4/27(日)、浅間台スポーツランド、ドライ(路温:30℃〜37℃)
順位 | ドライバー | 型式 | 1st-try | 2nd-try | best time |
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1位 | 宮嶋一人 | CP9A | 1'08"544 | 1'08"416 | 1'08"416 |
2位 | 西野弘高 | CP9A | 1'09"014 | 1'09"625 | 1'09"014 |
3位 | 井上究 | CP9A | 1'09"031 | 1'10"144 | 1'09"031 |
4位 | 小野田了 | CP9A | 1'09"328 | 1'09"689 | 1'09"328 |
5位 | 掛札雄一 | GDB | 1'09"883 | 1'09"560 | 1'09"560 |
6位 | 川辺晋吾 | GDB | 1'09"858 | 1'09"654 | 1'09"654 |
7位 | 遠藤康浩 | CP9A | 1'10"768 | 1'10"486 | 1'10"486 |
8位 | 漆原正 | CP9A | 1'10"905 | 1'10"500 | 1'10"500 |
9位 | 新井範正 | CP9A | 1'16"743(P1) | 1'10"824 | 1'10"824 |
10位 | 瀬下正人 | CP9A | 1'11"199 | 1'11"211 | 1'11"211 |
1.まえがき
今年は、JAF関東ジムカーナ選手権へフル参戦することを決めていますが、シーズンが始まると途端に忙しくなりますね。4/27に第2戦が浅間台スポーツランドにて開催されました。
第1戦はミスが悔やまれるながらもなんとかポイントだけはゲットし、できれば練習を積んでからこの第2戦に乗り込みたいところでしたが、まぁ、何しろ、お金の工面がどうしてもできない。このままずるずると練習する余裕が無くて1年が終わってしまうことが一番怖いのですが、そんなわけで練習会には参加できずにそのまんま第2戦に参戦です。今年の地区戦カレンダーは少し辛いですね(涙)。
さて、注目のエントリー数は80〜90台。うち、10台強はJAFの冠のかからないクラスとのことで、JAF地方選手権としては、ほぼ第1戦と同等の参加台数ということになるのかな?N4クラスは第1戦に引き続き最大エントリーを集め、19台が参加。充実した厳しい戦いが期待できそうです。
さて、第1戦前に目標に掲げていた、全戦ポイントゲット、全9戦中4戦で入賞、トップから2秒以内をキープ、ですが、既にめげ始めています。ま、でも、目標は高く持たないと意味がありませんから、とりあえず今年はこの目標で行くことにします。
浅間台ですから、天候が気になるところですが、どうやら当日は雨の心配は無さそう。迷うことなくドライ用本番タイヤをチョイスします。今回は、アドバンからSコンパウンドの改良バージョンが出たとのことで、今年1年間の本番ドライ用としてニュータイヤを投入することにしました。ここまでが今年投入を予定していたタイヤとなります。予想を遥かに超える減り方さえしなければ、このままで1年間を過ごせる予定なのですが、どうなることやら・・・。
2.当日
3.第一ヒートゲートオープンは6:30とのことで、4:00過ぎに家を出発。通常のGWですと、成田近辺が海外旅行客でかなり混みあうことが予想されるため、もう少し早く出発することが多いのですが、今年は謎の伝染病のせいなのでしょうか、成田利用者が激減しているとのことで、あまり気にせずにいつもの通り出発します。
ずいぶん日の出が早くなったんだなぁ、なんて感じながらいつものごとくチンタラと走り、途中から一般道に下りて、浅間台入り。結局到着は7:00頃になってしまい、パドックへの駐車が大変でした。前回、ぎりぎりで1ポイントをもらっているせいもあり、ラスト10での出走になりますが、N1〜N3の台数が少ないためか、ゼッケンは37番。競技が開始したらあまりゆっくりしている余裕は無さそうですね。
本日のコースですが、どこかで見たような、見たこと無いような、ま、あまり違和感の無い設定にはなってるようですが、結構行ったり来たりするので、しっかりと覚えないと間違えそうですね。ポイントはどこでしょうねぇ、上位陣に大きく置いていかれそうなのは、おにぎりからシェルを抜けるセクションと、テクニカル前の島を抜けるセクションかなぁ。それ以外もちょっと稼ぎどころが思いつきませんが、初めておろすタイヤをうまく使えるかどうかも気になりますね。ま、マイナーチェンジしたといっても、若干剛性があがった程度とのことなので、私レベルには全く違いが分からないことが予想されますので、あまり気にしすぎず、今までの感覚で走ることにしましょう。
天気はとても良くて、路面温度は30度を超えています。セッティングはいつもの通りで、エアも標準的な2.0/2.2でいってみます。
5000rpm前後からスタート。2速、3速と上げてブレーキングしながら右コーナーに進入。皮むきもしていないせいか、ちょっと食わない感じがあり、ラインを乱して、一瞬アクセルオン。左パイロンは1速に落としてグリップでクリア。タイヤの感触を探りながらアクセルを入れますが、同時にリアが流れ出し、コントロールしながら2速へ上げて、一瞬立ち上がり方向を迷いながら(おいおい)、アウトにはらんでブレーキでさらに左へ向けて、アクセルオン。ほぼ直線的に2本パイロンの間を入り、右パイロンでサイド。路面が違うことも特に気にならず、ま、そこそこの感じで立ち上がって、2速で外周へ。進入でブレーキを入れてから、ややコンパクトに立ち上がり2速全開から島へ。島の入り口で1速に落として、一瞬アクセルオン後、つい早めにサイドを引いてしまい、おにぎりターンへ。しかし案の定車が外へ逃げ、旋回はしているものの島からは離れてしまいます。ブレーキを入れて抑えておにぎりの頂点でもう一度サイドを引くか一瞬考えたのですが、挙動を乱して大きなロスをするのが怖かったのでそのままだらだらと大きく旋回しておにぎりをクリア。シェルの角で軽くサイドを当てて、直線的に立ち上がり、2速、3速としばらく踏んで外周へ。外周入り口で2速に落とし、姿勢を気にしながらアクセルオン。外周立ち上がりで、軽くアクセルを戻す動作を入れ、バスストップ内に飛び込んで右コーナリング。アクセルオンから、島への入りは、ややインを離して2速のラインで行ってみますが、もう、ストールしまくり(涙)。なんとか島をシケイン状に通過して、ギャラリー前へ。左パイロンで軽く曲げ、一瞬アクセルを入れた後、すぐに右270度ですが、ここはなんとか決まり、立ち上がって左パイロン手前で軽くサイドを当ててゴール。タイムは、1'10"7でした。
4.第二ヒートの対策
5.第二ヒート前半は少し探りすぎちゃったみたいで、中間までが遅れていた上、鬼門と思っていたおにぎり区間で1秒近いロスをしていたようです(涙)。順位的には8番手と、もう一息のようですが、タイム的に入賞圏内からは大きく遅れていて、かなりタイムを詰めていかないと、今のままではポイントも危うい感じです。あの手のおにぎり、苦手なんだよなぁ、と言っても仕方ありませんね。台数が少ないせいか、11:00頃には第一ヒートが終了し、慣熟歩行タイムに。このタイスケだと、12:00頃に出走となりそうなので、お昼ご飯は第二ヒート後に食べることにして、コース攻略に集中します。
1本走ってみてのタイヤの感触なんですが、最初のセクションは皮むきすらしていないせいか、少しつるっとした感触があったのは確かですが、全体として今までのSとは少しフィーリングが違う気がしました。ソリッドな感じ、とまでいかないのですが、なんていうか、硬めの消しゴムの端を摘んで擦っている感じというか(ってぜんぜん分からんな)。要するに、レスポンスのいいタイヤとか、ハイトの低いタイヤ、高めのエアを好む人にはいいんじゃないか、と思われる感じかな。「全然違うよ」というほど違いを感じ取れないけど、今までのSとどっちと言われたら、やっぱり新しいほうを選びたくなる、という感じでしょうか。
というわけで、アドバン勢は揃って新しいG/Sを履いているのでアドバンテージがあるわけではありませんが、感触が掴めて少し気が楽になりました。第一ヒートは少し探りすぎた感が否めないので、第二ヒートはタイヤを知る意味でも、気持ち攻めてみようかと思います。もちろんやりすぎは禁物ですが、もう少しタイヤの状況を知っておきたいというか。
路面温度は上がり、40度オーバーの様子。ターンセクションにはラバーがべっとりと乗り、とても良好なコンディションとは思えませんが、あと1秒のタイムアップを狙いたいところです。セッティングには変更無しです。
6.最後に同じく5000rpm程度からスタート。2速、3速と上げて右コーナーに進入。若干攻め気味に入りますが、案の定オーバースピードで立ち上がりラインを外し、右奥パイロンへ向かいます。1速に落として軽くサイドを当て立ち上がり2速へ。ここも思い切り踏んでみてアウトからさらに左に曲げますがここもオーバースピード。少し挙動を乱しながら270度パイロンへ直線的に入ります。この進入もぎりぎりで、なんとかサイドを当てて回し、2速に上げて外周へ。ブレーキングで曲げて外周に入り、先ほどよりややアウトに車が振られながら前回で島へ。島の入り口で1速に落として、一瞬アクセルオン後、問題のおにぎりへ。意識すると余計だめになってしまうパターンで、ちょっと奥目でサイドを当てましたが、姿勢作りがイマイチで、期待するラインより車は外へ。それでもサイドをもう一度当て、なんとかおにぎりをクリア。シェルの角で丁寧にサイドを当て、2速、3速と全開で外周へ。やや奥まで、なんて思っていたら完全にオーバースピードで、なんとかブレーキングし、立ち上がりもややきつくなって、踏み切れずにバスストップへ。ここもブレーキングが遅れ、ややターンが後手に回ってしまいます。立ち上がって、島の入り口で今度は1速に。シケイン気味に島を抜け、出口で2速に上げますが、どうもタイミングが悪く、リズム良く抜けられませんでした。そしてギャラリー前のテクニカルですが、一つ目の左で、やはりタイヤというか路面の感触が悪く、続く右でもかなり変な感じ。アクセルをとにかく踏み込んで、リアが食ってしまわないことを祈り、なんとかターンをクリア。最終の左を手前からサイドを当てて、アクセルオンで通過してゴール。タイムは、1'10"4でした。
2003参戦記のメニューへ戻るなんとかタイムアップは果たしましたが、ほんのわずかでした(涙)。そこそこ走れたかなぁ、と思ってましたが、前半セクションが大きく遅れていた様子。やはり、全体的に突っ込みすぎでしたね。あれじゃぁ、素人丸出しですわ。おまけにおにぎりはまた失敗だし(あほ)。終盤セクションはそれなりに走っていたとは思いますが、路面の感触が少し変でしたね。あと0.5秒くらは詰めておかなきゃいけないところでしたが、またまた不本意な走りになってしまいました。
なんとか連続ポイントゲットだけは果たしたものの、結局タイム的にはトップの宮嶋さんから遅れること2.1秒、6番手の晋ちゃんから遅れること、0.9秒の7番手。順位的にあと一歩のように見えますが、そこの壁は大きいです。こりゃ、生半可なことじゃ、入賞には絡めそうにありません。
しかしなんですね、上位陣の凄さをここに来て改めて実感しています。ラスト6で走るドライバーらとは大きな違いがありますね。また、2戦が終わってポイントゲッターはたったの12人。うーん、いやな感じですねぇ。なんとか最低限この位置には身を置き続けられるようがんばりたいところです。
あ、いや、でもね、凄く楽しいです、地区戦。上位陣の凄さ、妥協を許さない真剣さ、その上でのフレンドリーさ、全てが楽しくて仕方ありません。結果はどうであれ、今年はとにかく地区戦で走りたい。
それとですね、今回は少し気づいたことがあります。なんていうか、表現はしにくいんですが、その、走り方というかなんていうか・・・。今現在の自分って、やっぱり明確な狙いを持って走っていないんですよね、冷静に振り返ると。もちろん走る前は真剣だし、毎回全力で走っているつもりですよ。でも、たぶんそれは以前自分が感じていたものと少し違うということに徐々に気づいてきた。コーナリングのイメージを少し思い出してきたといえばいいのかな。今回慣れた浅間台で、突込み気味で走ったことで、それは違うということを体が感じた気がする。タイムを出すときの頑張る方向性が間違ってるんだ。コーナーをクリアする瞬間の、アクセルオンでの車の動かし方。第二ヒートを走り終わって、そんなところに違和感を感じた。昔だってそんなにうまく走っていたわけではないと思うけど、今はその時にも及ばない走りをしていることは間違いない。この違いが、頭では分からないけど、今は体が違うと言っている気がする。なんの根拠も無いけど、そこをもう少しすっきり走れることが今狙うべきところかもしれない。どうせ、ノリで走るタイプの感覚派ドライバーらしいので、考えてもしょうがない、というか考えると余計だめになることは目に見えているので(笑)、感覚に身を任せて車を走らせてみるしか無いんだけどね・・・。
うまく説明できないし、何の根拠も無いんだけど、何か違いに気がついた気がする1日でした。ここがあと1秒を詰められない原因の一つだと、なんとなくだけど今は思う。少し冷静になって練習したいなぁ・・・。