山鹿市中心市街地活性化基本計画報告書

Y.テーマ別事業・施策展開の方針

4.八千代座から発信しよう

A. 八千代座をフルに活用するために

重点施策
★【A-1. 八千代座の運営組織づくり】
●トータルコーディネート組織
●365日対応の運営組織
●サーポーター的組織
●興業者と区別した管理運営組織の財団法人化
  (利益を地域に還元)

【A-2. 八千代座周辺環境整備】
●運営のための駐車機能の確保
●案内誘導サインの充実
●八千代座前広場の設置
【A-3. 市民の文化拠点利用の促進】
●八千代座の市民の文化拠点としての活用
●利用の限定はせずに、市民の自由な発想での多様な活用を受け止める
  ・市民会館の充実・改善による八千代座とのすみ分けに考慮する
●市民劇団の結成
【A-4. 八千代座のソフトメニューづくり】
●運営マニュアル
●イベント
●食事サービスの提供
●建物見学への対応
  (舞台機構などの建物の魅力を紹介する)
●市民が広く使えるようにする
  (わがまちの誇り意識の醸成)
  ・小中学校の社会学習の場として利用
●会員制度・市民割引の検討
【A-5. 八千代座のPR戦略づくり】
●多方面での活用によるPR戦略
●情報誌の発行

B. 八千代座を中心に楽しめるまちづくり

重点施策
★【B-1. 中心市街地活性化に資する駐車場の整備】
●車を停めてから中心市街地(特に豊前街道)を通って八千代座へ行くような位置での駐車場の確保
●駐車場と八千代座を結ぶソフトな仕掛けの検討(人力車・馬車・かご・電気自動車等での送迎)
●大正時代での八千代座の復元に合わせて、大正ロマンの雰囲気のレトロデザインのバスなども良い
重点施策
★【B-2. 八千代座と連携した商業活動の推進】
●八千代座へ来る客の商店街としての対応
●「演劇のまち」としての統一的な雰囲気を持って、食事や買い物が出来るような商店街づくり
●八千代座公演時における協力体制の充実
  (お茶の接待、声掛け、案内、イベント企画等)
●八千代座公演時の商店街・旅館との連携
  ・八千代座観劇宿泊パック
  ・商店街のセール実施
  ・公演へ来る人への商店街からのおみやげ提供(試供品や宣伝用の   サービス品等)
  ・鹿本管内の観光地とのタイアップ

重点施策
★【B-3. 八千代座と連携した温泉施設の運営】
●公演チケット等に入湯券を付ける
●公演時での温泉イベントの企画

重点施策
★【B-4. 八千代座資料館の整備】
●八千代座のあゆみを伝える資料館の整備
  ・豊前街道沿いの蔵や屋敷の活用(空店舗利用)
  ・公演風景のモニター設備
●八千代座思い資料館の整備
  ・山鹿市民へのアピールが重要(八千代座に関わった山鹿市民の思    いを伝える)
  ・小中学校の社会学習の場として利用
●資料館運営のボランティア育成

【B-5. 八千代座を中心とした観光拠点ゾーンの形成】
●オープンスペースの整備
●周辺の道路(豊前街道及び小路)の環境整備
●八千代座の雰囲気と合わせた街並みや商業・観光機能の充実
【B-6. 八千代座を中心とした歴史環境誘導の仕組みづくり】
●豊前街道と八千代座の一体的雰囲気づくり
  ・街並み条例などの活用

C. 八千代座と連携した千代の園・天聴の活用

重点施策
★【C-1. 豊前街道を中心とした回遊動線の環境整備】
●千代の園周辺と八千代座周辺を結ぶ動線の快適化
  ・豊前街道の環境整備
  ・豊前街道沿いの回遊性の向上
●豊前街道でのソフトな仕掛けの検討(人力車・馬車・かご・電気自動車等での送迎)
重点施策
★【C-2. 3つの拠点の個性を活かしたまちなかの魅力づくり】
●楽しんで味わうことのできる試飲場のあるまち
●ライブスポットのあるまち
●演劇文化を楽しむところのあるまち
重点施策
★【C-3. 千代の園の活用プログラムの充実】
●千代の園における酒づくり文化の発信
  (旅館や商店街と連携したプログラムの検討)
重点施策
★【C-4. 天聴の蔵の活用プログラムの充実】
●天聴の蔵における文化イベント企画の充実
●様々な活用方向の検討
  ・小劇場(第二八千代座)
  ・観光物産館
  ・八千代座資料館など
●TMO(街づくり会社)の拠点としての整備


 


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