2012JAF関東ジムカーナ選手権第9戦

9/30(日)、関越スポーツランド、ウェット/ドライ






2012JAF関東ジムカーナ選手権第9戦
PN3クラス

順位ドライバー型式タイヤ1st-try2nd-trybest time
1位小野田了 CZ4ADL1'15"9471'07"8851'07"885
2位黒尾光司 CZ4ADL1'16"6921'08"6671'08"667
3位山崎輝男 CZ4ABS1'15"0311'08"6811'08"681
4位亀井義弘 CZ4AYH1'15"9551'08"9481'08"948
5位宇野剛 CZ4ADL1'17"3271'09"1651'09"165
6位遠藤康浩 CZ4AYH1'16"0291'09"7241'09"724
7位石黒義弘 CZ4ADL?1'17"9481'09"8751'09"875
8位亀井佳子 CZ4AYH1'17"9961'10"6941'10"694


概要
結果は6位惨敗。
ろくに練習しないくせに、タイムが出ないとすぐに車の状態を疑い始めるという弱いハートが全ての原因です。走行中に考えても仕方がないのに、車の状態を考えながら外周のコーナリングを抜けたら、頭が真っ白になりました。情けないったらありゃしません。
ま、たらればでも優勝タイムには及ばなかったようなのでどうしようもありませんが、せめてきちんと走っていたら2番手には食い込めたはずなので反省しています。



前日練習
諸事情から、前日練習はパスしたかったのですが、最後まで地区戦をしっかり闘うことを目標に掲げていましたので、前日練習から入ることにしました。
何せ9月と言えば上期の締めにあたりますので、結構大変なんですが、ましてや9月28日はその末日ですので、早々に帰れるハズがない。それだけでも気力が失せているのですが、このタイミングにしてコカントクが体調を崩し、28日の晩には急激な発熱でもうろう状態。カントクも一緒に体調を崩したようで、帰宅後は明け方3時近くまで看病して、コカントクが寝入ったところで私も就寝。5時前に目覚ましが鳴ったときは、耳を疑い、前日練習は断念しようか真剣に悩みました。
コカントクは一応すやすやと寝ているようだし、ここで練習を妥協して後悔もしたくないので、「ごめんよぉ」と耳元で囁いてから意を決して自宅を出発。最近開通した高尾インターのおかげで少し関越が近くなったのが有り難かったです。
少し前の天気予報によると週末の天候は崩れる予報ではありませんでしたが、いつの間にか台風が忍び寄っており、日曜の夜には関東を直撃する予報に。本番当日はどこまで天候が持つか分かりませんが、第一ヒートドライ一本勝負になる可能性が大という感じです。
その前日練習ですが、PN3クラスはラスト3台のみの寂しい感じ。その中でもお二人に秒殺され、気持ちも萎えつつ練習会を終了。めずらしく?冷静に運転したせいか、ちょっと車に違和感を感じ、皆さんに相談してみると思わぬところを指摘されてしまいました。今更どうしようもないので今回は気にせず走ることにしますが、ちょっと気になります。ま、明日は明日の風が吹くと信じて気持ちを切り替えていきましょう。
とにかく、まぶたを閉じると寝てしまいそうな程で、軽く夕食を食べてさっさと寝たいところでしたが、N4若手(?)ドラを中心とした前夜祭が開催されるとのことで、Qさんと一緒に恐る恐る合流させていただくことにしました。
その恐れは的中し、15人ほど集まった前夜祭は、結局23時半頃まで終わることを知らず・・・。部屋に戻った途端に記憶が消えました。
この所、前日に大騒ぎすることをしなくなっていましたが、N4の皆さんのパワーを感じて嬉しくなった宴会でした。久しぶりに楽しい宴会に参加できて大満足です。忘年会幹事の名乗りを挙げてくれた方もいて、年末まで楽しみになってきました。



決勝コース
熟睡したせいか意外と頭はすっきりですが、喉が痛い・・・。コカントクの風邪がうつった可能性大です。風邪薬は準備していましたが眠くなるのは困るのでうがい薬で何とか持たせることにします。
天気予報では16時から雨マーク。2本ともドライ勝負できるかも、という気持ちでチェックアウトし、会場に近づくと路面はウェット???通り雨かな、と思っていたら、準備をするうちに雨が降り出しフルウェットになってしまいました。
コースはウェットを考慮してか短めの感じ。ゴール前に変な3本巻きが設定されているのが気になるところですが、割とあっさり目という印象です。
気温も低く、結局第8戦と同様今回もウェットです。とは言え徐々に乾きつつあるハーフウェット状態ですので、午後再び雨が降る可能性を考えたら大事な1本です。同じ走り方では他社タイヤに勝てませんので、出来るだけサイドを使わない作戦をとることにします。



第一ヒート
丁寧にスタートし、横Gをかけ過ぎないように奥まで行って我慢してグリップで右コーナリング。ちょっと待ちが入りますが一応グリップも使えそうと判断。続く2本巻もグリップでいきますが、立ち上がりがやっぱりキツイ。その後左奥から戻った左1本はサイドでしっかり回して立ち上がり、続く右2本巻もやっぱりグリップで。ここはどうかなぁ、という感じ。S字気味に手前まで戻り、規制付の左はしっかり回して立ち上がります。2速全開くらいからブレーキングして外周に入りますが、タイヤのスライドが止まらず何も出来ません。何とかパイロンをクリアしてギャラリー前へ。路面の良いところを選んでフルブレーキングし、右2本巻。立ち上がりパイロンで軽くサイドを当て、続く3本巻は3回サイドを当てて何とかクリア。ゴール前は我慢してグリップで曲げてゴール。タイムは、1'16"0でした。



第二ヒート
ゴール時点で2番手。その後2名に僅かにやられて4番手で折り返しとなりました。
このままでは悔しくて終われませんが、ウェットではどうしようもないかもしれません。せめてこのままドライになって午後1本勝負が出来れば、と願いつつ対策を練ります。
それとは別に昨日気になったところがやっぱり気になります。解析からもそれが伺える感じで、ドライだとそれが顕著に出そうでこれまた不安。とは言え、ウェットでは全く勝ち目が無い気がするのでやっぱりドライ勝負になることを願うばかりです。
その後願いが通じたのか路面はドライに。昼には晴れ間も見え路面温度も上がりましたが、13時を過ぎると風向きが変わり再び雲も増えてきています。とは言えゼッケンの若いPNクラスは雨の心配は無さそうです。路面温度は40℃ほどありますので何とか食らいつきたいものです。
そして第二ヒートがスタート。奥のコーナーまでは頑張って今度は軽くサイド。続く2本巻も今度は立ち上がりで気持ちサイドを当てますが、これが微妙に失敗。その先外周から折り返した左ターンはまずまずで立ち上がって、続く右2本巻も今度は軽くサイドを当ててみます。高速S字を丁寧に折り返してギャラリー前の左ターンはしっかり抱え込むように曲げますが、立ち上がりでクラッチが合わせられずストール。ここは痛い。そこから外周に入りほぼ全開でコーナリング中に車の状態のことが頭をよぎり、どうかなぁ、なんて考えて立ち上がった瞬間コースが真っ白。完全にコースを見失いました。諦めようかと思った瞬間、あっちだ、と分かり再びアクセルオン。右2本巻をクリアして3本巻もなんとか曲げて、ゴール前も少しサイドを当ててゴール。タイムは1'09"7でした。



終わって
結局、ゴール時点で4番手、その後2人に抜かれ6位で競技を終了しました。
やってしまいました。あの空想区間で1.2〜1.4秒程ロスしたようですので2位には十分絡んでいたはずですが、たらればでもトップには届かないことを知ってがっくり。
集中が足りなかったのでしょうかね。ちょっと風邪気味だったことを理由にしたくはありませんが、やはり体調管理も重要ですね。
車両面でも少し疑問を感じるところがあり、皆さんからもアドバイスを頂きましたので、どこかのタイミングで見直そうと思っています。
以上、2012年度の地区戦チャレンジが終わりました。結果、シリーズ順位は2位で終了しましたが、トップのOさん+ダンロップにはぶっちぎられてますので喜べませんね。その一方で、今シーズンから四駆に殴り込みをかけてきたYくん+ブリヂストンを交えた三つ巴の闘いはなかなか楽しかったです。私はヨコハマ、ということで、車は同じでも三者三様のタイヤを選択し、コンディションによって一喜一憂したあっと言う間の1年間でした。残念ながらYくんは一旦日本を離れるためエボ]を降りるそうですが、またいつか闘えるのを楽しみにしています。
一応JAF CUP参戦権なるものがもらえることは分かっていましたが、11月の低温路面に中古のアドバンタイヤで勝負になるはずがなく、実は参戦には前向きではありませんでした。ですが、皆さんの言葉もありこのまま終わるのも寂しいので参戦することを決めました。
となると、新品タイヤを投入してくる全日本のサポートドラやOさんらと闘うためにも新品タイヤをと思いたくなるのは当然の成り行きですが、まぁ、冷静に考えたらあり得ない行動ですので、サポートをもらわない一般ユーザーの一人として、中古タイヤでどれだけやれるか闘い様をお見せしますので乞うご期待!



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