ショートカットキーを使いやすいように変える

Wordを使いこなしてゆくと、頻繁に使う操作をマウスで行うのは意外と面倒になります。そこで、使ったことのない既定のショートカットを、よく使う機能に置き換えてあります。例えば、

Ÿ         インデント は、[Ctrl]+[M]
 (解除は、[Shift]+[Ctrl]+[M])

Ÿ         1行目のインデント は、[Ctrl]+[T] (既定)
 (解除は、[Shift]+[Ctrl]+[T])

更に、記号を入力する機会が多いので、

Ÿ         “きごう”と入力して、[F5]キーで【文字一覧】を表示させる

ようにしています。

キーボードのユーザー設定

これから行う設定は、【キーボードのユーザー設定】画面で行います。
これは、そのための画面を出す方法です。

1.         [ツール]メニュー==>[ユーザー設定]をクリックします。

2.         [キーボード]ボタンをクリックします。
==>【キーボードのユーザー設定】画面になります。


インデントに [Ctrl]+[M] を使う

【キーボードのユーザー設定】で、次を入力します。

Ÿ         分類:“書式”を選択(クリック。以下、同じ)する。

Ÿ         コマンド:“IndentChar”を選択する。

Ÿ         割り当てるキーを押してください:[Ctrl]+[M]を押す。

Ÿ         現在の割り当て:Indent と表示される。

Ÿ         [割り当て]ボタンをクリックする。

インデントの解除に [Shift]+[Ctrl]+[M] を使う

【キーボードのユーザー設定】で、次を入力します。

Ÿ        分類:“書式”を選択する。

Ÿ         コマンド:“UnIndentChar”を選択する。

Ÿ         割り当てるキーを押してください:[Shift]+[Ctrl]+[M]を押す。

Ÿ         現在の割り当て:UnIndent と表示される。

Ÿ         [割り当て]ボタンをクリックする。

1行目のインデントに [Ctrl]+[T] を使う

【キーボードのユーザー設定】で、次を入力します。

Ÿ        分類:“書式”を選択する。

Ÿ         コマンド:“IndentFirstChar”を選択する。

Ÿ         現在のキー:Ctrl+T と表示される。(確認のみ)

1行目のインデントの解除に [Shift]+[Ctrl]+[T] を使う

【キーボードのユーザー設定】で、次を入力します。

Ÿ        分類:“書式”を選択する。

Ÿ         コマンド:“UnIndentFirstChar”を選択する。

Ÿ         現在のキー:Ctrl+Shift+T と表示される。(確認のみ)

Wordの[F5]キー機能を解除する

Wordの[F5]キーは、[編集]メニュー==>[ジャンプ] に割り当てられています。
記号の入力時、MS-IMEの[F5]キーを使うには、Wordの[F5]キーを解除しておかないと、Wordの方が優先されてしまうためです。

【キーボードのユーザー設定】で、次を入力します。

Ÿ        分類:“編集”を選択する。

Ÿ         コマンド:“EditGoto”を選択する。

Ÿ         現在のキー:“F5”を選択する。
(Ctrl+G は残しておく)

Ÿ         [削除]ボタンをクリックする。

Ÿ    [閉じる]ボタンをクリックする。

参考)Wordのヘルプ

ヘルプには次のように書かれています。

Ctrl + M

段落を左端からインデントする。

Ctrl + Shift + M

左端からの段落のインデントを解除する。

Ctrl + T

ぶら下げインデントを設定する。

Ctrl + Shift + T

段落の最初の行のインデントを解除する。