだ」と彼はTIME に語った。カリフォルニア大学は、そのような計画を持っているが、 何千万ドルもの費用がかかるだろう。 | bear out :証明する,実証する、 rely on :あてにする、 double standard :二重の基準、 forthcoming: 近刊予定の、 zero in on :に焦点を絞る、 cognitive: 認識の、 minorities: 少数派、 off the hook :責任を免れて,救う、 crusader: 社会運動を実行する人、 regent: 摂政,評議員、 mentor: 指導する |
| 5 | 一方テキサスでは、少数民族の入学を認める方法を見つけることができなければ テキサス大学の予算をカットすると、少数民族代表の州議員が脅しをかけていた。 議会は次の法案を通したところ。問題を解決するために、高校の上位10%は 自動的に入学を許可し、上位15%から25%の評価する際に、大学側は 様々な要因を考慮できるというもの。申込用紙には「人種」をチェックする 覧がないので、入学希望者に家族背景を書くように推奨している大学もある。 | redress: 正す、 assess: 評価する、 applicant :志願者 |
| 6 | 9万人の法科大学希望者を対象とした、リンダ・ワイトマンの研究は、 少数民族の受け入れとその成果を調べたものである。それによれば、 1991年に法科大学に入学許可された3,485人のうち成績によって入学を 許可されたものはわずか687人。だが、こうした少数民族の学生は、 白人と同じ割合で卒業し、司法試験に受かっている。さらに、彼らは、 専門家としても模範となるべき人物としても、黒人社会に多大の貢献をしている。 | recruiting: 募集する、 payoff: 利益、 bar exam :司法試験、 incalculable: 数え切れない、 role model :模範 |
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