|
| |
| p41 | 原因解明というには時期尚早だった | premature: 時期尚早の |
| 1 | クライグ・マーボン等は重大発見をしたと確信した。だから記者会見を し、発表したのだ。内容は、乳癌を引き起こすスイッチの役をする 酵素を発見したというもの。乳癌により、毎年アメリカで4、400人が死亡 している。「これにより、診断法も新しくなり、治療の仕方も変わる」 とマーボンは述べた。 | momentous: 重大な、 press conference :記者会見、 enzyme: 酵素、 breast cancer :乳ガン、 diagnostic: 診断の、 therapeutic: 治療の、 pharmacologist: 薬理学者 |
| 2 | そうだろうか?彼らが見つけたのは、マイトージェンで活性化された キナーゼ蛋白として知られている酵素が、乳癌細胞内で増加するという こと。問題は、MAPキナーゼは多くの分裂細胞内で増加するのである。 乳房腫瘍で増加しても驚くことではない。 | SUNY :State University of New York、 cell :細胞、 elevate: 昇進させる、 mitogen: 有糸分裂促進剤、 kinase: キナーゼ、 tumor :腫瘍、 molecular biologist :分子生物学者 |
| 3 | おまけに、彼らの研究対象は小人数であった。乳房細胞の酵素の 量を測ったのはわずか30人で、そのうち11人は、手術を受けて 疑わしい腫瘍を取り除いた。取り除かれた細胞は、後で癌性のもの と判明、通常の乳房細胞より5倍から20倍のMAPキナーゼを含ん でいた。しかし、確固たる結論を下す前に、もっと多くの患者を 調べるべきだ、と他の研究者は非難している。 | abundance :豊富さ,発生量、 undergo surgery :手術を受ける、 suspicious :疑わしい、 cancerous: がん(性)の |
| 4 | 例えそれが本当であったとしても、MAPキナーゼは、細胞分裂を 制御する複雑な生化学系の1つの要素にすぎない。乳房腫瘍内 でその酵素が増えても、それが原因というより、悪性腫瘍の 結果増えたものかもしれないのだ。無論、MAPキナーゼが腫瘍の 増殖にさして関係無いというのではない。しかし、「これは 謎の一部であって、唯一の解ではないことを理解しなくては」 とスーザン・ブラウンは警告する。実際、乳癌には唯一の 答えはないだろう、複雑でありまた変化するものだから。 | elaborate :精巧な、 biochemical: 生化学の,生化学的の、 malignancy: 悪性腫瘍,悪性、 contributor: 寄付者、 variable: 変化するもの、 |
感想などがありましたら、メールを下さいね!!