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| p62 | インターネット上で使えるお金が今週登場、Webは金のなる木に代わるか? | vending machine :自動販売機、 money tree :金のなる木 |
| 1 | 利用者は多いが、まだ出始めたばかりというメディアは、何か儲け口 があるはずだ、というのが通り相場である。その好例がWWWである。 相互に連結したコンピューターの世界では、オンラインでお金を使おうと しても、消費者はクレジットカードを使うしかない。安全性に不安がある インターネットでは、クレジットカードを使っては成功しそうにない。 | acknowledge :認める、 in want of :〜が必要で、 cash in on ~ :〜で儲ける,〜を利用する、 case in point :その一例,好例、 teem with :〜で満ちあふれている、 affluent :裕福な、 surrender :を引き渡す、 recipe for success :成功の秘訣 |
| 2 | CyberCashが新製品を出した今、事態は完全に変わるかもしれない。Webが 巨大な自動販売機になるかもしれないのだ。新製品のCyberCoinだと、 取り引きが25セントから可能となり、「インターネット上の商取引の 目玉になるだろう」とCyberCashの副社長は言っている。 | quarter :25セント、 exuberant :(想像力など)豊富な,元気の良い、 general manager :支店長、 core :中心 |
| 3 | どう機能するか:まず始めにCyberCashのWebサイトに行き、ソフトをダウン する。一種の電子の財布となるわけ。それを登録しとくわけだ。そうすると、 後は自動現金支払い機と同じと考えればよい。例えば、銀行からお金をその財布に 移す(CyberCoin)。CyberCashを受け付けるサイトではそのお金を使用できる ようになっている。 | starting tomorrow :明日から、 download :(コンピューター)ダウンロードする、 register A with B :AをBに届ける,登録する、 sign up :参加する、 ATM :現金自動振込(支払)機,automatic teller machine |
| 4 | インターネットを利用する企業家にとって、それは魔法のコインであり、 Webで商売が可能となる。例えばこんな例を考えてみよう。TIMEのライター にとって、自分のちょっとした話しをネットに載せるのは簡単だ。しかし、 それで50セントを得ようとしても、誰がクレジット番号を教えてくれる? | marker :目印、 viable :実行可能な、 breeze :容易にできる事[もの], 朝めし前、 fork over :(金,近品などを)出す,渡す |
| 5 | CyberCoinsによって、このような思い付きの商売が無数に始まるだろう。 多人数参加型のゲーム、Worbbleを例にとってみよう。来週Webに登場するはすだ。 ゲームは、一度の参加人数が5人から2,000人。縦横3マスの中に隠れている単語 を探すもので、最初に見つけた人は$10から$60の賞金がもらえる。参加料は$1で、 通貨はCyberCoin。「CyberCoinは我が社の戦略にピッタリ」と社長は言う。 | harebrained :(人・計画など)気まぐれな,うわついた scheme :計画,考え bloom :開花する,異常発生する buck :1 ドル fit like a glove :ぴったり合う |
| 6 | CyberCashの収入は、クレジットの場合と同じく、使用料である。 25セントの取り引きの場合だと、6セントを銀行に請求、銀行はCyberCoin を使用する企業家にに8セントを請求することになる。もちろん、取り引き高 が多ければ、使用料のパーセントは下がるが、それでも、何百万人もの 利用者を考えると、莫大な利益になるだろう。 | revenue :利益,総収入、 issuer :発行者、 add up to つまりは〜となる,合計〜となる |
| 7 | 当然、参加企業はある。当初は、30ほどの会社がCyberCashと提携、今年末まで には100ほどのサイトが参加する予定だという。銀行は6行が電子の財布を提供 するという。「インターネット上の金銭の支払いには、確かにすきま産業の進出 の余地がある。CyberCashはそのはしりだ」 | roster :勤務表,名薄、 take A up on :について人の意向に応ずる、 niche :すきま産業 |
| 8 | 今回、ほとんどの銀行は静観の構え。多数の新規企業が、このインターネット 事業に参加しようとしている。その結果、現在のソフトビジネスが被っている のと同じく、取り引き手数料の急激な低下が予想される。 | start-up :新興企業、 sweepstake(s) :〜戦,(一般に)競争,競走、 extant :現存の |
| 9 | cybercashは安全か?国際決済銀行の調査では、「クレジットカードより はるかに安全だ」という楽観的な報告がなされた。それだけで十分安全だ、という 方法はないけれど、いくつかの方法を組み合わせれば、比較的安全になるようだ。 | hacker :他人のシステムに侵入する人、 outright :あからさまな,公然と、 Bank for International Settlements :国際決済銀行◆【略】BIS、 appoint :任命する,命令する,指図する、 task force :タスクフォース,プロジェクト・チーム、 Federal Reserve Bank :連邦準備銀行◆【略】FRB、 a raft of :多量, 多数、 upcoming :やがて近づく,近づきつつある、 smart card :スマートカード,メモリを内蔵したカード、 guarded :慎重な |
| 10 | 誰もが安全と考えているわけではない。巨大な銀行には、まだ、危険を 冒す価値はないかもしれない。しかし、熱心な新規参加者は、そうは考え ないし、また、オンラインショッピングに興味をそそられる消費者もそうは 思わない。Webでの衝動買いが可能になることは、富を築けることでもある。 最初にやって、なにが悪い。「刹那的満足をモットーとしているし、それを ゲームに適応している」とWorrbleの社長は言う。CyberCashも、同じ事を、 はるかに大きなスケールでしようとしているのだ。 | intrigue :興味をそそる,好奇心をそそる、 fortune :社会的地位,富,運命,幸運、 impulse purchase :衝動買い、 stake a claim :権利を主張[明確]にする、 gratification :満足 |
利用するには、まず、CyberCachのサイトに行き、ソフトをダウンする。それが
一種の財布の役目をするわけ。それを一旦登録しておくと、後は現金自動支払
い機のように使えるわけ。簡単だね。20$〜100$を銀行から下して、その架空の
財布に入れる(CyberCoinとなる)。CyberCashを採用しているサイトにいくと、
CyberCoinを使えるってわけ。
CyberCoinのような架空の金は、インターネットの形式をガラリと変えることは
間違いない。情報発信は今でも簡単にできるが、それでちょっとしたお金を得る
ことは無理だった。50セント払うのに、クレジットを使う人はいないからね。
25セントと、小額の取り引きには、せいぜい6セントぐらいしか手数料は取れな
いが、チリも積もれば山となる。利用者が何百万人ともなれば、その利益たるや
びっくり仰天。
現状の問題点を巧みについたCyberCash、将来は極めて有望だが、銀行は静観の
構えだ。独自の電子マネーを開発中のところもあるが、主には、新規参入の企業
が多く、競争が極めて激しいこと。すなわち、利益率がすぐに下がることが予想
されるからである。
安全面に関しては、問題はなさそうだ。むしろ、クレジットカードよりも安全だと
の、報告がなされている。安全性はともかくとしても、CyberCashにより可能に
なった、いわゆる衝動買いを利用しない手はない。やったろやないか!と、
新規参入企業は考えている。
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