1997JMRC神奈川ジムカーナシリーズ第7戦参戦記

7/6(日)、相模湖ピクニックランド、ドライ

1997JMRC神奈川ジムカーナシリーズ第7戦
順位ドライバー車名型式1-st try2-nd trybest time
1位市川尚彦アトム☆天才ランサーオセロットCE9A改0'47"8250'46"7920'46"792
2位高橋浩之トップスSFホリノΩ・ランサーCE9A改0'47"1270'47"7380'47"127
3位佐々木将人BRIG☆オセロット☆ランサーCN9A0'48"4590'47"3180'47"318
4位森本泰弘オセロットぼけねこインプレッサGC8改0'48"3490'47"5100'47"510
5位遠藤康浩シルエットアドバンランサーCE9A0'47"5610'48"0150'47"561
6位高橋淳子トップス★HORINOランサーCE9A改0'54"764(P1)0'48"8200'48"820
7位馬場靖典ISZアドバンBRIGランサーCE9A0'47"8540'48"2150'47"854
8位渡辺一浩ルーキーのランサー3CE9A0'48"3140'48"6690'48"314
9位浜中一輝ALBAシルエットランサーCE9A改0'49"1000'48"3610'48"361
10位長坂吉徳クレセント開成タイヤランサーCE9A改0'51"848(P1)0'48"4400'48"440

1.まえがき

 さて、先週から連ちゃんで神奈川戦が開催されました。場所を浅間台スポーツランドから相模湖ピクニックランドへ移しての第7戦です。相模湖は実は数回しか走行経験が無く、いま一つ策が見つかりません。が、第2戦ではそれでも3位に入賞していることから、自信を持って戦うことにします。
 週間予報では日曜のみ雨との予報でしたが、今週は記録的な猛暑に見舞われ、結局日曜日は雨くらい降ってくれぇと言わんばかりの猛烈な暑さとなることがほぼ決まりとなりました。
 さて、シリーズの方ですが、一週間前の第6戦で、入賞はしたものの6位となり、シリーズポイントもかなり離され、もう、一歩も引けない状態です。はっきり言って、今回を含めた残り4戦、全て1位か2位くらいでないと、チャンプの可能性は無いと言えるでしょう。そういう意味で、この第7戦に全てがかかっていると言えます。1カ月のブランクから、立ち直れたかどうかも鍵かな?

2.当日

 やはり、朝から物凄い暑さで、とてもひなたでタイヤ交換をする気になれないため、日陰を探してタイヤ交換をしてから、会場入りしました。8:00前というのに、物凄い暑さで、隣の高橋さんチームとパラソルを並べ、日陰を作って暑さに備えます。
 コースは1カ月前にクラッシュしたライン取りはなく、意識する心配は無さそうです。やはりサイドターンの回数はやたら多く、最近テールが振られ気味になるのを抑えることがポイントかと思われます。
 路面温度は当然のことながらかなり上がっていますが、セッティングはいつものドライセッティングとしました。
 今日は、高校時代のクラスメートが、私の応援に(邪魔しに?)、来てくれました。是非ともいいところを見せて、株を上昇させたいところです。

3.第一ヒート

 さっそく第一ヒートがスタート。直線で2速に入れ、奥の左コーナーを2速のままクリア。極力アクセルを開けて脱出しますが、サイドの沿石がちょっと気になります。そして下り気味に左コーナーへ向かい、ここも2速のままクリアします。しかし、ラインが中途半端だった様です。そしてやや登り気味に加速。左ターンを1速でサイドを軽くあて、1速全開から8の字へ。最初の左ターンでは、気をつけたせいかテールが振られすぎることはありませんでしたが、エンジンがストールぎみに。一生懸命アクセルを踏み、次の右サイドはうまくいきました。2速へ入れ、スラローム前で1速左サイド。このサイドもアクセルを緩め過ぎストールぎみになってしまいましたが、その後のスラロームはかなりうまくいった様子です。スラロームを抜け、きつい距離を右サイドで180度ターンし、アウト目に出て行きます。シケインを2速で進入し、左ターンで1速に落としすぐ全開。左ターンをサイドでクリアしややテールが振られ過ぎながら、ゴール前の右ターンもサイドをあて、今度はエンジンストール気味でゴール。タイムは47"5で、2位と、順位的にはまずまずです。

4.第ニヒートの対策

 順位は2位ですが、やはり第6戦と同様、全体的に走りが中途半端な感じで、なんとなくすっきりしません。特に、ターン後のアクセルの開け方が弱々しい感じです。アンダーを出してターンが辛いという感じはあまり無かったので、少しターン後の立ち上がりのエンジンストールに気をつけて走る事にします。
 路面温度はもう、とても手で触れないくらいまで上がり、走行の前半でどれだけタイヤを丁寧に転がせるかが、タイヤをたれさせないためには重要だと言っている人がいました。確かにそんな感じがしますが、あいにくそういう細かいテクニックは持ち合わせていないので、あまり気にしないことにします。
 まぁ、ターン後のエンジンストールがうまく解消できれば、上位進出は不可能では無いでしょう。がんばるぞ。

5.第ニヒート

 そして第二ヒートのスタート。直線を2速まで加速し、左コーナーを2速のままクリア。極力きっちりアクセルを踏んで、下り左コーナーへ。アウト目からややオーバーアクション気味でターンをして2速でクリアしますが、あまりきちんと向きが変わってくれませんでした。そして登りを加速して左ターンをグリップでクリアしますが、ちょっとアンダーを出して、アクセルを躊躇してしまいました。1速全開から8の字ですが、先程エンジンストールぎみだったので、ややアクセルを大きく開けると、今度はテールが大きくふられ、すぐ次の右ターンも当然その反動で大きなアクションでのターンとなってしまいました。めげずに加速し、2速から1速に落とし左サイドでスラロームに進入しますが、一度荒くなった運転は抑えきれず、やはりテールを大きく振ってしまいます。そのためかスラロームが一つ一つきつくなり、なんとかクリア。右サイドターンの後、シケインへはアウト一杯から2速で進入し、2速のままクリアしてしまいます。しかし、2速ではシケイン後半でほとんど加速できませんでした。シケインを抜けるとすぐに1速に落とし左サイドをあて、ややオーバースライド気味ですぐにゴール前の右ターンをサイドでややパイロンから離れたまま抜けゴール。タイムは48"1と、タイムダウンに終わり、順位も5位と押し出される結果になりました。

6.さいごに

 結局、あまり走りきれていない様子だったポイントリーダーの佐々木さんはきっちりタイムアップし、3位と、さらにポイントを離されてしまいました。この結果、シリーズチャンプはほぼ佐々木さんで決まりではないかという状況になっています。一方、最近表彰台に登れなくなっている私は、じわじわと3位以降に攻め寄られ、私、高橋さん、市川さんあたりが10ポイント以内で2位を争う形となってきました。
 あと3戦を残し、9月まで神奈川戦はありせんが、私も仕事が忙しく、7、8月はとてもジムカーナをやる余裕がありません。9月の神奈川戦第8戦前にはジムカーナの練習を再開し、とにかく、悔いの残らないシーズンとしたいと思います。一応、残り3戦を全て優勝すればまだチャンプの可能性はありますが、そううまくはいくはずありません。今まで習得してきたジムカーナのテクニックや考え方をフルに活用して、残り3戦を戦います。応援してください。



戻る
ホームへ戻る

last modified : 27/Jul/97
yasu-e@jms.jeton.ne.jp