1997JMRC神奈川ジムカーナシリーズ第5戦参戦記

6/1(日)、浅間台スポーツランド、ドライ

1997JMRC神奈川ジムカーナシリーズ第5戦
順位ドライバー車名型式1-st try2-nd trybest time
1位今関傑隆オセロット☆シルエットランサーCE9A改0'57"1030'56"2010'56"201
2位佐々木将人BRIG☆オセロット☆ランサーCN9A1'07"610(P2)0'56"2570'56"257
3位市川尚彦アトム☆天才ランサーオセロットCE9A改0'58"4090'56"8160'56"816
4位遠藤康浩シルエットアドバンランサーCE9A0'58"1200'57"1910'57"191
5位長坂吉徳クレセント開成タイヤランサーCE9A改0'59"1520'57"3950'57"395
6位森本泰弘オセロットぼけねこインプレッサGC8改0'58"4850'57"4360'57"436
7位高橋浩之トップスSFホリノΩ・ランサーCE9A改0'57"9900'57"7100'57"710
8位浜中一輝ALBAシルエットランサーCE9A改0'59"9510'57"9230'57"923
9位三間康CE9A改0'58"2550'59"2500'58"255
10位馬場靖典ISZアドバンBRIGランサーCE9A1'08"1560'58"5780'58"578

1.まえがき

ここまで神奈川戦シリーズ状況は、シリーズ1位の佐々木さんとは1ポイント差、3位の三間さんとは12ポイント差の2位という好位置につけています。今回は全10戦中の5戦目、丁度折り返しです。ASLをメイン会場とする千葉戦でもポイントリーダーに位置している佐々木さんを相手に、このASLでどこまで戦えるかが、ポイントになりそうです。できれば勝ちたいところですが、そう甘くはないので、最低2桁ポイント、なんとか3位以内を狙います。
 気になるのは路面状況。梅雨には入っていませんが、不安定な天候が続き、週末の天気が気になりますが、土曜日は雨で日曜日午前中は晴れ、そして午後には雷雨の可能性ありといった予報でした。ドライで1本でも走れればどっちみちドライ勝負になりますので、ウェットの心配は全くせず、当日に備えました。

2.当日

 夜中に雨が降った様子ですが、朝は晴れ。会場も若干水たまりが残りますが、競技開始時には無くなるでしょう。今日はラリータイヤ勢を気にする必要はありません。
 A4の参加者は、ほぼ決まった顔ぶれとなっていますが、なんとポイント3位の三間さんがミッショントラブルで自分の車が使えないとこのと。急拠クラブ員の車両でダブルエントリーとなり、三間さんにとってはつらい状況となりそうです。
 コースは、いつものハイスピードコースと若干イメージが違う感じの設定になっています。しかし、各コーナーとも入口出口が広く設定してあり、きっちり踏めてスピードを乗せられた者勝ちという感じです。
 路面温度はかなり上がり、触って若干熱い程度でしたので、セッティングはいつものドライセッティングからフロントのエアを0.1上げてみます。

3.第一ヒート

 そして第一ヒートがスタート。直線で3速まで加速し、緩い左コーナーで軽いブレーキングとともに車を安定させるため2速へ。すぐ加速後、右ターンを1速、サイドでクリア。テールスライドしながら全開で2速で奥のコーナーを抜け戻ります。左180度を1速サイドターンでクリアし加速後、2速に入れやや大きめの左ターンに進入。ここはアンダーを思い切り出しながらクリアし、その割には後半でアウトにはらむラインをとれず、お粗末な走りに。島を横切るセクションでは、その前のラインが悪かったせいか、ラインが中途半端になり、荷重もうまく切り換えせず、出口ではおおきくはらんでしまいました。そして2速まで加速後ギャラリー前の左180度へ。1速に落としサイドでクリア後、ややアウトにはらむラインを取りながら2速へ入れ島の中央へ進入。荷重の切り換えを派手めに行うと、激しくテールスライドしてしまい、その反動で、逆にもテールがあばれながら奥のコーナーへ。2速全開から高速左コーナーを丁寧にクリアして全開で加速。3速から1速に落とし島の一つを左まわりしますが、速度が落ち切れず、なんとかサイドをあて、アウト側の島ぎりぎりでテールスライドを維持して島を回り、ゴール前のスラロームへ。ゴール直前2速に入れゴール。タイムは58'1"と、3番手タイムでした。

4.第ニヒートの対策

 全体的に走りが中途半端な感じで、特に島を横切るセクションと、手前から奥へ向かうセクションのロスが大きい気がします。思ったよりグリップ感が少なく、突っ込み過ぎや派手なアクションは避けた方が良さそうです。
 トップとのタイム差は1秒程度あり、さらに上がりそうな路面温度で、1秒以上のタイムアップができるかが問題です。
 そして、第二ヒート時には、路面温度は手で触れないくらいまで上がり、タイヤ的にかなりつらい状況になってきました。しかし、セッティングはそのままで行きます。なんとか表彰台を目指して。

5.第ニヒート

 そして第二ヒートがスタートです。丁寧にスタートし、直線で3速まで加速。緩い左コーナーのアプローチは第一ヒートと同様、軽いブレーキングで2速に落とし、一瞬加速。奥の右ターンを1速サイドでクリア。そこからは全開で2速へ入れ、奥の右コーナーを抜け、車の向きを整えながら左180度へ。左180度を1速サイドでクリアし、先程アンダーを出しまくった緩い左コーナーへ1速全開で進入。1速アクセルオフで向きを変え、すぐに全開、2速へ。少しスピードを殺し過ぎた感じもありましたが、ラインは悪くなく、島の進入へ向け外へ外へ加速。問題の島を横切るセクションでは、第一ヒートと視点を変え、荷重を切り返すポイントを島の中央よりやや手前ぎみに狙います。先程よりかなりうまくいきました。島の出口で1速に落としてサイドを引くつもりでしたが、ここは動作と荷重移動が間に合わず、やや出口ではらみながら島をクリア。2速へ加速しながらギャラリー前の左180度へ。1速サイドでクリアし、ややアウトに向かいながら2速へ入れ島の中央へ進入。先程荷重移動が激し過ぎてテールが暴れたので、今度は控えめに荷重移動しますが、フロントのグリップ感が全く無く、今度は向きが変わらない状態に。アウト側の規制パイロンに近づきそうになったため、一瞬、軽くブレーキングで向きを変え、すぐ加速。まいったなぁと思っていると、3速にシフトアップするのを忘れ、2速でリミッターを数回きかせたまま奥のコーナーへ。2速全開のまま丁寧に高速左コーナーをクリアして全開で加速し3速へ。1速までフルブレーキングで落とし、島の一つを左まわりでクリアします。ここは、先程、テールスライドしたまま一周クリアしたのですが、タイム的にあまり良くないみたいだったので、今回は極力グリップで小さく、向きを変えるための軽いサイドを2回あててクリアすることにしました。進入で島に寄り、まず一回軽くサイドをあて、タイヤをグリップさせてから一瞬加速し、再び軽くサイドをあて、ゴールへ向かい、2速でゴール。タイムは、57'2"とトップから1秒落ちの4位でした。

6.さいごに

 結局、ポイントリーダーの佐々木さんは2位で、さらに5ポイント離されてしまいました。まぁ、優勝されなかっただけ、助かったというところでしょうか。3位の三間さんは上記した通り自分の車が使えず、下位に低迷してしまい、私とは若干離れた感じになりました。そして、3位以降がだんご状態になってきている様子です。トップに追いつきたいのはもちろんのことですが、気を抜くと下からすぐ追いつかれそうです。少し気を引き締めて次戦以降を戦って行きたいと思います。
 しかし、今回は自分の思い以上にトップとの差が大きく、ちょっと落ち込んでしまいました。全体的に消極的になっていたのかもしれませんね。直線コースが長いASLだけに、きっちり踏まないとタイムは出ないということでしょう。
 次の第6戦までには少し時間があるので、練習で少し走り方を見直し、なんとかポイントリーダー争いを続けられる様、頑張ろうと思います。おそらく、次の6戦、7戦が終わったあたりでほぼシーズンの行方が見えてくる様な気がします。この2戦は連続して行われるのですが、どちらもできれば1位、2位あたりをとっておきたいところです(ちょっと強気?)。


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last modified : 13/Jul/97
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