7/20(日)、関越スポーツランド、ドライ
順位 | ドライバー | 型式 | 1st-try | 2nd-try | best time |
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1位 | 掛札雄一 | CT9A | M.C. | 1'00"983 | 1'00"983 |
2位 | 井上究 | CT9A | 1'01"414 | 1'02"322 | 1'01"414 |
3位 | 宮嶋一人 | CT9A | 1'07"382(P1) | 1'01"561 | 1'01"561 |
4位 | 福田裕二 | CT9A | 1'03"181 | 1'02"368 | 1'02"368 |
5位 | 新井範正 | CT9A | 1'03"221 | 1'02"426 | 1'02"426 |
6位 | 岩田ユウジ | CT9A | 1'03"500 | 1'02"540 | 1'02"540 |
7位 | 三間康 | CT9A | 1'03"470 | 1'02"553 | 1'02"553 |
8位 | 高橋徹 | CT9A | 1'02"694 | 1'03"574 | 1'02"694 |
9位 | 金子博 | CT9A | 1'02"815 | 1'03"202 | 1'02"815 |
10位 | 大熊真穂 | CP9A | 1'05"425 | 1'03"223 | 1'03"223 |
14位 | 遠藤康浩 | CT9A | M.C. | 1'03"786 | 1'03"786 |
結果は19台中14位。 これほどまでに精神状態の不安定さが成績に出るとは、情けない限りです。
第4戦以降この2ヶ月間はほとんど走れない状態が続き、かろうじて本番だけエントリーして戦う状態を続けていましたが、いよいよボロが出てきました。
身の回りの急激な変化にメンタル面が全く追いついていない上、ツール面でも複数の不安をかかえてのぶっつけ本番トライで戦える程関東地区戦は甘くはないということでしょう。
第1ヒートは人生初の本番リタイア。勝負所の最終セクションはおろか、コーナリングするまでもなく第1ヒートを終了し、第2ヒートは落ちきったテンションを何ら切り替えられずにお粗末な走りで今季初ノーポイント。
疲れました。
モチベーションを前夜から意識したつもりでしたが、当日も全くテンションは上がらず。それを物語るかのような惨敗でした。
引き続き、今回も前日練習への参加は無し。ランサーを動かすのは前回の地区戦以来と、完全に競技モードから離脱した状態が続いています。
仕事の他、身の回りの事だけでも少なくとも5〜6件以上の案件を抱えていて、気ばかりが焦っている感じ。とにかく一つ一つ片付けないと・・・。
梅雨明けが気になるこの時期ですが、大会直前に梅雨が明け、夏本番がやってきました。となると、ほぼ完全ドライ勝負が予想され、戦いはニュー関越の高温路面がステージとなります。
そこで問題は、ニュー関越の高温路面を全く走っていないこと。それに加え、シーズン途中から出たA050のG/Sコンパウンドも高温での挙動を知らないことが、走る前から最大の不安要素です。一応低温路面での挙動などを参考に、イメージ作りはしてみますが、何しろ走ってみないと分かりませんからね・・・。そういう意味でも事前に1本でも走っておきたかったところですが、平日走れる可能性はゼロ。前日もどうやりくりしても絶対無理って状態でしたので、とにかく第1ヒートに走って、そこでの情報を第2ヒートにフィードバックするしかありません。
そんな訳で、タイヤと路面のいずれも情報が無い状態で地区戦を戦える訳はありませんから、テンションも上がるはずもなく、それでも参加しないのも気晴らしにならないので、とにかく気分は消化試合で会場へ向かうのでした。
で、渡されたコース図を見てガックリ。勝負は最後の3つのターンで決まりそうです。おまけに、前日練習とほぼ同じコース設定らしく、それだけでも厳しい戦いが予想されます。
とは言え、細かいこと云々言えるレベルではないので、いかに第1ヒートで車とタイヤ、路面を掴めるか、それを第2ヒートに生かせるか、ということに僕自身の戦いはかかっていますから、集中して取り組んでみましょう。
最後の3発は、とにかく回すことが重要そうですので、第1ヒートはあまり狙いすぎずに、しっかり回す方向で取り組んでみます。
タイヤと路面の状況は・・・、最終セクションはこなせるのか・・・、不安だらけのスタート前でしたが、とにかく気持ちを落ち着かせて集中するしかありません。ただ、この所前日練習に出ずに当日入り、というパターンにも徐々に慣れつつあって、心臓はバクバクしながらも集中してスタートできたつもりでした。
しかし・・・、スタートから加速後の左折り返しはクリアしたものの、その直後の折り返しで痛恨のサイドミスでグリップターンに。立ち上がりは土手とのスペースがギリギリ。ちょっと土に乗っちゃうかもしれないけどバックするよりいいか、と軽く考えてそのままアクセルに足を乗せたら、ランサーって小回り効かないのね、とか思いながら思いの外土手に乗り上げて、さらにはガコッ、ガコッとか音がして、車が片輪状態になりながら通過。ふとバックミラーを見ると、何やら白いバンパーらしきものが後方へ転がりながら落ちていくのが見えました(涙)。
横のオフィシャルを見る限り、赤旗は振られてませんので、走り続けようかと思いましたが、何せダメージ状況が全く分からず、もし走行に影響のありそうな部分にダメージがあって、走り続けて致命的になったら最悪・・・、ということで、意を決してハザードを出してリタイアを決めました。
何がどうしたって、戻ってくるときの恥ずかしいことと悔しいこと。皆さんの奇異的な視線を熱く浴び、俺の車どうなっちゃってんのぉ、と顔から火が出そうな思いでパドックへ。参りました。
見た感じ、リップスポイラーが完全に脱落して、バンパーにも押された跡がありますが、足廻りや機関廻りには影響はなさそうです。このまま走れそうなので、一応技術にはリップを外した状態で走る旨を伝えて第二ヒートへ。
そうは言っても参りました。何しろデータが無い本日の状況で、ほとんど走らずして第一ヒートを終え、何の情報も得られずに第二ヒートを走ることになろうとは。自分一人で初めてづくしの1本勝負に追い込んでしまいました(涙)。もう、こうなったら仕方ありません。とにかく、集中してやってみましょう。
そして第二ヒート。第一ヒートがトラウマになっているのか、同じターンセクションをしっかり回しきれません。そういう挙動がおきると急に車の状態が心配になってしまい、大味な走りになってしまうのが悪いところですが、何せ前回の地区戦以来走ってない状態なので、車のコンディションすら分かりませんし、この僅か数秒〜数十秒の間に走りながら車の状態を判断して最適な走りをって、無理です僕には(涙)。結局そこからはなんとなく無難に走り続け、最後の3連続ターンは、ほとんど回すの最優先の情けないターンでクリア。3発回すうちに徐々に感覚は掴みつつある気がしましたが、その時は既にゴール。タイムは1'03"7と、橋にも棒にも引っかからないタイムで競技を終了しました。
もうぐったりです。俺は何のためにここに来ているんだろうって感じ。
走っていないせいで車の状態は分からないし、運ちゃんのドライビング状態にもかなりズレが出始めていることを実感。さらには泣きたい程のいろんな状態が積み重なって精神状態にも違和感を感じながらの参戦。こんな状態では戦う意味がありません。
言い訳もたくさんありますが、この先仕事は徐々に熾烈を極め、環境はさらに悪化してくることが予想されています。このような状態で地区戦を走り続ける意味があるのか、まじめに考えないといけない、と、表彰式をぼんやりみつめながら思うのでした。
さてどうしたものか・・・。