11/11(日)、本庄サーキット、ライ
順位 | ドライバー | 型式 | タイヤ | 1st-try | 2nd-try | best time |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 角岡隆志 | CZ4A | YH | 1'11"018 | 1'10"566 | 1'10"566 |
2位 | 小野田了 | CZ4A | DL | 1'11'302 | 1'10"851 | 1'10"851 |
3位 | 太田明 | CZ4A | DL | 1'13"030 | 1'11"549 | 1'11"549 |
4位 | 新井範正 | CZ4A | YH | 1'11"616 | 1'15"859(P1) | 1'11"616 |
5位 | 遠藤康浩 | CZ4A | YH | 1'13"177 | 1'11"776 | 1'11"776 |
6位 | 黒尾光司 | CZ4A | DL | 1'12"737 | 1'11"999 | 1'11"999 |
7位 | 佐藤維是 | CZ4A | DL | 1'12"513 | 1'12"540 | 1'12"513 |
8位 | 亀井義弘 | CZ4A | YH | 1'12"538 | 1'12"780 | 1'12"538 |
9位 | 浅井崇 | GRB | DL | 1'12"645 | 1'16"903(P1) | 1'12"645 |
10位 | 奈良橋成美 | CZ4A | YH | 1'14"638 | 1'26"169(P1) | 1'14"638 |
結果は5位。
まだ行けたはず、と思うと納得がいきませんが、タイヤや車のコンディションを考えたら上出来ではないかと思うようにしています。
思ったよりも悔しさばかりが残っており、このやりきれない気持ちをどうしてくれようか、珍しく悩みを募らせる一戦となりました。
いずれにしても今シーズンはこれで終わり。来年のことはゆっくり考えたいと思います。
今年度の関東地区戦の結果から、一応JAF CUP参戦権なるものがもらえることは分かっていましたが、11月の低温路面にビハインドの大きいアドバンタイヤで挑む程の気力はありませんでしたので、近場の本庄サーキットでの開催とは言え実は参戦には前向きではありませんでした。
その一方で皆さんの言葉もあり、徐々に参戦の可能性を考え始めたのはシリーズ最終戦の前後でしょうかね。
ビハインドがあると言われているアドバンタイヤではありますが、新品タイヤの評価は高く、参戦するなら新品タイヤをと意気込み始めていた時期もありました。でも、50インチを超える大型テレビを買ってもおつりが来るほどの金額をその一瞬の勝負のために投入できるか、ということを、昨今の給与事情や家族のことを考えるととてもではありませんが決断できませんでした。
じゃぁ持ってる道具で、と手持ちのタイヤを並べてみると、今年ロットのタイヤは全て20本以上走っている微妙なコンディション。アドバン通にはこの状況をご理解頂けるかと・・・。もう一セット、10本程度走行のタイヤがありますが、これは昨年度ロット品とこれまた微妙・・・。こんなタイヤ群で地区戦を良く戦ってきたと褒めて欲しい気持ちで一杯なのですが、JAF CUP勢は皆さん新品タイヤを投入してくるとの情報を聞き意気消沈。
新品を買うか手持ちのタイヤで戦うか、ということを悶々と悩む日々が続き、ま、地区戦ドラは地区戦ドラらしく背伸びせずに身の丈に合った戦い方を見せましょう、ということで手持ちのタイヤで挑む決断をしました。
全日本格の大会ですので、前日練習は公開練習的に2本のみ。大会が近づくまで全く走ることが出来ませんでしたので、直前に1度走って週末を迎えることになりました。
前日練習は天候も良くまさにジムカーナ日和。11月とは思えないぽかぽか陽気でした。明日を想定してタイヤは履きっぱで走行。練習用タイヤのコンディションはお世辞にも良いとは言えないこともあってタイム的には上位陣から大きく離されていますが、へんてこりんなターンが1つだけあったおかげで順位的には3番前後を走れている模様。普通ならJAF CUPで台を争える位置ということで喜んでもいいと思うところですが、気分を重くしているのは本番当日の天気予報。予報によると明日は曇りから雨。気温も10℃以下と極寒路面での闘いとなることが予想されています。
こうなるともはやなすすべ無しという感じでしたが、唯一期待したいのは関東らしくコテコテターンセクションが設定されること。でも大方の予想は膨大な台数を短時間でこなすために変なセクションは設定されないだろうというこれまた期待を裏切る予想。
予想は予想でしかないので、と期待していましたが、前日夕方に発表されたコース図を見て唖然、というかがっかり、というかやっぱり、という感じ。予想通り偉くシンプルなコース設定となっていました。最後に少しいやらしいターンが一つありますが、まぁ、それなりのレベルであれば回せる程度の感じ。失敗すれば差は付くとは思いますが、稼ぐのは難しい感じです。
さすがに11月、夕刻にはかなりの寒さになり、暗くなった会場を後にしQさんと晩ご飯をご一緒させて頂き昨今のジムカーナへの取り組みと家庭事情、来年度の予定などを相談させて頂きながら前夜祭を終えました。
朝はマイナスになるほどの気温まで冷え込み、昨日とは打って変わって厳しい環境での闘いとなりそうです。好転しているのは雨が降り出すタイミングで、昼頃からと予想されていた雨の降り出しタイミングが夕刻にずれ込んでおり、なんとかドライで2本走れそうな予報に変わっていることでしょうか。それでも有利になる要素は一つもありませんけど・・・。
勝負には、持ち駒の中から10本程度走行した昨年ロットのタイヤをチョイスしました。
作戦は特にありませんが、いつも行き過ぎちゃって終わることが多いのと、この未体験の路面温度ですからやや慎重に行くことを決めスタートへ。
丁寧にスタートし、初めのシケインは行きすぎないように気をつけて進入。あまり気味だったからか、おやっ、というくらいのグリップ感を感じます。その奥も前日のような不安定な挙動にはならず、余力を残している感じ。思ったよりもグリップ感を感じますが、今回は自分を抑えることを決めているので丁寧にトライ。そのせいか、全体的に余り気味でコーナーを通過し後半へ。本庄があまり好きではない理由の一つは終盤セクションに何となく苦手意識があるためだったりするのですが、案の定それがさらに悪い方向へ働いてしまい、終盤のコーナリングでボロボロとタイムを捨てる走りに。最終ターンも稼ぐどころがたくさん捨ててゴール。タイムは、1'13"1でした。
慎重に行くと行ってもそりゃ抑えすぎでしょ、というふがいない走りで9番手で折り返し。予想していたよりもタイヤがグリップしていたのを感じた時には、時既に遅しという感じでした。
あくまでも当社比ではありますが、最近使っていたタイヤより状態は良さそうなのでもう少し頑張れそうです。攻めずに終わって後悔するほど情けない話はありませんので、1本目のタイヤの感触を信じて自分なりにギリギリまで行くしかありません。ってだったら最初っからそうしろよという感じですが何年やっても進歩がないですね。
雨の降り始めは遅い時間にシフトしたようで、路面コンディションは変わることがなく第二ヒートのスタートです。
とは言え安心して攻められる程のグリップ感があるわけではないので、スタートはそれなりに丁寧に、最初のシケインも少し丁寧に入りましたがやっぱりここだけでも遅れていた模様でした。その後は何となく頑張って食らい付きますが、1カ所賭けに出たギア選択がやはりロスした模様。終盤コーナリングは悩むだけ無駄ということであまり考えずに行きますがやっぱりうまく走れず結構なロス。最後のターンは狙うだけ狙って、パイロンが見えないところで旋回したまでは良かったのですが最後の最後でリアのトラクションが抜け、アクセルコントロールしてゴールしてタイムロス。タイムは1'11"7でした。
ゴール時点で5番手。アナウンスにがっかりしながらパドックに戻りますが、その後順位の入れ替えはなかったようでそのまま5位で競技を終了しました。
いくつか自覚しているミスの一つでもクリアできていれば3番手には届いたはずなので、リザルトを聞いてさらにガックリという感じですが、全日本格の大会で入賞できましたので今年バージョンのアドバン全日本キャップも頂けましたし、ユーズドタイヤ部門1位なので(^^;;そこそこ頑張ったと思うことにします。
例年ですと最終戦が終わるとすっかりその気ではなくなるのですが、このJAF CUPの帰り道は悶々といろいろなな事を考えてしまいました。まだ考えはまとまりませんが、全日本組のアドバン勢と戦わせて頂いたことで、彼らは新品タイヤであったとは言えそれを差し引いても今の自分の腕ではJAF CUPを狙えるレベルにはほど遠いことだけははっきりと認識しました。さらに、今の取り組みを続けていてはそのポジションを狙う所までたどり着けないことが分かってしまったのです。どうすればそこを打破できるのか、そもそもそこを打破するところまで頑張るのか、いくつかの想定できる選択肢や手段などがグルグルと頭を巡って大渋滞の中帰宅しましたが、いずれにしても今シーズンはこれで終わり。来年のことはゆっくり考えたいと思います。
1年間お疲れ様でした。