Wordで使えるショートカットキーをヘルプで調べる

はじめに

「ショートカット」とは、「近道」の意味です。

右図は、デスクトップにあるOutlook Expressを起動するアイコンの例です。
アイコンの左下に小さな矢印が付いています。これは「ショートカット」であることを示しており、「ショートカット アイコン」と言っています。

Outlook Expressを起動するには、

(1)マイコンピュータを開く(2)ドライブC: を開く(3)Program Files フォルダを開く

(4)Outlook Express フォルダを開く(5)Msimnを開く

が正式な方法です。これが、デスクトップのアイコンを開くだけで起動できます。

このように、「数ステップの操作を1ステップで行える」ので、ショートカット(近道)と言われています。

デスクトップにあるショートカットは全てアイコンです。そこで「ショートカット アイコン」と呼びます。キーボードで行なうのを「ショートカット キー」と言います。

《小目次》

Wordで使えるショートカット キー

頻繁に使用するショートカット キー

段落を配置するショートカット キー

ショートカット キーのユーザー変更例

Wordで使えるショートカット キー

では、Wordにはどのようなショートカットが用意されているのでしょうか?

Word2000で使えるショートカットキーを、ヘルプで調べてみました。

1)Wordの[ヘルプ]メニュー==>
[Micorosoft Wordヘルプ]をクリックします。

2)[キーワード]タブをクリックします。

3)“キーワードを入力してください”欄に“ショートカット”と入力し、

4)[検索]ボタンをクリックします。

5)“トピックを選択してください”欄の“ショートカット キー”をクリックします。

6)右側に次のように表示されます。

 


目的に合ったトピックをクリックしてください

一般的なショートカット キー

文字列操作とグラフィック操作のショートカット キー

文書管理と書式設定のショートカット キー

表示と印刷のショートカット キー

Word で作業する際の一般的なショートカット キー

WordPerfect から移行したユーザーのためのショートカット キー

ここで、

一般的なショートカット キーをクリックし、

繁雑に使用するショートカット キーをクリックする

と、次のように表示されます。

頻繁に使用するショートカット キー

メモヘルプ トピックのウィンドウを画面全体に表示にするには、

Alt キーを押しながら Space キーを押して、次に X キーを押します。

ウィンドウのサイズと表示位置を元に戻すには、

Alt キーを押しながら Space キーを押して、次に R キーを押します。

ヘルプ トピックを印刷するには、Ctrl キーを押しながら P キーを押します。

キー操作

目的

Ctrl + Shift + Space

改行をしないスペースを入力する。

Ctrl + -

改行をしないハイフンを入力する。

Ctrl + B

文字を太字にする。

Ctrl + I

文字を斜体にする。

Ctrl + U

文字に下線を付ける。

Ctrl + Shift + <

フォント サイズを小さくする。

Ctrl + Shift + >

フォント サイズを大きくする。

Ctrl + Q

段落の書式設定を解除する。

Ctrl + Space

文字列の書式設定を解除する。

Ctrl + C

選択した文字列またはオブジェクトをコピーする。

Ctrl + X

選択した文字列またはオブジェクトを切り取る。

Ctrl + V

文字列またはオブジェクトを貼り付ける。

Ctrl + Z

直前の操作を元に戻す。

Ctrl + Y

直前の操作を繰り返す。

段落を配置するショートカット キー

ヘルプには、次のように書かれています。

キー操作

設定内容

Ctrl + E

段落を中央揃えにする。

Ctrl + J

段落を両端揃えにする。

Ctrl + Shift + D

段落を均等割付にする。

Ctrl + L

段落を左揃えにする。

Ctrl + R

段落を右揃えにする。

Ctrl + M

段落を左端からインデントする。

Ctrl + Shift + M

左端からの段落のインデントを解除する。

Ctrl + T

段落の最初の行のインデントを設定する。

Ctrl + Shift + T

段落の最初の行のインデントを解除する。

Ctrl + Q

段落の書式を解除する。

私はショートカットキーをよく使う方でしょう。上記のうち

Ctrl + M とCtrl + Shift + M は使い勝手が悪い

ので、次のように変更しています。


ショートカット キーのユーザー変更例

(1)  [ツール]メニューをクリックします。

(2)  [ユーザー設定]をクリックします。

(3)  [キーボード]ボタンをクリックします。

(4)  <分類>の書式を選択、

<コマンド>のIndentCharを選択、

<割り当てるキーを押してください>にカーソルを移し、[Ctrl]+[M]を押下、

[割り当てる]ボタンをクリックします。

(5)  同様の方法で、

<コマンド>のUnIndentCharを選択、

<割り当てるキーを押してください>にカーソルを移し、[Ctrl]+[Shift]+[M]を押下、

[割り当てる]ボタンをクリックします。

(6)ダイアログボックスを閉じます。

参考)[Ctrl]+[M]の規定値の<コマンド>は、Indentです。

[Ctrl]+[Shift]+[M]の規定値の<コマンド>は、UnIndentです。