1997JMRC東京ジムカーナシリーズ第3戦参戦記

5/11(日)、浅間台スポーツランド、ドライ

1997JMRC東京ジムカーナシリーズ第3戦
順位ドライバー車名型式1-st try2-nd trybest time
1位古屋政紀リミッツ東京ランサーCE9A改1'04"6261'04"2531'04"253
2位漆原正新羽村・植村モータースランサーCE9A改1'05"2411'04"5771'04"577
3位東仁ポインタープロマテックランサーCE9A改1'05"5931'04"7791'04"779
4位佐々木将人BRIG☆オセロット☆ランサーCN9A1'04"9991'05"1921'04"999
5位山口晃一スノコYH丸平BRIGランサーCN9A1'05"8261'05"1271'05"127
6位西野弘高STPアドバンリジッドランサーCD9A1'05"2391'05"6861'05"239
7位加藤正隆STPαADVANインプレッサGC8改1'06"0621'05"2501'05"250
8位遠藤康浩シルエットアドバンランサーCE9A1'06"3351'05"3731'05"373
9位吉田健一マキシム-DL-ランサーエボ2CE9A改1'06"7721'05"4001'05"400
10位伊田和夫アドバンテトラリジットランサーCE9A改ミスコース1'05"4221'05"422

1.まえがき

自分の力を出し切れないのか、これが本当の実力なのか、どうも成績が悪い東京シリーズの第3戦に参戦してきました。会場を浅間台スポーツランドに移しての開催です。今回は、雨が降る気配も無く、安心してドライの準備をしました。一応、神奈川戦戦っている私としては、神奈川戦のメイン会場でもある浅間台スポーツランドだけに、なんとか入賞くらいはしておきたいところです。

2.当日

 前日帰りが遅く、あまり眠れなかったせいか、当日は久しぶりに眠いという気持ちを引きづりながら会場へ向かいました。折角大会に出るのですから、もう少し体調は整えておかないといけないなぁと反省してしまいました。
 会場へつくと、いつもの東京戦の面子に加え、地元千葉県戦勢や、元シードドライバーなどが続々とつめかけ、とても上位に入れる様な気がしなくなってきました。
 コース図を見ると、いつもの浅間台らしくない(というか、私にとってあまり経験のない)感じのレイアウトになっています。あまり練習したことの無い島回りが多く、この部分の攻略が今回の鍵を握りそうです。行ったり来たりという高速部分は少なく、折角高速コースを走れる様になってきたのに残念でした。落ち込んでもしょうがないので、とにかく島回りの走り方を考えることにします。2箇所ある、こまかく切り返して島を回るポイントでは、サイドをあてて振り返すか、グリップで丁寧に入ってサイドを1回だけあてるかに悩み、一つ目の切り返しはグリップで、ゴール少し前の切り返しはサイドをあてることにしてみました。
 慣れない島回りと少し高めの路面温度から、セッティングはリアのショックを1段上げてみることにしました。

3.第一ヒート

前回ようやく1ポイントを獲得できたため、中盤くらいからのスタート順でスタート。6500rpm程度でスタートし、直線を3速まで加速。フルブレーキングから左ターンへ。2速全開まで加速しながら島の一角へ向かいます。島の角で1速に落とし、グリップで右ターンしながら島へ進入し、一瞬加速後、すぐに左の島をサイドでターン。再び奥へ加速します。奥の右ターンはややきついため、1速に落とし、軽くサイドをあてクリア。1速全開から左180度ターンをサイドでクリアして再び島へ向かいます。2速全開から島には斜めに進入しますが、なぜかここでブレーキングしてしまい、あわてて加速しなおすというおそまつな走り方をしてしまいました。島に進入してからはブレーキングして1速に落とし、島の角の右ターンをグリップでクリア。アンダーを出しながら島に沿う様に加速して2速へ。ここからは島をぐるっと回りますが、2速のままクリアしてみます。しかしラインが中途半端でだらだらとギャラリー前へ。インを走るラインを選択し、右ターンで1速に落とし、左180度をサイドでクリア。全開で加速後、左にすぐターンするはずが、間違えて2速にいれて加速体制に入ってしまいました。すぐに間違いに気づき、1速に落として左方向へ。島の角の右ターンで軽くサイドをあて、一瞬加速後、左に見える島をやはりサイドでクリア。加速してほぼ直線ぎみにゴール。タイムは1'06"3でした。

4.第二ヒートの対策

やはり後半の島回りのタイムロスが大きい様です。また、ミスコースしかかったことも論外なので、このあたりに気をつけることにします。また、高速セクションでも躊躇が見られたことから、きっちり踏んで、3速まで入れることを心掛けるつもりです。目標は、4秒台です。しかし、慣れない島回りが多いせいか、眠気のせいか、イメージがクリアになりません。とにかく何度も何度も走行をイメージしたところ、第二ヒート前にはだいぶクリアになってきました。

5.第二ヒート

第二ヒートが始まると、4秒台を出す人が何人かいる様でした。そしてスタート。直線を3速まで加速し、左ターンへ。2速全開から3速へ入れ島の一角へ向かい、1速に落として予定通りグリップで島の一角を右ターンして島に進入。一瞬加速後、小さく回る様にサイドをあて、左ターンで島をクリア。2速全開まで加速しながら奥へ向かい、奥の右ターンはやはり1速に落とし軽くサイドをあて、1速全開まで加速。左180度をサイドでクリアして再び島へ。今度はきっちり3速まで入れ、アクセルオフで島に進入。島の出口で1速に落とし、右ターンはやや奥目にクリップをとってコーナーを抜け、直線部分で一気にアクセルを開けるとテールが流れ、左の規制パイロンに接触しそうになり、アクセルオフ。本来は2速に入れるつもりが、あせって、そのままグリップが回復後アクセルを開けるとリミッターが効き、すぐ右ターンが来るのでしかたなくそのまま1速で右ターンへ。2速で回るはずの島をしかたなく1速で小さく回り、すぐ2速へ。アウトへ膨らみながらギャラリー前へ戻って、右ターンで1速に落としますが、角度を大きく取ったせいでスピードが乗っており、1速に落とすと、ほとんどリミッターが効く速度でした。一瞬加速しますが、やはりリミッターが効いたままで左180度へ。サイドでクリアし、今度は方向を間違えない様に左へすぐターンし、1速全開で右ターンして島に進入します。この右ターンではサイドを軽くあてたつもりが、かなりテールが流れ、その勢いで次の左ターンも大暴れしながらクリアしてしまい、なんとか方向を整えてゴールしました。タイムは1'05"3で8位に終わりました。

6.さいごに

結局、後半のセクションでの乱れが大きく、タイムアップはしたものの、入賞すらできませんでした。他が良かっただけに、ちょっと悔やまれます。しかし、島回りの攻略法はなんとなく見えてきた気がしますが、少し練習しておかないとしんどい気がしますね。また、ちょっとしたきっかけで、走りが荒くなってしまうことも問題でしょう。次回の神奈川戦までには、このあたりが解決出来る様努力していきたいと思います。
まぁ、東京戦は、12位、10位、8位と、少しづつ上がってきてはいるので、次回はなんとか入賞できればなぁなんて思ってます。

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last modified : 28/May/97
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