1997JMRC東京ジムカーナシリーズ第2戦参戦記

4/13(日)、東京ベイサイドスポーツクラブ、ドライ

1997JMRC東京ジムカーナシリーズ第2戦
順位ドライバー車名型式1-st try2-nd trybest time
1位門倉幸弘DL☆MK湘南ラブラブランサーCN9A54"90054"23054"230
2位中林俊弥フィアレスRIGIDランサーCN9A1'09"970(P1)54"45054"450
3位古屋政紀リミッツ東京ランサーCE9A改54"94054"46054"460
4位津野和俊KWJラディッシュランサーCE9A改56"67054"69054"690
5位西野弘高STPアドバンリジッドランサーCD9A54"950ミスコース54"950
6位小野田了STPアドバンαスカイラインBNR3257"00054"96054"960
7位加藤正隆STPαADVANインプレッサGC8改55"41054"97054"970
8位富樫一也中林自動車シャフトPCランサーCE9A55"22055"58055"220
9位山口晃一スノコYH丸平BRIGランサーCN9A56"45055"49055"490
10位遠藤康浩シルエットアドバンランサーCE9A55"56056"05055"560

1.まえがき

県戦としては異例の参加台数が集まる東京シリーズ第2戦に参戦してきました。前情報によると、参加台数は175台程度とのことです。豊洲という恵まれた交通環境にあるせいか、第1戦に引き続き大盛況の様です。神奈川県民にとって、千葉や茨城、群馬などに点在する有名ジムカーナ場に比べると本当に近く感じられます。
このところ毎週の様に週末は雨が降ったため、ウェットでの戦いが多くストレスもたまりぎみだったのですが、今週末こそ晴れるとの予報。予報通り土日はとても良い天気となりました。今回は、我がチームの応援に会社の後輩君達が応援に来てくれるとのこと。なんとしても良い成績を収めたいところです。

2.当日

そして当日、久しぶりの良い天気の中会場へ向かい、途中お台場公園に立ち寄りましたが、良く遊びに来た7〜8年前と比べ、かなりきれいになっていました。そして会場へは6:50頃入りしました。第1戦の道路上のパドックと比べ、今回はコースが見える位置がパドックとなっているため、A4のみんなは喜んでいました。
A4の参加台数は34台と、大変なことになっています。中には、元Aシードドライバーや地区戦でも半分近くまで入ってしまう様な人も参加しており、とても優勝なんて期待できない感じです。しかし、きっちり走れば6位くらいには入れるのではないかと思われるため、とにかく6位入賞を目指します。
コースは、第1戦の様な目一杯外周を使った高速コースという感じではありませんが、かなりスピードは出そうなレイアウトとなっています。その一方で、要所要所を抑えていかないと次が辛くなりそうな場面が多く、このあたりをきっちり抑えられるかがポイントかもしれません。また、ゴール前の270度ターンも少しやりづらい感じで、第1戦の8の字同様、タイム差がつきそうです。
A1やA2車両の走行を見ていると、応援団がかけつけてくれました。ひどい結果だったりすると何を言われるかわからないので、是非ともいいところを見せたいところです。

3.第一ヒート

そして、前回ポイントすらとれなかったことから、A4車両の中では早めのゼッケンでスタート。セッティングはドライセッティングです。スタートは下り斜面で加速後ブレーキングしながら右ターンという設定となっており、そのブレーキング途中にスタート光電管がおかれているため、フル加速はせず、ゆっくりスタートして、丁寧に右ターンを軽くサイドをあててスタートします。滑る路面を丁寧に加速しながら2速に入れ、後半がきついS字をオーバースピードにならない様に抜けて、と思ったら、やっぱり前半でオーバースピードになり、S字後半ではアクセルをあまりあけられませんでした。S字の終わりで1速に落とし、一瞬加速後左ターンをサイドで。一瞬脱出方向を迷って、長めにテールスライドさせて加速。2速に入れ、アップダウンの頂点付近から丁寧に次のパイロンへ付ける様にブレーキングして右サイド。めずらしくブレーキもうまく決まりました。2速へ加速しながらギャラリー前へ戻りますが、ややラインがきつくなり規制パイロンの間を抜ける前に一瞬アクセルオフして車の向きを変え、再び2速全開まで加速。4輪とも外へ逃げながら、結構のりのりでギャラリー前を通過。直後右90度ターンをブレーキングしながらクリアしますが、ブレーキング開始が遅れたため、長めに向きが変わるまでブレーキングを続けてクリア。段差を気にせず加速し、パイロンがある頂上付近で軽くブレーキングして向きを変え、再び加速後、テールが暴れない様に丁寧にブレーキングして1速に落としサイドをあてて右ターンをクリア。これもめずらしく、丁寧に走ることができました。そして、S字気味に2速まで加速し、左高速ターンですが、進入角度がきつく、ブレーキングも遅れたため、荷重移動できず、無理やり1速に落とし、それでも曲がらないので、思わずサイドをひいてクリアしてしまいました。そして、めげずに2速まで加速し、またS字ぎみに最後のセクションへ進入していきます。最後のセクションの入り口では、最初のパイロン付近で早めに1速に落とし、左左とターンするパイロンを離れない様に丁寧にクリアし、左270度ターンへ進入します。ここは下りになっていることと、手前の微妙な加速区間のため、速度調節が難しく、ややオーバースピードぎみだった様でテールスライドし始めるとフロントが外へ逃げていくので、途中でもう一度サイドを引いてしまい、クリアしました。そして、かるいスラローム後ゴール。タイムは、55'52と、トップの0.6秒落ちの6位でした。

4.第二ヒートの対策

右奥の高速コーナーでのミスと、270度ターンの2度引きの割には、トップとのタイム差は小さく、結構いけるかもしれません。でも、どうやらパイロンタッチしている人がいたり、上位陣も結構ミスがあった様子です。とにかく、1本目大きくミスした場所をきちんとこなし、その他のきつくなってしまったラインなどを詰めていく様に対策します。また、第二ヒートはA2クラスが物凄いタイムで走っており、それらを見ると、アクセルを全開にしている時間が自分と比べてかなり長いことがわかりました。これを見習い、極力長い時間アクセルを踏める様、イメージを作ります。

5.第二ヒート

そして第二ヒートが始まり、路面温度がかなり上がってきましたが、セッティングは変えずに走ることにします。1本目と同様に、ゆっくりスタートして、テールが出過ぎ無い様に丁寧にサイドをあて右ターンをクリア。テールが滑らない様に丁寧に加速して2速に入れ、一瞬全開後、S字の後半でアクセルを踏めるラインが取れる様早めにブレーキングし、左のパイロンにつくようにします。そして、S字の後半は規制パイロンに触れない程度に全開。予定通りいき、S字の出口付近で1速に落とし、一瞬加速後左サイドターン。ややパイロンから離れながらも大きなロスなく決まり、右奥方向へ加速しながら2速へ。1本目と同様、アップダウンの頂点付近で丁寧にブレーキングして右サイドも、またまたいつもの自分らしくなく、うまくできました。2速へ加速しながらギャラリー前へ戻るところでは、1本目よりラインがきつくなってしまった様で、2速のまま規制パイロンの手前で一瞬アクセルオフしてギャラリー前へ全開で進入。右90度ターンも私にしては丁寧にクリアでき、全開。パイロンがある頂上付近での一瞬のアクセルオフを除き、極力アクセルを開けてみました。左奥の右ターンでは、テールが暴れない様に丁寧にブレーキングして1速に落とし軽くサイドをあてて右ターンをクリア。大きめのRをとって加速し、高速左ターンへ向かいます。高速左ターンがきつくならない様、大きくS字を切って進入し、気合でブレーキング&1速シフトダウンし、若干アンダー気味から車の向きがかわり始めてからアクセル全開。ややロス気味でしたが、私にしては良くできたみたいです。そのまま全開で2速に入れ、さらに全開にしていると、車の向きがおいしい方向へ変わり、そのまま全開で最後のテクニカルセクションへ。ここがあまりにもうまくいきすぎたせいか、急に熱くなってしまった様です。シフトダウンが遅れ、テクニカルセクションの最初のパイロンを少しすぎたところで1速にシフトダウンし、左左と続くターンでは速度がうまく合わず、左270度ターンのパイロンには付くことは付けたのですが、車速と荷重移動が悪く、なんと痛恨のサイドターン失敗。全くテールが流れず、グリップで270度を回ってしまいました。途中サイドをもう一度引きますが、無駄な努力と終わり、2速にシフトアップして軽いスラローム後ゴール。タイムは56"02と、タイムダウンに終わりました。ベストタイムは1本目となり、10位という結果でした。

6.さいごに

2本目の後半まで、めずらしく良かっただけに、最後の270度が悔やまれます。あの区間だけで、速い人の2秒落ち、自分の1本目と比べても1秒強のタイム差となっていた様です。ミスしたり、予想以上にうまく走れてしまったりすることで、突然熱くなってしまい、そのあとはいつもの自分に戻ってしまうみたいです。以前に比べると、かなり落ちついて走れる様になってきたと実感してはいますが、もう一歩といったところでしょう。前半から中盤までのセクションをうまく走れたことについては、自信を持ちたいと思います。まぁ、冷静に走れる区間がだいぶ長くなってきていることから、進歩していると考えましょう。最後まで冷静に走れる様になれば、結構いい線いくと信じて。
まぁ、東京戦では初のポイントゲットということで、喜ぶことにしましょう。次は大事な神奈川戦です。良かったところと問題点を忘れない様にし、課題は克服できる様練習をして、納得のいく結果を残したいと思います。
最後に、この日応援に来て頂いた皆様ありがとうございました。気持ちとしては、表彰式あたりまで見て欲しかったのですが、この結果ではね。もう少し努力しますので、懲りずにまた見に来て下さい。

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last modified : 5/May/97
yasu-e@jms.jeton.ne.jp