2010JAF関東ジムカーナ選手権第2戦

3/21(日)、ツインリングもてぎマルチコース、ドライ






2010JAF関東ジムカーナ選手権第2戦
N4クラス

順位ドライバー型式1st-try2nd-trybest time
1位新井範正 CT9A1'04"9251'03"4181'03"418
2位井上究 CT9A1'03"5701'03"5231'03"523
3位小野田了 CT9A1'05"3691'03"6231'03"623
4位掛札雄一 CT9A1'04"8751'03"7541'03"754
5位高橋和浩 CT9A1'05"3991'04"2451'04"245
6位印南靖志 CT9A1'06"0541'04"4461'04"446
7位舟橋悟 GDB1'05"8891'04"5321'04"532
8位遠藤康浩 CT9A1'06"6411'04"6251'04"625
9位岩田ユウジ CT9A1'05"1341'09"757(P1)1'05"134
10位福田裕二 CT9A1'10"459(P1)1'05"1621'05"162


概要
結果は8位。
これが現実ということでしょう。開幕戦での予想外の好結果(?)に気を抜いたわけではありませんが、ま、ある程度予想したようなダメっぷりでした。そもそも練習に投入するタイヤすらないという時点で終わっていた戦いだったのかもしれません。
タイムが出ない理由を帰路の激しい渋滞の中悶々と考えましたが、一応自分なりの答えを見つけたつもり。やれそうな事に一つ一つ取り組むしかなさそうですが、道は険しそう(>_<)。とにかく、狙った走りを表現できない運ちゃんの問題でまだまだ上位には食い込めるはずなので、精進します。



前日練習
翌週だったら本番出場も厳しい感じでしたが、何とか土日を空けられましたので、前日練習取から参加。デフのオーバーホールなどをしていたこともあり、前回の地区戦から走ってませんし、昨年のマルチコースでのイベントには仕事で参加できなかったため実に2年ぶりのマルチです。おまけにコースインの方法が変わってからは初めてですので、前日くらい走っておかないととても走れる気がしませんので。
だがしかし、タイヤに負荷の高いコースだけに、練習タイヤの選択が難しい。神奈川県地方からですと日帰りは結構大変なので、日曜日のタイヤまで見越して選択する必要がありますが、持ち込める本数にも限りがあるので悩みます。予報では、雨マークが付いているため、ウェット用とドライ低温用の本番タイヤは欠かせないとすると、持ち込める練習タイヤは1セット。低温用で行くか高温用で行くか、ということろでしたが、何しろ昨年ほとんど走っていないため、高温タイヤのデータが無い事と、前日練習は気温が上がりそうとのことだったので、高温用タイヤで前日練習をこなすことにしました。
結局、トップからは秒差で遅れ、これがタイヤのせいなのか、運ちゃんのせいなのか、正確な判断が出来ないままに練習会を終了。若干車の動きにも不安を感じる部分を残しつつ、明日はどうせ低温用タイヤを使うから、ということで、宿に入って飯を食ったら記憶が飛びました。



決勝コース
ゴール前の3つのターンが勝敗を分けそう。というか、できるかしら・・・。
前半から中盤は、ギア選択やサイドの使い分けなど、アプローチでやたら悩むセクションが多くて困っちゃいますが、どうも自分の運転に自信が無いので、ごちゃごちゃと悩みながら攻略を考えてみます。軽く90度曲げるだけでもラフに行くと結構差が付いちゃうコースだけに、しっかり曲げてしっかりとアクセルを入れるということを念頭に。ターンは行ってみるしかありません(汗)。



天気とタイヤ
開幕戦に引き続き、前日から天候に惑わされっぱなし。予報では、雨のち晴れ、強風あり。案の定土曜の晩から日曜の午前中は激しい風と雨に見舞われ、あちこちでテントが崩壊。慣熟歩行時には雨はほぼやみ、第一ヒート開始時こそウェット路面でしたが、N4スタート時点ではほぼドライ路面に変わりました。それでも一部ウェットが残っていたので、勝負としては第二ヒート一本勝負に近い形となりました。
タイヤ選択は迷わず低温ドライ用で。



第一ヒート
路面コンディションはほぼ回復しているので、第一ヒートからしっかり走らないといけませんね。考えてみると、A050A G/2Sコンパウドでマルチコースを走るのは初めてなので、昨日1本くらい走っておけば良かったと思いつつも後の祭り。路面状況を確かめながらスタート。
最初のシケインはグリップでの通過を狙いましたが、やはり出口がきつかった上に少し方向を見誤りました。その後は気持ちを取り直して外周をクリアし、ゲート通過後の何でもない最初のターンで、なんとサイドを効かせ切れません・・・。1秒半近いロスをして、2本巻きをクリアし、続くセクションは一部グリップを選択しますが、やはりラインを大きく外します。そこからは何となくなりに走って3速からのしびれるブレーキングの後、問題のターンセクションへ。先ほどのターンミスが気持ちの中で残りつつも最終セクションにアプローチ。ターン間の距離があるため、気持ち姿勢を作りつつアプローチできたせいか、一応3つとも回せてゴール。しかしタイムは1'06"6でした。
 ミスの影響は大きく、トップから大きく遅れて11番手。さて第二ヒートはどうしたものか、もう一度攻めてみるか、安全策で回すこと優先で走るか・・・。ミスしたセクションといくつか心当たりのあるセクションでそれなりに上位には絡める目算を得つつ、第二ヒートへ。



第二ヒート
第二ヒートは完全ドライですが、時期が時期だけに、路面温度はほとんど第一ヒートと一緒。ほぼ同等の感じかと思われます。先ほど大きくロスしたセクションは、回せなかったらお話にならないので若干オーバーアクションで入って、後半は小細工して合せるような感じを狙うつもり。今の自分にそんな器用なことが出来るかどうかは不明。
そして、とにかく一つ一つを集中してこなすようにスタート。最初のシケインは同じくグリップで行きますが先ほどよりは落ち着いてクリア。外周を回って最初の関門は、予定通り若干オーバーアクション気味に入り、立ち上がりを、と思ったらストールしました(涙)。痛い痛い0.5秒のロス。そこからは概ね予定通り進めて3速からのブレーキングに快感を感じながら最終セクションへ。一つ目のターンを先ほどより落ち着いてクリアし、2つ目のターンへの区間もしっかりこなし、3つ目のターンへ。若干オーバースピードだったのかな、少し旋回軸がずれる感じがあったので若干アクセルを入れて調整したら、少し回しすぎて、今度は軽く緩めたら、登りのせいか、またまたストールしました。余計なことしなければ良かったということで、ここで0.7秒のロス。タイムは1'04"6でした。



終わって
ゴール時点で7番手。狙っていたタイムとはほど遠く、がっくりうなだれてパドックへ。最終的には8番手でフィニッシュとなりました。
後の解析で分かったことですが、考えていた以上にターンロスが大きかったこと。前半の180度は自分でも理解していましたが、最終ターンであれだけロスしていたとは想定外でした。このあたりのズレが現状を物語っているのかもしれません。
会場を後にした時には解析もしていなかったので、タイムが出ない理由を悶々と考えていました。出来る範囲でやれることを一つ一つやっていくしかない、というのが帰路に到達した結論。結構仕事面での精神的負荷が大きくて、仕事や生活との折り合いをどう付けるかが課題ですが、効率を重視して質を上げていくしかありませんね。
意欲だけはありますのでもう少し頑張ります。



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