2013JAF全日本ジムカーナ選手権第3戦

5/19(日)、名阪スポーツランド、ドライ/ウェット






2013JAF全日本ジムカーナ選手権第3戦
PN4クラス

順位ドライバー型式1st-try2nd-trybest time
1位岡野博史 CZ4A1'09"3261'17"3641'09"326
2位掛札雄一 GVB1'10"2721'13"2751'10"272
3位角岡隆志 CZ4A1'10"5371'16"7721'10"537
4位飯島賢治 GRB1'10"5921'14"6521'10"592
5位新井範正 CZ4A1'11"0501'14"0631'11"050
6位小野田了 CZ4A1'11"4701'17"3801'11"470
7位上原利公 CZ4A1'12"2221'19"875(P1)1'12"222
8位遠藤康浩 CZ4A1'12"5241'15"1501'12"524
9位前田好昭 GRB1'12"6521'14"6491'12"652
10位中嶋努 CZ4A1'12"8821'15"6051'12"882

概要
結果は15台中8位。
道具的には近年無いほどの好条件だったハズですが、全くそれを生かせず、未熟さを思い知らされたイベントとなりました。いろいろ言い訳したい気持ちでいっぱいですが、次戦は気持ちを切り換えて頑張りたいです。



エントリー
全日本ラウンドの中ではどちらかというと近場に該当する名阪ラウンドですので、迷うことなくエントリー。とは言え、2年前に一度走った事があるだけの殆ど経験のない会場。ま、全日本の会場はどこも殆ど走った事がないので、景色がイメージできるだけ気が楽ですが、面白いコースだとは思うけど、どうも攻め倦ねた記憶だけが残っていて、あまり印象は良くない会場だったりします。何とか日帰りで往復できる距離なので、できれば事前に一度走っておきたかったのですが、このところ仕事がバタバタしていてそれどころではありませんでした。ま、タカタも苦手意識を土日で何とか変えられたので、集中して走れば何とかなるのではと、期待しつつ、車両も3年目にしてようやくメンテしたりと、一応できる限りの準備だけはこなして本番を迎えます。



公開練習
何とか金曜日から入れないか考えたのは事実ですが、エントリーフィーを寄付するだけになるのは間違いなさそうでしたので早々に諦めました。
このところ、精神的に追い込まれているのを自覚しつつあり、あまり自分でも経験の無いようなウッカリミスを仕事で連発し、実はかなり気持ちが萎えていたのですが、何とか会場入り。言い訳になってしまいますが、これほど気持ちの乗らないイベントは久しぶりでした。
公開練習のコースは最近名阪方面で流行っているらしいフリーターンを含むコース。一本走った感じは、やっぱり難しい。フリーターンは少し変な動きをしたのが気になりますが、むしろそれ以外の普通のセクションの走れなさの方が深刻です。いくつかのセクションを見直して走った二本目は多少マシにはなりましたが、到底戦えるレベルにないことが判明。おまけに軽く考えていたフリーターンが回れないオマケ付き。タイヤのグリップが出てきたところだったので食っちゃったけどちゃんと走れば大丈夫だろうと軽く考えていたのが、今思えば最大の失敗でした。最近ターンが出来なかったことなどなかったので甘く考えていましたが、だからこそもう少ししっかり考えるべきでした。
結局公開練習のタイム的には入賞に届かない感じで終了。
明日は明日の風が吹くと気持ちを切り替えるように宿に入りました。
今思えば宿でも不吉な?事象にいくつか遭遇し、まともな状態ではなかったのかもしれません。
夜は僕だけチームは違いますが、STPの皆さんと宴会、ラーメン、コンビニとご一緒し、お腹いっぱいでグッタリでした。



決勝コース
そろそろフリーターンに飽きてるのではと予想する声をあざ笑うかのように、2発のフリーターンが設定される見る分には非常に面白い設定。ターン方向はほぼ選択の余地はないであろう感じ。スペースが厳しい訳では無いので、これまた深く考えなかったところで今回は終わってましたね。むしろ普通のコース部分の遅れを気にしてセットを決めてしまったのも後の祭ですが失敗でした。
毎回のように不安定な天候が続いていますが今回も例に漏れず午後から雨になるとの予報。それでもPN4までは持つだろうと信じて疑わなかったところも落とし穴でした。



第一ヒート
自分なりにやれるだけの準備はしてスタート。スタートしてからの感触は悪くなく序盤のフリーターン一つ目に進入。何気なく回し始めたターンが、ん?止まる?ちょっと予想外の挙動に集中が途切れ、続く外周路へのアプローチが中途半端に。その後二つ目のフリーターンは、少し気にしながら入ったつもりでしたが、これまた動きが悪く、後半でスライドが停止。訳が分からず立ち上がり、次の折り返しの進入も不用意に入ってしまいました。その後の外周路は、自分でもリズムの悪さを感じつつクリアすることになり、最終ヘアピンもかなり余らせながら旋回して戻ってゴール。タイムは、1'12"5でした。



第二ヒート
結局がっかりするほどのタイムで8番手で折り返し。フリーターンが二つとも回れないという前代未聞のトライとなりましたが、遅い原因はそこだけではなく、至る所でタイムを落としているようです。仲間からは、車おかしくない?明らかに加速してないよ、とのコメントまで頂きましたが、たぶん車のせいではなくて自分のせいだと思います。心当たりがあるアプローチの失敗なども多数繰り返してますので。
滅多に第二ヒートでセットを変えることはないのですが、このままでは終われないので、多少セットを変更し、何とかまともなタイムを狙いに行きます。
ところが、PN3の途中からでしょうか、ぽつりぽつりと冷たいものが・・・。天気予報によるとあと1時間くらいは持つはずと判断していましたが、若干天気の崩れが早まっているのか。ただ、まだ路面に影響があるほどではないので、何とかこのまま耐えて欲しい。車に乗り込みスタートラインへ車を動かしはじめてもまだ微妙な状態。早くスタートさせてくれー、と念じながらPN3のタイム変化に耳を傾けていると、ラスト3まではタイムアップのアナウンスが。しかしその後ゆっくりと雨脚が強まり、PN3ラスト2台はタイムアップできず。微妙な展開のままPN4が始まります。たとえコンディションが1秒落ちだったとしてもまだタイムアップは狙える、と信じて出走を待ちますが、いよいよ雨脚は強まりはじめ、徐々にタイムの落ち幅が大きくなっているようでした。スタートラインに着く頃にはワイパーなしでは走れず、スキール音も消え、路面は真っ黒。終わりました。
完全に集中が途切れましたが、精一杯走ろうと気持ちを切り替えてスタート。ちょっとアンダーオーバーの制御に苦心しつつ、特に高速セクションは完全にびびりモード。何とか無事ゴールして、タイムは、1'15"1でした。



終わって
参りました。結局第一ヒートの結果がそのままリザルトとなって8位で競技を終了しました。
会場入りする前から、何となくイメージが固まらない名阪のコースでしたが、その悪いイメージを土曜日に払拭することができず、ずるずると決勝1本目をスタートしてしまいました。迷いのあったいくつかの要素も、今冷静に考えればそれは無かっただろ、というポイントがいくつかあり、競技会場での不安定な精神状態を物語るかのような闘い方となった1日でした。
この所仕事面でもかなり切羽詰まった状態が続いており、気持ちの余裕が無かったのは確かですが、そんな状態でもしっかり気持ちを切り替えて戦うことが必要だと感じていますので、これを教訓にして今後はしっかりと取り組んでいきたいと思います。



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