2002JMRC神奈川ジムカーナシリーズ第7戦レポート
2002JMRC神奈川ジムカーナシリーズ第7戦レポート
[はじめに]
世間ではお盆休みに突入し、高速道路では激しい渋滞が巻き起こる最中、相模湖ピクニックランドにて2002JMRC神奈川ジムカーナシリーズ第7戦が開催された。
今回のイベントは、伝統ある交通遺児チャリティジムカーナ併設イベントとなっている。歴史あるこのチャリティジムカーナであるが、数多くの全日本ドライバーらが、その昔参戦していたことを知る人も多いであろう。公式プログラムには、歴代のチャリティジムカーナ入賞者が掲載され、ページをめくると、山野哲也選手を始め、壺坂考志選手、宮島一人選手、日部利晃選手、など、そうそうたるメンバーが名前を連ねていることからも、このイベントの歴史を感じ取ることができる。
そして今回も前々回、前回の相模湖に続き、壺坂考志選手が試走を努めた。観客がうなるほどのパイロンワークを連発し、エントラントをあきれさせたのは言うまでも無い。神奈川シリーズを盛り上げるため、そしてエントラントのドライビングレベルを上げるためにと、力を貸してくれている壷坂選手の好意に感謝したい。
残念ながら、今回はエントリー台数51台と非常に寂しい状況になっているが、神奈川シリーズを追うドライバーらにとって、終盤を迎えるこの一戦はシリーズを占う上でも重要な闘いとなりそうだ。
ここ相模湖ピクニックランドと浅間台スポーツランドとを会場として使う神奈川シリーズであるが、今年の相模湖ラウンドは今回が最終となり、次戦より場所を浅間台スポーツランドに移すことになる。なんとか相模湖ラウンドを凌いで勝負を浅間台に持ち込みたい者や、浅間台ラウンドに入る前にアドバンテージを広げたいと狙う者など、それぞれの思惑がひしめき合いながら、35度を超える猛暑の中、熱い闘いが繰り広げられた。
壺坂選手