大体ジムカーナって面白いのか？

　個人的にジムカーナの最大の魅力は、自分の腕で真剣勝負ができるところにあると思います。100分の1秒以下まで正確に計測され、優劣が付けられる。どんなに言い訳したって、速かったものが勝ちだ。 　面倒なルールがあるのも、イコールコンディションで闘うためのもの。最近では改造範囲が広がって、イコールの車を作ることも難しくなってきているが、ルールの無い（というか無茶苦茶広い）ストリートに比べれば十分テクニックで真剣勝負できる世界といえるでしょう。
　泣くほど嬉しい、悔しくてほんとに涙が出る、これほど真剣になれることって、身近にあるだろうか？ジムカーナは、割と簡単にそういう真剣勝負の場に入り込むことが出来るのだ。

　ま、それ以前に、クローズドされたコースで全開走行してみたら、病み付きになるのは間違い無いでしょう。ストリートでの全開なんて、ハーフスロットル以下だったということに気づきます。

どんな物に参加？

　ジムカーナへの参加には大きく分けて２種類あると思われます。一つは、これに出てこそジムカーナの楽しさがわかるという、競技会（イベント）への参加。もう一つは、ジムカーナのテクニックを磨くのにもってこいの練習会への参加。どちらが楽しいか？と言われたら、当然イベントと答えますが、ジムカーナの経験が無い人にとって、それはあまりにも敷居が高いかもしれません。もちろん、俺は（私は）練習なんかしなくたって自信があるぜ（あるわよ）って人は、最低限のルールをおさえていきなりイベントに参加するのもいいかもしれません。でも、ある程度、ジムカーナ的な走り方やテクニックを知ってからイベントに参加した方が安全ですし、楽しめるのでは、と思います。
　ですから、全く経験が無いのでしたら、まずは練習会に出てみたらいかがでしょう？練習会と言っても、タイム測定してくれる場合が多いので、上手な人や同じ車の人と比べたり、友人と競ったりする楽しみもあります。その前に、どうしてあんな風に走れるのかと、驚くかもしれません。人の車の助手席に乗せて貰うだけでも非常に勉強になります。

どんな練習会に参加？

　練習会とはいっても多種多様ですが、初心者オッケーという練習会に参加するのが初めはいいと思います。どうやって探すかですが、モータースポーツ系の雑誌に練習会情報が掲載されていますので、そちらを探すのが手っ取り早いと思います。都合の良い日や気に入った会場の練習会があれば、主催者に電話してみましょう。もちろん、知人や友人にジムカーナ経験者がいればそういう人に聞いてみたり、モータースポーツをやってそうなショップに尋ねるのも手です。最近では、ジムカーナ系のWebSiteも増えてきていて、練習会情報を掲載しているきくりんさんのページKikurin's Garageあたりも非常に参考になります。一人で参加するのもなかなか勇気が要るよなぁ、って人は私と一緒に参加しましょう。とりあえず練習会参加予定が立ったら本サイト上にてお知らせしますので、都合が合う様ならご一報頂ければ、ご一緒できると思います。

どんなイベントに参加？

　イベントもこれまたたくさん種類があって、迷ってしまいそうですが、折角出るのですから、それなりの結果が出そうな大会を選択するのがいいと思います。いきなり全日本や関東シリーズに申し込んでも受理されないでしょうし。
　イベントには大きくわけて、ライセンスが必要なイベント(JMRC各都県シリーズやJAF関東シリーズなど)と、ライセンスの不必要なイベント(JMRC県シリーズのクローズドクラスや、G6ジムカーナ、富士フレッシュマンジムカーナなど)があります。
　選ぶポイントはいくつかあると思いますが、自分の車に合ったクラスが設定されているものがいいと思います。例えば、自分の車はほとんどノーマル車両なのに、改造範囲の広いAクラスしか設定されていないイベントに出ても辛い場合が多いですから。また、同じようなクラス設定がされていても、シリーズによってレベルが若干違ったりしますので、まずはライセンスの不必要なイベントに参加してみるのがいいかもしれませんね。その手のシリーズは初心者にもやさしく、楽しい雰囲気を持ったものが多いですから。
　私も、ジムカーナを始めた年は、JAFとかJMRCとか訳のわからない名称が付かないスピードマインドジムカーナ関東シリーズ（今は無いんですが）ってのに参加することから始めました。自分の車や腕のレベルなりの大会に出ることが、一番楽しめると思うし、で仲間も増えますから。
　自分がイベントに参加した際の一連の手続き等をこちらに掲載してありますので、参考にどうぞ。