1997JMRC神奈川ジムカーナシリーズ第6戦参戦記

6/29(日)、浅間台スポーツランド、ドライ

1997JMRC神奈川ジムカーナシリーズ第6戦
順位ドライバー車名型式1-st try2-nd trybest time
1位佐々木将人BRIG☆オセロット☆ランサーCN9A1'06"4951'04"5161'04"516
2位東仁ポインタープロマテックランサーCE9A改ミスコース1'04"6771'04"677
3位馬場靖典ISZアドバンBRIGランサーCE9A1'06"4971'05"0051'05"005
4位高橋浩之トップスSFホリノΩ・ランサーCE9A改1'06"2131'05"1711'05"171
5位市川尚彦アトム☆天才ランサーオセロットCE9A改1'06"0101'05"6001'05"600
6位遠藤康浩シルエットアドバンランサーCE9A1'06"3641'05"6271'05"627
7位岡田和浩オセロット☆レブリックランサーCE9A改1'06"4831'05"8271'05"827
8位長坂吉徳クレセント開成タイヤランサーCE9A改1'07"1581'06"1611'06"161
9位三間康CE9A改1'07"0701'06"2191'06"219
10位森本泰弘オセロットぼけねこインプレッサGC8改1'07"2211'06"2841'06"284

1.まえがき

 さて、ここまで神奈川戦シリーズ状況は、シリーズ1位の佐々木さんとは6ポイント差となり、じわじわと離されている感があります。また3位以降とは10ポイント以上離れており、混戦模様となっている用です。今回の6戦と7戦は、連続して開催されるため、一気にポイントを獲得したいと考えておりましたが、実は前回の神奈川戦第5戦後に車を壊してしまい、治ってきたのがつい一週間前と、1ッカ月ほど車に乗ることができなかったのです。果たしてこのブランクがどう影響するか、かなり不安を抱えての第6戦となりました。しかしながら、ここで離されるわけにはいかず、なんとか3位以内を狙います。
 やっぱり気になるのは路面状況。梅雨も真っ只中で、天気予報はあてになりません。しかし頼るものは天気予報だけしかなく、こまめにチェックすると、週末は台風の予報。最悪です。ところが、直前になって、台風は日曜の明け方に通り過ぎる確率が高くなり、日曜はドライの可能性が高くなってきました。しめしめ

2.当日

 土曜日の夜の予報では、日曜は晴れと聞き、安心して浅間台スポーツランドへ向かうと、浅間台の周辺だけが物凄い雨。完全に水たまりができて、本格的なウェットです。やられました。会場で参加車両をチェックすると、A4クラスでは、10台以上がラリータイヤを装着しているではありませんか。アドバンスカラシップ登録者までがラリータイヤを...。いのかぁ...。噂通り、5秒違うとすると、とてもポイントをゲットできるとは思えません。
 ところが、願いが通じたのか、競技開始までに雨はあがり、急激な温度上昇とともに路面はドライに変わりました。良かった良かった。
 今回の主催は烏帽子、どんなコースかと思えば、結構、各コーナーの入り口出口を広くとってある高速気味のコース設定になっています。ただ、スピードを乗せてGを切り返す様な感じではなく、スピードを乗せては減速し加速を繰り返す様なイメージです。ポイントは、島をかすめてシェルコーナーを抜ける部分、中盤付近の高速コーナー、ゴール前のギャラリー前からゴールまでのサイドセクションあたりかと思われます。
 1カ月のブランクを気にせず走れるかと、今回から投入する新タイヤRSがどれだけのものかが、一つのポイントになりそうです。路面温度はかなりあがってきましたが、セッティングはいつものドライセッティングとします。

3.第一ヒート

 そして第一ヒートがスタート。直線を3速まで加速し、2速で奥の左コーナーをクリアし、出口で1速に。軽くサイドをあてるつもりがタイミングが悪くサイドがきかず、すぐ加速。一瞬2速に入れすぐ1速に落とし排水口の水たまりを軽くよけながら軽くサイド。1速のまま加速し、奥で右サイドです。RSのグリップがいいのか、テールが振られ気味になります。そして、2速まで加速し、ブレーキングしながら島の一角に進入し、すぐ1速へ。ステアリングをぐりぐり切って、シェルコーナーを1速で抜け、2速へ。ここでは狙ったラインより車がインに付き過ぎ、出口がつらくなってしまいました。そして奥まで3速へ加速し、奥の高速コーナーを2速で、全開でクリア、と思ったら、これもラインが車半分くらいインに寄ってしまい、出口でアクセルを緩めステアリングで車を外に振ってクリアするというおそまつな走りになってしまいました。その後すぐ全開にし、島の中央に進入。2速全開から1速に落とし、軽い左サイドで島をクリアし、2速へ。この後は少し悩みましたが、比較的近めのラインをとり、1速に落として排水口をクリアして、2速へ。2速全開から島へ斜めに進入し、島の出口手前でブレーキングして軽く向きを変え、加速してギャラリー前パイロンへ。1速右サイドでクリア後、ライン取りが悪いせいか、2速に入らず、あせっているうちに左ターンが。あわててサイドを引き、加速時にエンジンストール。とにかく踏んで2速でゴール。タイムは1'06"3とまずまずの2位でした。

4.第ニヒートの対策

どうも走りきれていない感じです。ちょっと全体的にラインがインよりになっている傾向があります。タイヤが想像以上にグリップしているのか、しばらく走っていなかったせいで、感覚がずれているのか、いずれにしろ、もう少しきっちり走らないといけないでしょう。特に問題であった、奥の高速コーナーとシェルコーナー、最後の左サイドをきちんとこなし、表彰台を目指します。
 そして、第二ヒート時には、路面温度は手で触れないくらいまで上がり、前回の神奈川戦以上で、タイヤ的にかなりつらい状況になってきました。しかし、セッティングはそのままで行きます。

5.第ニヒート

 そして第二ヒートがスタートです。直線を3速まで加速し、2速で奥の左コーナーをクリアし、出口で1速に。軽くサイドをあて、すぐ加速。一瞬2速に入れすぐ1速に落とし軽くサイド。ここまではまずまずです。1速のまま加速し、奥で右サイドは、ちょっとパイロンを行き過ぎてしまい、テールが振られ気味になります。そして、2速まで加速し、ブレーキングしながら島の一角に進入し、すぐ1速へ。クリップを奥目にとる様一瞬待って、ステアリングを切りこみ、シェルコーナーを1速で抜け、2速へ。やはり狙ったラインより車がインに付き過ぎ、出口がつらくなってしまいました。そして奥まで3速へ加速し、奥の高速コーナーを2速で、少しクリップを奥目に取る様に心掛けますが、やっぱりラインが車半分くらいインに寄ってしまい、出口でアクセルを緩めステアリングで車を外に振ってクリアするというおそまつな走りになってしまいました。なにをやっているんだか。その後すぐ全開にし、島の中央に進入。2速全開から1速に落とし、軽い左サイドで島をクリアし、2速へ。第一ヒートと同様、比較的近めのラインをとり、1速に落として排水口をクリアして、2速へ。2速全開から島へ斜めに進入し、島の出口手前でブレーキングして軽く向きを変え、加速してギャラリー前パイロンへ。1速右サイドでクリア後、1速で走りきることに決め、左ターンへ。それでも左サイドは失敗気味で加速時にエンジンストール。とにかく踏んで2速でゴール。タイムは1'05"6とタイムアップはしましたが、6位となってしまいました。

6.さいごに

 今回は、どうも不満の残る走り方になってしまいました。やはり、私の様なレベルで1カ月も走らないことは、かなり問題の様です。ブランクのせいか、コーナーの攻め方にも躊躇があり、迷いも多かった様で、安全策をとってしまった傾向がありました。いつもなら、もっと違うアプローチをしたはずです。イベント終了後に練習会が開催されたため、いつもならこう走るという方法で走ってみましたが、格段にその方が良かったみたいです。うーん、後悔。ライバルたちにも、「あれができるなら、なんで本番でやらないんだ」と、厳しいお言葉を。
 優勝は、ポイントリーダーの佐々木さんで、一気に14ポイント離されたことになります。チャンピオン争いからは一歩後退してしまいました。まぁ、悔やんでもしょうがないので、残りの4戦は、後悔の無い走り方をしていきたいと思います。
 ここにきて思うのは、やはり経験が浅いせいか、今まで走ったことのない様なパイロン配置が出てくると、迷うんですよね。この辺りは、なんともしがたいところで、やはり経験を積むしかないんでしょうねぇ。

last modified : 13/Jul/97
yasu-e@jms.jeton.or.jp


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