山鹿市中心市街地活性化基本計画報告書

Y.テーマ別事業・施策展開の方針

3.歩きたくなるまちの交通環境をしっかり

A. 歩きたくなる雰囲気づくり

重点施策
★【A-1. 歴史的みちすじ環境整備】
●歩行者優先のための工夫
  ・現道幅員内で歩行者優先の歩車共存道路
  ・進入制限による快適な歩行者空間の確保
●豊前街道のプロムナード化
●歩行者向けのネットワークの形成
  (歴史的みちすじの活用)
  ・豊前街道、兼松往還、菊池往還、旧国道3号線(馬車道)、小路を軸   として核となる施設を結ぶ
  ・下町商店街と菊池川、温泉街の動線強化
●ネットワークの環境整備
  ・電線地中化の促進
●バリアフリー化

重点施策
★【A-2. 歴史的みちすじの「あかり」づくり】
●山鹿のイメージにあった街路燈の整備

重点施策
★【A-3. 歩いてでも来たくなる「店」の魅力アップ】
●女性を引きつける魅力ある店の雰囲気づくり
●ライフスタイルを提案する店づくり
●単にものを売るだけでなく、暮らしに役立つ情報も同時に提供できる店づくり
●山鹿の歴史と文化のイメージにあった飲食店づくり(和風のフランス料理・土間でのイタリア料理のテイクアウト等)
●夜でも魅力ある店づくり (酒以外の飲食・喫茶など)
●外部資本(市外)の導入による店づくり

重点施策
★【A-4. 歴史的みちすじに合わせた「商店街」づくり】
●それぞれのみちすじのプロムナード化に合わせた商店街の雰囲気づくり
●女性を引きつける雰囲気をもった歴史景観のある商店街づくり

重点施策
★【A-5. 魅力の観光スポットづくりとネットワーク化】
(豊前街道沿いを楽しく歩くための魅力化)
  ・美術館、博物館などの分館的なギャラリー、ホール
  ・観光スポットのネットワーク化
  ・シンボルになる施設の設置(時計台など)
  ・名所、旧跡巡り観光遊覧コースの設定(バス会社とタイアップ)
  ・休憩所の設置

重点施策
★【A-6. 歩きたくなる情報提供戦略づくり】
●PR戦略
  ・路地を使った観光周遊ルートづくり
  ・回遊マップづくり
 ●情報提供の方法の検討
  ・情報マップをインターチェンジ、GS、コンビニなどに置く
  ・インターネットの利用・活用
  ・コミュニティFM局の開局

重点施策
★【A-7. 公衆トイレの充実】
●わかりやすく清潔で、誰にでも利用できる公衆トイレを中心市街地に充実させる

重点施策
★【A-8. 歩きやすい案内・誘導サインの充実】
●観光案内ガイド
●サインの整備

【A-9. 歴史的みちすじの「お休み処」づくり】
●楽しく歩き、楽しく憩う魅力づくり
  ・道の公園の活用・再生
  ・湯の端公園の活用・再生
  ・まちかど広場の整備(未利用地の活用)
  ・菊池川の千本桜構想
【A-10. 歴史的みちすじの「店のあかり」づくり】
●店とみちが一対となるあかりの創出

【A-11. 山鹿市座関連グッズの商品開発】
・まちなかの魅力づくりとして八千代座、古墳、温泉関連のグッズを売る店を

【A-12. 映画館等の娯楽機能の充実】
●小規模で個性のあるミニ映画館の開設

B. 交通アクセスの充実

重点施策
★【B-1. バス利用の利便性向上】
●バスターミナルの改善
  ・プラザファイブ周辺にバスルートを集中させ
   るためのバスターミナル機能の強化
●バスサービスの充実(巡回バスなど)
  ・城北環状バスの運行(鹿本郡市周辺)
  ・市内環状バスの運行
   (例:東京都武蔵野市「ムーバス」など)
  ・低公害車・低床車バスの導入
重点施策
★【B-2. 広域アクセスの充実】
●空港やJRへのアクセス性の向上
 (幹線バスの運行)
●高速バスの利便性の向上(植木・菊水インター
  と山鹿中心部とのアクセス手段の充実)
●川下り(鹿本七城←→山鹿)事業との連携

重点施策
★【B-3. 中心市街地内道路案内システムの充実】
●山鹿の良さが感じられる案内サインの充実
●山鹿の良さが感じられる案内マップの充実

【B-4. 都心環状道路網の確立】
●4つの交通・交流拠点の形成
  ・歴史文化拠点(北東)・商業交流拠点(北西)
  ・生活文化拠点(南西)・交通交流拠点(南東)
●4つの交通・交流拠点を結ぶ都心環状道路の整備
                   ※「山鹿市都市計画マスタープラン」より

【B-5. 国道325号の魅力化】
・バイパス化、停車場化、車専用の地下道化
・交通緩和を図り、歩行者空間の充実

【B-6. 自転車利用環境の充実】
●レンタサイクルの充実
●サイクリングロードの中継点を中心市街地に
●駐輪場の整備

【B-7. タクシー乗り場の設置】

C. 駐車場の充実

重点施策
★【C-1. 広域・観光対応の大規模駐車場の確保】
●観光客、買い物客が利用できる駐車場の適切な配置
  ・国道沿いの観光バス対応駐車場の確保
   (道の公園・千代の園)
  ・主要観光施設に対応した駐車場の確保
  ・湯の端公園での観光バス対応の駐車スペース確保
  ・既存駐車場(公共施設等)の有効利用
  ・菊池川河川敷スペースの活用
重点施策
★【C-2. 利用者の立場に立った駐車場運営の工夫】
●駐車料金の工夫
  ・買物による割引や無料化の検討
●24時間営業の駐車場
●高齢者・障害者に利用しやすい駐車場の整備
重点施策
★【C-3. 既存駐車場の有効利用】
●民間駐車場の複合的な利用
●公共施設駐車場の一般開放
●特に、旧国道3号線(馬車道)沿いでの展開
【C-4. 豊前街道へのアクセスに配慮した駐車場の充実】
●都市計画道路西中町泉線沿いでの中小規模駐車場の積極的な誘導
●文化会館用地における駐車機能の導入
【C-5. 駐車場からまちへの誘導】
●小路(しゅうじ)によるアクセス環境の充実


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