2003JMRC神奈川ジムカーナシリーズ第2戦レポート

[N1クラス]

 今年から新たなレギュレーションのもと始まったN1クラス。排気量1000cc以下のN車両が参加できるクラスである。
 この日のエントリーは4台。ヴィッツが2台、マーチが2台という状況であるが、第1戦の上位陣となる1位の久保田マーチ、2位の加藤ヴィッツ、2位の肥塚ヴィッツは揃ってお休みとなった。
 まず、第一ヒートは、ファーストゼッケンスタートの元神奈川A2チャンプ大森マーチが、1'19"6でターゲットタイムを樹立。続く、PDでもお馴染みのレース屋中里マーチが出走するが、1'23"1と届かず2番手。続いてヴィッツの中村だが、サブロクがつらそうで、1'24"1と3番手に終わり、最終ゼッケンの八木沢ヴィッツはタイムを伸ばせず4番手でゴールとなった。これにより、第一ヒート暫定は、トップは大森、2番手は中里と、マーチのワンツーである。
 続く第二ヒート。トップタイムをマークしている元シードドライバーの大森マーチだが、まだこの日初めてマーチに乗ったというレベルらしく、タイムの伸ばしどころが難しいらしい。攻め倦みながらゴールし、残念ながらタイムダウン。第一ヒートのタイムで後続を待つ。続くオレンジラインの中里マーチがスタート。こちらも探りながらの走りのようだが、やはりサブロクがきつい。それでもわずかにタイムアップしてゴールするが、大森には届かず2番手のまま。続く中村ヴィッツ、八木沢ヴィッツもタイムこそ詰めてくるものの順位を上げられず、第一ヒートの順位のまま競技が終了した。
 この結果、優勝は元シードドライバーの大森マーチ。初めての走行ながら優勝タイムを出すあたりはさすがである。そして2番手にはPDでお馴染みの中里マーチが入った。

2003JMRC神奈川ジムカーナシリーズ第2戦
N1クラス

順位ドライバー型式1st-try2nd-trybest time
1位大森 雄二 EK111分19秒6871分20秒1721分19秒687
2位中里 雅孝 K111分23秒1051分22秒8051分22秒805
3位中村 智博 SCP101分24秒1971分23秒9881分23秒988
4位八木沢 英人 SCP101分35秒2701分33秒8991分33秒899



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撮影:えんどう
(文中敬称略)
えんどう